クラシックをこれから聞きたいと思うのだけれど、どんなCDを選んだら良いかわからない? こんな方が多いのではないでしょうか。 私自身も昔はこんな悩みがありました。 特にクラシックは、同じ曲でも、指揮者や楽団のレベルによって、 聞いたときの感動が大きく違ってきてしまうと思います。 最初に聞くCDで、クラシックが好きになるか、嫌いになるか、 そんな分岐点であるかもしれません。 <クラシック入門者のCD選択の要点> 1.最初は古い録音のCDは避けよう。 1950〜60年頃活躍したフルトベングラー、ワルターなど 素晴らしい演奏家がたくさんいますが、如何せん録音が悪い。 初心者は演奏よりノイズが気になってしまうことがあります。 やはり最初は近年(1985年〜)にデジタル録音されたCDを 聞くとノイズの無い美しい音楽を聴くことが出来ると思います。 (違いが解る中級者になってから昔の演奏家にチャレンジしましょう。) 2.一流の演奏家、楽団を聞きましょう。 安いからといって、聞いたことも無い楽団のCD買うと後悔したり、 クラシックが嫌いになったりもします。 やはり一流の演奏家、楽団のCDを買いましょう。 (一流ってどこか解らない人は次を読んでください) 3.とりあえずは、レコード会社のベスト物を買う。 たとえば、ソニークラシック音楽ベスト100シリーズCDとか、 レコード会社で自身をもって出しているCDはあまりはずれがありません。 この類のCDは過去人気になったCDをシリーズに加えて、しかも 安い価格(1000〜2000円位)で販売しています。私はこれがお奨めだと 思います。 4.近年の有名指揮者物を買う。 カラヤン、アバド、小沢征爾など名前を聞いたことがあるという人の 演奏はやはり素晴らしいと思います。 たくさん聞いてくると自分の好き嫌いが出てくると思いますが、 最初は有名どころをお奨めします。 |