さて、変数とは・・・「物を入れるための箱」これだけです。
この箱には、数字や文字が入ります。名前は自由に付けて構いません。 ただし、HSPで使用されている命令文と同じ名前(リファレンスを見れば判ります) 頭に数字のついた名前は付けることができません。
左側に変数を書いてイコールで入れたい物を入れることができます
;変数を体験する
	a=10
	moji="これで文字がはいる"
	mes a
	mes moji
	stop
変数の一番の性質は、入れておける物は一つだけということです。 二種類の数字を入れたり、する事はできません。何か新しく入れ直してしまうと 前の物はなくなってしまいます。これは、大事なので覚えてください。
;変数の性質
	a=10
	a=20
	mes "a="+a
	stop
プログラムの中に変数を書くとそれは数字を書いたのと同じになります。 これは非常に便利ですので、大いに利用しましょう。
;変数の便利さ
	a=10
	b=20
	c=a+b
	d=10+20
	mes "c="+c
	mes "d="+d
	stop
さて、変数が沢山必要になった場合、どうしましょう・・・例えば100個の箱を使いたい・・・
こういうときは、配列変数という便利な物があります。これは、箱の名前+番号を付ける物です。 例えば、aの53番目の箱・・・とかね。ただし、好きな番号から付けることはできなくて 必ず0番から付けられます。dimやsdimという命令で好きな数だけ箱を用意することができます。
;配列変数を用意してみる
	dim a,100
	a.53=100
	a.77=200
	a.99=a.77-50
	mes "a.53="+a.53
	mes "a.99="+a.99
	stop
沢山変数を作っても入れるのがめんどうだと、やる気が起きません(^^;
そこで、便利な入れ方をお教えしましょう。コンマ(,)で区切ると、0番から 順番に数値が入ります。
;配列変数に手軽に物を入れてみる
	dim a,5
	a=1,2,4,8,16
	mes "a.0="+a.0
	mes "a.1="+a.1
	mes "a.2="+a.2
	mes "a.3="+a.3
	mes "a.4="+a.4
	stop
さて、入れるのは簡単になりましたが、表示がめんどうですね・・・こういうときは 繰り返しの命令repeatを使ってみましょう。これは、勝手に0から(だけではないけど) 順番に数を数えてくれる便利な命令です。その数えた数はcntという変数に入っています。
このように、HSPで管理している変数(箱)はシステム変数とよばれており、 プログラムガイドに一覧が載っています。非常に便利なので一度目を通しておくことを おすすめします。
また、システム変数と同じ名前の変数(箱)は作ることができません (どっちがHSPで用意したか判らないですからね(^^;)
;繰り返しで配列変数を扱う
	dim a,5
	a=1,2,4,8,16
	repeat 5
		mes "a."+cnt+"="+a.cnt
	loop
	stop
最後に、変数の使い方について色々・・・
○変数の名前の付け方ですが、自分で後で判るように付けてください。
 今回のサンプルのように、適当に付けないように(^^;
○どの変数(箱)にどんな物を入れるかをきちんと決めること
 数字が入ってるだけでは、なんの数字か判らないので・・・
最低限この二つは守るように・・・あっ、ただし練習の時は気にしなくて構いません。 小さくてもゲームなどを作るようになったら、これは守ってくださいね(^^)

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