G-PalmV Case Version 1 Gaku Taniguchi |
PalmVのケースを、ずっと欲しいと思っていたのですが、私はPalmをジーンズのお尻のポケットに入れています。そのため、ケースを入れた状態で、薄くなければならない絶対条件があり、ずっとエクゼブティブケースを使っていました。 エクゼクティブケースは、定期入れにもなり、非常に使いやすかったのですが、エクゼクティブの癖に高級感がない、特に面白い点があるわけではない(^^; という欠点がありずっと、ケースを探していました。 そんな時、Y.Sahashiさんが作られた、"のりまきケース"を見て、むらむらとこんな物作れたらいいなぁと思っていました。ある日、何を思ったのか、荻窪駅の革屋さんに直行して、初心者革工作キット?なるものを購入し作成する事にしました。 お手本は:"のりまきケース"とエクゼクティブケース 作るもの:PalmVに付属して来るカバーと同じ物+定期を入れられる者 革を切るのも初めて、道具の名前もわからない、縫い方もわからないという状態でしたが、初心者キットに付いてきた、定期入れをとりあえず試作、思ったより簡単にできました。 気を良くして、次は本番です。 定期入れに比べると、構造は簡単です。しかし、定期入れは、革が既に切ってあり、縫うだけの代物です。自分でケースを作るためには、まず革を切る必要があります。まず最初に型紙を作りました。付属ケースをボール紙の上に置き、淵をボールペンでトレースし、型を取り、鋏で切る。 型紙を革の上に置き、コンパスで革に型を移す。表と裏がいるので2枚作成。この時、2枚目を作るときは、型紙を裏返してトレースする必要があります。裏返さずにやってしまったため、後で修正が必要になってしまいました。(2枚の革の裏側をお互いにくっつけるため、左右が逆になると形があわない)(左右対称の型紙を作れば何も問題はないのですが) 革を切り出したら、次に革に硬化剤を塗ります。
問題となったのは、PalmVと接続する部分です。Y.Sahashiさんは、革を使って止めていましたが、それには、革を剥かなければならない -> 良くわからないと言うことで、付属カバーのをばらして、使用する事にしました。 旧PalmVのケースは、棒と革が接続している部分がゴムみたいなのでしたが、この頃手に入れた、PalmV日本語版のケースは、革になっていました。ゴムの方のケースは、分解するとだめになってしまいそうで、PalmVx日本語版の方をばらしました。まあ分解するだけですから、簡単にできます。 次は、カード入れと、ボタン逃がしです。 カード入れ部分は、切り込みを入れるだけだから簡単だろうと思っていましたが、これは結構つまずきました。カードサイズよりちょっと大きめに、切込みを入れてOKと思いカードを試しに入れてみると、カードが立ってしまいます。切り込みの幅が狭すぎて、入れるのに苦労するし.... 次にこれではなんだか、さみしいなぁということで、ボタンにがしの穴を作ってみました。Y.Sahasiさんの記事を参考にして、革を濡らし、Palmに押し付け、ボタンの型を取りそれにそって、カッターで切り抜きます。慎重にやったんですが、やはりカーブの部分などは、難しくちょっとぼろぼろ(^^; これで、部品はそろったので、後は縫い付けるだけです。 革、棒をボンドで貼り付け、次に、縫うための穴をあけていきます。 出来としては、革の色と、棒の革の色が合っていない、そもそも、革の色がPalmVの色とあっていない(^^; ボタン逃がし穴が不細工、カードを入れるための切り込みも不細工な物になってしまい、評判もいまいちでした。 しかし、出来が悪い子ほどかわいいもので、この後、もっとましな物を作ったのですが、そちらではなく、この最初の作品をずっと使っています。 問題点: 棒をPalmVx付属ケースのを使用しているため、PalmVxケースが必ず必要になってしまう 解決: その後、棒の型を取って自作することにしました(^^; 実は、このケースを作ったのは、かなり前の事になります。 これを書いてしまってから、参考にしたのは、のりまきケースじゃなくて、PalmV No1ケースかなぁ(^^; なんて思っています。というかそのままじゃん(^^; 最後に、Y.Sahasiさんの記事を見なければ、自分で作ろうとは思いませんでした。作り方まで丁寧に説明されており、とても参考になりました。ありがとうございました。
|