moralistさま
書き込みありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
先日精神科に対する訴訟について新聞報道がありました。ネットでは配信されていないようなので、ここで全文引用いたします。
2003年12月28日付「朝日新聞」大阪版朝刊より
「ミスで死亡」患者遺族提訴 神戸の病院
うつ病の治療で神戸市の垂水病院に入院していた同市の男性(当時53)が死亡したのは医療ミスが原因として、男性の母親(84)が、病院を経営する財団法人復光会(千葉県船橋市)を相手に約9200万円の損害賠償を求める訴訟を千葉地裁に起こした。
訴状によると、男性は6月20日に入院し、継続的に精神安定剤「セレネース」の投与を受けた。同日24日頃から副作用でたんが切れなくなり、気管に異物が詰まって肺炎を併発。同26日夜、看護士が10分ほど離れた間にたんが気管に詰まって呼吸が停止し、心停止の状態となった。転院したが7月11日に死亡した。
母親は、病院が1,肺炎併発時点でセレネースの投与をやめるべきだった。2、常時、呼吸管理をすべきだった、と主張している。
復光会の代理人の弁護士は「病院に過失はないと考えているので事実関係については争う方針だ」と話している。
皆さんは、神経内科と精神科の違いを十分ご存知ですか?私は知りませんでした。
統合性失調症等は精神科でないと手におえないと誰もが思いますが、鬱、不眠などは精神科でなく神経内科を第一選択肢にするのが人情だと思います。神経内科でも鬱に対していろいろな坑不安剤、不眠に対してハルシオン及びそのジェネリックを処方できますが、これで駄目な場合良心的な医師なら、十分可能性を考えて精神科を紹介してくれます。
不眠が続くといろいろな精神障害を引き起こす原因になるので、精神科医に転院して寝つきの悪いタイプ、中途覚醒、早朝覚醒等症状に合わせた睡眠薬を処方してもらったほうがいいと思います。効き目がない患者にハルシオンを処方するのは藪医者です。
私はさらに輪をかけた藪医者に通院していました。無知とは悲しいものです。
私は、1998年から鬱状態になり静岡県駿東郡長泉町竹原の○○神経内科クリニックに通院しました。
後に不眠症になり、ハルシオンを求めたのですが処方してもらえず、2000年に長い間の不眠で錯乱状態に2回なり幻覚まで生じたのですが、○○医師はそれでも鬱状態と診断を変えませんでした。
この年不眠にも関わらず会社からカナダ出張を命ぜられ、○○医師に相談したら大丈夫と無責任に太鼓判を押され、実際は1ケ月近く全く眠れず、救急車で精神病棟に運ばれました。
帰国後、○○医師に精神病棟で服用していた薬を見せたら初めて自分の誤診に気が付き、精神科医を紹介してくれました。
精神科医にはじめて病状教えてもらったのですが、私は躁鬱病で私の不眠が長く続いて生じた錯乱は躁的錯乱というものだそうです。
カナダの件で退職勧告され失業しました。
また、障害年金を請求するため、現在通院している精神科医から現在の状態の診断を書いてもらい、いろいろな書類を集めたのですが、○○医師の受信状況証明書は9月から年末まで、再三記載を依頼しているのですが、書くそぶりをみせるだけで書こうとしません。
三島市、長泉町、沼津市にお住みの方、藪で無責任な静岡県駿東郡長泉町竹原の○○神経内科クリニックで診察を受けるのは絶対避けましょう。
皿澤さま
ありがとうございます。こんごとうもどうぞよろしく。
ちょっと更新できないのですが、いずれ、リンクはらせていただきます。
kkkさま
張られているリンク、クリックしても飛ばないから、多分間違いです。
できれば、もう一回トライしてみてください。
日本赤十字社医療センターの森岡恭彦元医院長、永山素男元部長、新名郁子副部長、土井弘壹部長代理、増田寛次朗医院長、加藤善久副医院長、坂東隆文副医院長は、医療ミスがあったことを認めているにもかかわらず、8年間も医療ミスに対して何も経済的損失や精神的苦痛の補償をしないでいます。
管理人さま。私も「精神分析」を2年受け、そのあげくに「精神病院」に入院させられました。その時の主治医に対しては、正直《殺意》を抱いています。
その恨みは一生消えることはないでしょう。
どうぞ、故人の悲しみ、恨みを晴らしてあげてください。
裁判、応援しています。
『前進友の会』
http://zenshi-tomonokai.hp.infoseek.co.jp/
皿澤さま
リンクさせていただいたのですが、ご連絡をせず申し訳ありませんでした。
書き込み、リンクの許可と理解させていただきます。当事者が声をあげていくことが
精神医療の改善につながると思います。お互いにがんばりましょうね。
それにしても、路線対立や運動方針の違いがいろいろなんですね〜。勉強になりました。
今後ともどうぞよろしゅうに。<_ _>
≪糾弾コーナー1≫ プシ共斗の末路
さる12月6日、京都府立洛南病院主催で、「精神科急性期治療研究会」が開かれた。早く言えば、「ESの効用」についての発表会である。「前進友の会」は当然ながら開催中止の為に突撃し、見事に粉砕した。洛南は岩倉、光愛とともに精神科医師全国共斗会議、(プシ共斗)の拠点病院であったし、その残党がいる以上、その「精神」のひとかけらでも残っていると考える方が自然である。少なくとも「前進友の会」は、反十全会斗争を共に斗った経緯から、洛南を信頼してきたと思われる。
プシ共斗の当時のニュースが手元に残っている。
すべての精神障害者に自由と権利を! あらゆる偏見と差別を打ち砕こう! 自由入院、開放処遇を! 全国に精神障害者の自立を支える拠点を形成しよう! 刑法改「正」−保安処分粉砕! 精神衛生実態調査阻止!(実調阻止!) 収容所的精神病院解体! ..........など勇ましいスローガンが並んでいる。
この空文句の白々しさの為、当時の僕(S22生、S47卒)は、諸先輩からの合宿への誘いを断り続け、結局、己の勘の正しさを今も自負している。
プシ共斗は、保安処分反対、実調阻止、赤堀さん奪還、悪徳精神病院糾弾までは、なんとかそのテイを為していた。しかし、その後の腐敗は見るも無惨である。Rehabをやる奴、分類収容を肯定する奴、SSTをやる奴、「手帳」を肯定する奴.........など次々に現れ、こんどは「ESの発表会」である。
ここにS55、7、20のニュースから、一部引用してみよう。
『これまでに、70年代初頭に全国各地で取り組まれてきた悪徳病院糾弾斗争が、ほぼワンサイクルを終える。.........そうした中でかかる斗争を担ってきた連中の主体の中に「次は、何をしたらいいのか」という迷いや当惑が出てきた........大衆運動の地平を忘れ、その地道な拡がりを作ろうとせず、行政ー厚生省へ何か提起していくことによって、現状を打破していこうと考えるのも間違いである。権力を握っているのは我々ではない。権力が我々の「声」を、何かしら受け入れる時は、大衆運動の高まりを抑える為にアメ玉として出すか、あるいはその「声」を逆手にとって利用できると判断した時のみであることは、歴史の証明するところである』
洛南の岡江!光愛の大越!そして、星野や卜部や中山宏太朗や森山公夫たち。読みかえして恥ずかしくないのか?!ゲバルトや壇上占拠に明け暮れ、敵(日共、精医研)をせん滅せよ!と叫び、大衆運動や病者運動との連帯を提起し、生物学的精神医学や積極的治療主義や作業療法を批判してきたテメエらが一体何をした?大野萌子一派や全精連などの「甘チャン運動」にだけ連帯し、「キーサン運動」と敵対したのはどこの誰なんや?!合宿をくりかえし、酒盛りをやってスローガン(空文句)を垂れ流していてもそれは「大衆運動」とやらには程遠いのだ。地道な実践と患者会運動からの学習無くして、精神科医の腐敗は止めるすべがないのである。プシ共斗は、厚生省にシッポをふり、「対案」を提起することによって、地に堕ちていった。
岡江はTVや新聞で、「宅間守は人格障害..........」などとコメントし、司法鑑定医として体制の手先と成り果てた。そして今度は「ESの発表会」である。大体、保護室ひとつを使うのも、我々はやむを得ず、泣く泣く使うだろう?!強制的に入院させざるを得ない事例も日常的にあるだろう。しかし、それらは全て、やむを得ない例外的処置としてある。
ESの是否をここで論じる暇は無いが、万一やむを得ず肯定するにしても、それは、ひっそりと粛々と、そして泣く泣くやるだけのことではないのか。保護室使用や強制入院の実例について、誰が発表会をやるだろうか?それと同様、病者にとってつらい歴史を残してきたESについて、堂々と発表する「感性」は一体何処から出てきたんや?!岡江よ!自分の「人格」が「障害」されているかどうか疑ってみよ。何が病者運動の逆鱗に触れたのか、いくらモーロクしたとはいえ、医者としてのイロハのイくらいは勉強し直せ!
全国のプシ共斗の残党諸君。そろそろ、まともな総括をやったらどうか?!テメエらは一体何をやり、何を残してきたんや?!
前進友の会の皿澤です。
先日の6日(土)にぱるるプラザ京都で府立洛南病院の医者による医療関係者を対
象とした電気ショック(ECT)の実践報告会がおこなわれました。その報告会を友
の会のなかま6人で潰してきました。会場には京都のたくさんの病院から医者や看護
士など100名あまりが参加していました。
私たち友の会はこの半年あまり精神病院の訪問調査を続けてきました。今のところ
洛南病院を含めて4つの病院しか調査できていませんが、一つ分かってきたことは京
都では電気ショックを行っている病院は、今のところ洛南病院とわりと特殊なひとつ
のある私立病院ぐらいでしかやっていないということです。
しかし、驚かれる人もいるかもしれませんが、いまの日本の精神医療の現場では電
気ショックが復活してきており、関東圏や東北地方では日常的に電気ショックが行わ
れています。肯定する論文もたくさん書かれています。そのなかで、ここ京都の精神
病院ではわりと電気ショックが行われてはいませんでした。
しかしここで、府立洛南病院の岡江院長が中心になって大々的に電気ショックの実
践報告が行われてしまうと、他の病院でも電気ショックをしようということになるで
しょう。実際電気ショックをしたがっている病院がたくさんあるという情報も入って
きていました。それで、この実践報告会を阻止せざるを得なくなったのです。
理屈抜きに電気ショックは嫌ですが、電気ショックは結局は患者を黙らせる暴力装
置です。今までに悪徳精神病院でもたくさんの人が電気ショックで殺されてきまし
た。電気ショックは医療の敗北でしかなく、私たち患者にとっては悪そのものです。
とにかく電気ショックを受けるのは私は嫌です。
その電気ショックが復活し今また急速に精神医療の現場に広がりつつあります。ち
なみに、洛南病院では1973年から今に至るまで電気ショックをやり続けてきたそ
うです。私たち友の会は洛南病院ともつきあいが長いので裏切られた気持ちです。岡
江院長あてに抗議文も送りました。
とにかく、いま精神病になると自分も電気ショックを受けることになるリスクが非
常に高くなっているということを、どうぞ認識してください。
それから、この実践報告会で報告していた枝雅俊という医者は、私たちが抗議して
いるあいだになかまの患者の一人を蹴りました。そういう医者が洛南病院にいて、そ
いつが実際に電気ショックをやっているというのがとても恐ろしいです。
精神病者にとって、とても怖い時代になってきました。
『抗議文』
http://zenshi-tomonokai.hp.infoseek.co.jp/031205.html
リンクに「毒舌セカンドオピニオン」というサイトを新たに追加しました。
第5回公判の概要は以下のとおりです。
日時:2003年11月18日、午前10:30〜30分ほど
出席者:裁判官2名、書記1名、原告側弁護士2名、被告側弁護士1名、原告2名
1、裁判所がN医師のカルテ、K病院のカルテを入手したことが伝えられる。
原告側弁護士は、この時点ですでにコピーを渡されている。
被告側弁護士は、必要がある場合には閲覧したい旨の見解を示す。
2、文献(「治療構造」「転移・逆転移」「境界性人格障害」に関する文献抜粋集及び
そのコピー)を次回、裁判所に提出する旨を、原告側の弁護士が伝え、
裁判官がこれを了承する。
3、前回被告側が作成して提出した、幸子と被告医師との接点を時系列で並べた
カレンダーに、今回は原告側が、問題のあった治療がどこであるか、という点を
記入して提出(今回はA大学病院入院中の期間についてのみ)
4、裁判官より原告側弁護士に対して、「境界性人格障害」であった、という前提で
争点をつくっていってよいのか、と確認があり、原告側弁護士は、N医師に話を聞いて
から決定する旨回答する。
5、次回は、今回提出したカレンダーだけでなく、原告側の訴えにもとづく治療
経過報告書を作成して提出する。
6、次回公判日は、2004年2月19日(木)午前10:30〜
場所は同じ。5の文書に関しては、2月13日までに提出する。
公判後、弁護士と打合せを行いました。
以上です。ようやく話が進展してきましたが、作業は膨大になりそうです。