ときメモ2短歌・萌えキャラ編

ここでは、ときメモ2の登場キャラへの応援の歌、あるいは「○○さん好きだ〜!」という魂の叫びをぶつけた短歌を集めています。直接大好きだと言うのはなかなか恥ずかしいものです。ここは好きだという気持ちを趣ぶかく歌に詠みこんでみるというのもいいと思います。
例文
対象人物八重花桜梨嬢 (作:TrueStudy)
短歌内容

ふたとせを たえてほころぶ 八重桜
かさなるごとに 思ひつもらん

訳文二年の年月を耐えぬいてようやくほころんだ八重桜なのですから、(花びらが重なるように)どうしてあなたへの思いが積もり重ならないことがありましょうか。いや積もり重なっているのです。
解説「八重咲き」は花びらがいくつも重なって咲くこと。「八重桜」は桜の一種で一重咲きの桜より色が濃く、他の桜より遅れて咲く種類として知られています(三省堂 新明解国語辞典より)。花桜梨嬢もまたつらい思いに耐えてようやくほころび始めた「遅れ咲きの桜」。心を開いてくれるまで年月が重なったぶんだけ主人公の思いは重なる花びらのように色濃く積もり重なっているのです。

(1)
対象人物寿美幸嬢 (作:TrueStudy)
短歌内容

おすすめは いつも品切れ 喫茶店
君の笑顔に 勝てずと思い

訳文この喫茶店のおすすめはいつも品切れなのですが、それは君の笑顔には勝てないと思っているからでしょう。(それに、どんなおすすめ品も君の笑顔には勝てませんよ)
解説喫茶店での追加デートの時、寿嬢のおすすめはいつ行ってもありません。いつもないというのは不思議ですが、それを不幸のせいで終わらせてしまっては彼女にかわいそうです。どんなおすすめ品でも、彼女の笑顔に勝るもの無し。それを感づいて、出てこれないのだという気持ちを詠みこんだ歌です。

(2)
対象人物伊集院メイ嬢 (作:TrueStudy)
短歌内容

メールでは 届けられない こともある
「なのだ」が送る 君のすべてが

訳文Eメールでは伝えられないことがあるんですよ。それは、君の「なのだ」という語尾が(私に)伝えてくれる、君の(うれしいとか、悲しいとか、ご機嫌ななめだとかいう感情の)すべてです。
解説匠くんはご丁寧にメイ嬢のメールアドレスも教えてくれます。電脳部所属の場合、パソコンがあるのですからデートに誘うのならEメールでもよさそうなものを、なぜ電話を使うのかという疑問がありました。単純にインターネットに接続していないから、ということも考えられますが、そうではなくて、大好きな君の声が聞きたい、そんな心が主人公を電話へと導いているのだという思いを詠みこんだ歌です。

(3)
対象人物水無月琴子嬢 (作:TrueStudy)
短歌内容

冬曇り コタツを囲む 足元に 
ゆるむ寒さの かすかな気配

訳文(肌寒い)冬の曇りの日に二人でコタツを囲んでいると、かすかに寒さがゆるんだような気配が私の足元に感じられることです。
解説光ちゃんの親友ということで大変にガードが固い琴子嬢ですが、茶道部に所属していればなにかと顔を合わせる機会も得られます。顔を合わせるようになって半年あまり、琴子嬢が部室に持ち込んだコタツに足を突っ込ませてもらう主人公。二人でコタツを囲んでいると冬の寒さがやわらげられると同時に、固く閉ざされていた琴子嬢の心も少しは解かれつつあるのかな、という気配を得ているのではないかという主人公の思いを詠んだ歌です。

(4)
対象人物水無月琴子嬢 (作:E-say様)
短歌内容

仰ぎ見て 空の青さに 涙する 
かなうこと無き 君への想いに

訳文かなうことの無い君への想いを秘めて空を仰ぎ見ると、その青さが(あなたのように)まぶしくて(思わず)涙が出てくるのです。
解説「快晴のある日、青空を見て水無月さんを思い出した私の心情(E-say様談)」だそうです。雲一つない美しくもまぶしい青空。そんな青空を仰ぎ見ると、青空のごとくまぶしく映る水無月嬢が思い出され、そのかなわぬ想いに思わず涙があふれるという想いを詠みこんだ歌です。はじめての投稿作品からこんな力作をいただけるとは感激の極みです。

(5)
対象人物八重花桜梨嬢 (作:E-say様)
短歌内容

自らを 咲かぬ花だと いう君は 
新芽の中の 花八重桜

訳文自分は咲かない花だという君ですが、(本当の君は)新芽の中で開花を待つ(遅咲きの)八重桜の花なのですよ。
解説遅咲きで知られる八重桜はその葉と共に開花するもの(E-say様談))。自分は咲かぬ花だという花桜梨嬢は自らを永遠に咲くことなき花と絶望している様子がありました。しかし、それは違う、君はいまだ開花を待つ八重桜であって、少し他の花より開花が遅れるだけ。そんな思いの丈を詠んだ歌です(と、思われる)。短歌がすばらしいだけに、このような寒すぎる解説では興ざめではないかと、恐縮する次第です。

(6)
対象人物八重花桜梨嬢 (作:E-say様)
短歌内容

今日もまた かからぬ電話に 泣き濡れて 
想いのたけは 記憶の底へ

訳文今日もまたあなたへの電話がかからなず、私のあなたへ(打ち明けたかった)想いのたけは(私の)記憶のそこに沈んでしまいそうで、泣き濡れてしまうのです。
解説ああ、いと悲しきは突然のかおりん失踪。花桜梨嬢の背負う暗い陰、はじめてあった時から感じていた引かれる想い。これから君のすべてを分かち合いたかったのに、君は私との間を絶ち分けてしまった。そんな主人公の無念さと、それすらもいずれは忘却のかなたに沈んでしまうのではないかという不安な想いを詠んだ歌です(と、思われる)。ゲームなればこそ花桜梨嬢とのやりなおしは利きますが、もしこれが本当の生活なら、場合によっては永遠に重い十字架を背負うことになるやもしれません。

(7)
対象人物一文字茜嬢 (作:TrueStudy)
短歌内容

あかねさす 陽はおだやかに 照らしける 
もみじと君の 笑顔を紅く

訳文(茜色が差すように)太陽の光はもみじと君の笑顔を(同じように)紅く染めるように、穏やかに照らしているのです。
解説アルバイトに忙しくてなかなか自分の時間を作れない一文字嬢。そんな彼女を秋の雰囲気につつまれた山のもみじ狩りに誘ったときのひとコマを詠んだ歌です。穏やかな秋の日差しに照らされて紅く彩られたもみじの葉のように、彼女の顔がほのかに紅潮している様子が美しく感じられるような気がします。

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