Excel のセルを利用する |
ここは、新しく設けました「練習」のコーナーです。
この練習の準備では、Excel のセルの値を、VBA のプログラムからどう扱うかを説明します。
とっても簡単なので、安心してくださいね。 (^^) |
解 説 |
まず Excel を起動すると、普通は Sheet1 が表示されますね。
そのまま セルA1 に、数字の 123 を入力してください。 そしてマクロ(VBA)編集画面に入ってください。 マクロ名は、そうですね、test_cell とでもしましょうか。 そして、 Sub test_cell() の下の行に、こう書いてください。 Sheet1.Select
MsgBox Cells(1, 1)
そのまま F5 を押して実行すると、メッセージボックスに 123 が表示されましたね。
それでは、今度は MsgBox Cells(1, 1) を消して、こう書いてください。 Cells(1, 1) = 456
そして F5 を押して実行してから、Sheet1 を見てください。
あら不思議!? A1 には、123 ではなくて、456 が入っています! (^^; もちろん不思議でも何でもなく、Cells(1, 1) とは セルA1 のことなのですね。(^^) Sheet1.Select は、Sheet1 を選択するという意味です。 今度は、Cells(1, 1) の代わりに Cells(1, 2) を使います。 Cells(1, 2) = 12
そして F5 を押して実行してから、Sheet1 を見てください。
どのセルに、12 が入っていますか? 今度は、Cells(2, 1) を使います。 Cells(2, 1) = 21
そして F5 を押して実行してから、Sheet1 を見てください。
どのセルに、21 が入っていますか? これでわかったと思いますが、Cells(y, x) の y は行を、x は列を表します。 つまり、 Cells(行, 列)
または
Cells(row, col)
ということですね。
これだけわかればOKです。 さあ、練習1をやってみましょう。(^^) |