VBA の印があるものは、VBA 独特の機能が含まれることを意味する。
他のプログラム言語だと、違うことがあるので、注意してください。

まだ完成したわけではありませんが、一応初級対応いたしました。
これからも内容が追加・変更される可能性はあります。

記号・数字
  1. &(アンパーサンド)VBA
    種類:演算子
    機能:文字列と文字列、または数字をくっつけます。
    今、moji = "abcde" で、suji = 123 であったとすると、 moji & suji は、"abcde123" となります。
    変数以外の固定値(定数)でも、使えます。
    例:987 & "ABC" → "987ABC"

  2. 種類:演算子
    機能:四則演算の1つ、掛け算をするときに×の代わりに使う。
    例: c = a * b
       MsgBox 4 * 5

  3. 種類:演算子
    機能:四則演算の1つ、足し算をするときに使う。
    例: c = a + b
       MsgBox 12 + 456

  4. 種類:演算子
    機能:四則演算の1つ、引き算をするときに使う。
    例: c = a - b
       MsgBox 301 - 11

  5. 種類:演算子
    機能:四則演算の1つ、割り算をするときに÷の代わりに使う。
    例: c = a / b
       MsgBox 36 / 3

  6. 種類:演算子
    機能:割り算の結果(商)を整数で返す。
    例: c = a \ b
       MsgBox 31 \ 3  → 10 が表示される

  7. 種類:演算子
    機能:べき乗を返す。
    例: c = a ^ b
       MsgBox 3 ^ 2  → 3 の 2乗で 9 が表示される

  8. 種類:演算子
    機能:値を代入する。If 文の後なら、普通のイコールの意味です。
    代入の場合は、= の右の値を、= の左に入れます。
     例:hensu = 1  hensu という変数に数字の 1 を入れます。hensu ← 1
       tasu = tasu + 1 tasu という変数に、自分の値 + 1 を入れます。tasu ← tasu + 1
       つまり、tasu を 1 アップしています。


    英字
  9. 種類:演算子
    機能:If 文の後に使って、複合条件を指定する。
    「a が 1 かつ b が 2 のとき」というような「かつ」の意味になります。
     例:If a = 1 And b = 2 Then  a が 1 かつ b が 2 のとき

  10. 種類:ステートメント(命令)
    機能:オープンしているファイルを閉じます。
    構文:Close #1 (#1 は、ファイル番号)

  11. 種類:ステートメント(命令)
    機能:変数を宣言する。
    構文:Dim 変数名 As データ型

  12. 種類:ステートメント(命令)
    機能:Do...Loop の間の処理を、指定された条件の間/になるまで、繰り返し実行する。
    構文1: Do While 条件
    (条件の間)       命令
      [Exit Do]
          [命令]
    Loop

    構文2: Do Until 条件
    (条件になるまで)       命令
      [Exit Do]
          [命令]
    Loop

  13. 種類:ステートメント(命令)
    機能:条件を指定して、実行する命令を制御する。
    構文1:If 条件 Then 命令 [Else 別の命令]
    構文2:If 条件 Then
     命令
    [Else
     別の命令]
    End If

    例: a が 1 なら、Hello! と表示する。
       If a = 1 Then MsgBox "Hello!"

    例: a が 1 なら「こんにちは」、1以外なら「さようなら」と表示する。
       If a = 1 Then
     MsgBox "こんにちは"
       Else
     MsgBox "さようなら"
       End If

  14. 種類:関数
    機能:ダイアログ ボックスの中に、メッセージとテキスト ボックスを表示し、
       文字列が入力されるか、またはボタンがクリックされると、テキスト ボックスの内容を返する。
    構文:文字列型変数 = InputBox("メッセージ")

    例: Dim Henji As String ←文字列型変数の宣言
       Henji = InputBox("何か入力してください")

  15. 種類:関数
    機能:文字列の左から指定した文字数の文字を返す。
    構文:Left(文字列型, 文字数)

    例: Left("abcdefg", 2)  → "ab" 左から2文字

  16. 種類:関数
    機能:文字列の文字数を長整数型で返す。
    構文:Len(文字列型)

  17. 種類:ステートメント(命令)
    機能:入力モード (Input) で開いたファイルから行全体を読み込み、文字列型の変数に代入する。 構文:Line Input #1, 文字列型変数 (#1 は、ファイル番号)

  18. Do を参照。

  19. Abs 関数
    Atn 関数
    Cos 関数
    Exp 関数
    Fix 関数
    Int 関数
    Log 関数
    Rnd 関数
    Sgn 関数
    Sin 関数
    Sqr 関数
    Tan 関数

  20. 種類:関数
    機能:文字列の指定した開始位置から指定した文字数の文字を返す。
    構文:Mid(文字列型, 開始位置, 文字数)

    例: Mid("abcdefg", 3, 2)  → "cd" 3文字目から2文字

  21. 種類:演算子
    機能:割り算の余りを返す。
    構文:数字型変数 = 割られる数字 Mod 割る数字

    例: c = a Mod b
       MsgBox 5 Mod 2 ← 1が表示される

  22. 種類:関数
    機能:ダイアログ ボックスにメッセージを表示する。
    構文:MsgBox メッセージまたは変数

  23. 種類:演算子
    機能:If 文の後等で、うしろの条件を否定する。
    構文:If Not 条件

    例: a が 1 でないなら、Bye! と表示する。
       If Not a = 1 Then MsgBox "Bye!"

  24. 種類:ステートメント(命令)
    機能:ファイルをオープンする。
    構文:Open ファイル名 For Input/Output As #1 (#1 は、ファイル番号)

    例: マイドキュメントの test.txt を入力モードでオープン
       Open "C:\My Documnents\test,txt" For Input As #1

  25. 種類:演算子
    機能:If 文の後に使って、複合条件を指定する。
    「a が 1 または b が 2 のとき」というような「または」の意味になります。
     例:If a = 1 Or b = 2 Then  a が 1 または b が 2 のとき

  26. 種類:関数
    機能:文字列の右から指定した文字数の文字を返す。
    構文:Right(文字列型, 文字数)

    例: Right("abcdefg", 2)  → "fg" 右から2文字

  27. 種類:関数
    機能:データ型の変換を行います。文字列型を数字型に変換しますが、
       数字でない文字が入っていたらエラーになります。
    構文:Val(文字列型)

    例: Val("12345")  → 12345


    あ行

    か行
  28. 引数(ひきすう)と呼ばれる値を渡すと、ある法則で、その値を計算または編集した答えを 返してくる機能を持ったプログラムのことです。
    例:合計や平均を計算する関数 SUM(), AVERAGE() etc.,
      VBA 財務関数、Math 関数(数学関数)、データ型変換関数、超越関数、etc.,

  29. プログラムの実行とは関係の無いメモのようなもの。 VBAプログラムの実行の時に、F8 キーを押していくと、 飛ばされてしまうように感じる場所。'(カンマ)の後ろが、コメントになる。


    さ行
  30. プログラムの中の1つのまとまり。大抵なにか1つの機能を持つ。 VBA では、Sub サブルーチン名 〜 End Sub で定義される。

  31. VBAVB のヘルプより。
    ACCRINT定期的に利息が支払われる証券の未収利息額を返する。
    ACCRINTM満期日に利息が支払われる証券の未収利息額を返する。
    AMORDEGRC各会計期における減価償却費を返する。
    AMORLINC各会計期における減価償却費を返する。
    COUPDAYBS利札期の第 1 日目から受領日までの日数を返する。
    COUPDAYS受領日を含む利札期の日数を返する。
    COUPDAYSNC受領日から次の利息支払日までの日数を返する。
    COUPNCD受領日の直後の利息支払日を返する。
    COUPNUM受領日と満期日の間に利息が支払われる回数を返する。
    COUPPCD受領日の直前の利息支払日を返する。
    CUMIPMT指定した期間に、貸付金に対して支払われる利息の累計を返する。
    CUMPRINC指定した期間に、貸付金に対して支払われる元金の累計を返する。
    DB定率法 (Fixed-declining Balance Method) を使用して、特定の期における資産の減価償却費を返する。
    DDB倍率法 (Double-declining Balance Method) を使用して、特定の期における資産の減価償却費を返する。
    DISC証券に対する割引率を返する。
    DOLLARDE分数で表されたドル価格を、小数表示に変換する。
    DOLLARFR小数で表されたドル価格を、分数表示に変換する。
    DURATION定期的に利子が支払われる証券の年間のマコーレー係数を返する。
    EFFECT実効年利率を返する。
    FV投資の将来価値を返する。
    FVSCHEDULE投資期間内の一連の金利を複利計算することにより、初期投資の元金の将来価値を返する。
    INTRATE全額投資された証券の利率を返する。
    IPMT指定した投資期間内の期に支払われる金利を返する。
    IRR一連の定期的なキャッシュ フローに対する内部利益率を返する。
    ISPMT指定した投資期間内の期に支払われる金利を返する。
    MDURATION額面価格を $100 と仮定して、証券に対する修正マコーレー係数を返する。
    MIRR定期的に発生する一連の支払い (負の値) と収益 (正の値) に基づいて、修正内部利益率を返する。
    NOMINAL名目年利率を返する。
    NPER投資に必要な期間を返する。
    NPV定期的に発生する一連の支払い (負の値) と収益 (正の値)、および割引率を指定して、投資の正味現在価値を算出する。
    ODDFPRICE 1 期目の日数が半端な証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返する。
    ODDFYIELD1 期目の日数が半端な証券の利回りを返する。
    ODDLPRICE最終期の日数が半端な証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返する。
    ODDLYIELD最終期の日数が半端な証券の利回りを返する。
    PMT定期支払額を算出する。
    PPMT指定した期に支払われる元金を返する。
    PRICE定期的に利息が支払われる証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返する。
    PRICEDISC受領日に利息が支払われる証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返する。
    PRICEMAT満期日に利息が支払われる証券に対して、額面 $100 あたりの価格を返する。
    PV投資の現在価値を返する。
    RATE投資の利率を返する。
    RECEIVED全額投資された証券に対して、満期日に支払われる金額を返する。
    SLN定額法 (Straight-line Method) を使用して、資産の 1 期あたりの減価償却費を返する。
    SYD定額逓減法 (Sum-of-Year's Digits Method) を使用して、特定の期における減価償却費を返する。
    TBILLEQ米国財務省短期証券 (TB) の債券に相当する利回りを返する。
    TBILLPRICE米国財務省短期証券 (TB) の額面 $100 あたりの価格を返する。
    TBILLYIELD米国財務省短期証券 (TB) の利回りを返する。
    VDB倍率逓減法または指定した方法を使用して、指定した期間における資産の減価償却費を返する。
    XIRR定期的でないキャッシュ フローに対する内部利益率を返する。
    XNPV定期的でないキャッシュ フローに対する正味現在価値を返する。
    YIELD利息が定期的に支払われる証券の利回りを返する。
    YIELDDISC米国財務省短期証券 (TB) などの割引債の年利回りを返する。
    YIELDMAT満期日に利息が支払われる証券の利回りを返する。

  32. 加減乗除のこと。つまり、足し算・引き算・掛け算・割り算のこと。つまり + − × ÷ のこと。
    VBA では、それぞれ + - * / を用いる。
    → + 演算子、- 演算子、 * 演算子、 / 演算子

  33. どういう内容(機能)かを、文章・表・記号等で説明・表示したもののこと。 (入門編の3回目に「プログラムの仕様」を説明しています。)
    仕様をドキュメントにしたものを、仕様書と呼ぶ。
    システム仕様書、プログラム仕様書(略して「プロ仕」)などがある。 また「システム詳細設計」、「プログラム外部設計」、「プログラム内部設計」 などと呼ばれるものも、仕様書である。

  34. 変数を使用する前に、一定の値を入れて「クリア」しておくことです。
    通常、数字には 0 を、文字列には "" を入れます。 0 や "" 以外の値を入れておくこともあります。
    0 を入れる場合、「変数をゼロクリアする」と言い、 スペースを入れる場合、「変数をスペースクリアする」と言う。

  35. プログラムに書く、コンピューターへの命令のことです。
    VB のヘルプより。
    コード内で任意の操作、宣言、および定義を行うための、完結した構文を持つ最小単位。
    通常は、1 行に 1 つのステートメントを記述する。 ステートメント同士をコロン (:) で区切ると、1 行に複数のステートメントを記述することができます。 また、行継続文字であるスペースとアンダスコアの組み合わせ ( _) を使うと、 1 つの論理行を 2 行以上の物理行に分けて記述することができます。

  36. プログラムの原文のこと。プログラムソースとも言う。
    コンピューターは、プログラムを実行するときに、機械語に翻訳してから実行する。 しかし機械語は0と1の羅列で、人間にはわかりにくい。そのため人間にわかるような 書き方にしたものが「ソース」である。 ソースに対して、機械語に翻訳したプログラムを、ロード・モジュールと呼ぶ。 あるいは「実行形式の」プログラムという。(ソースのままでは、実行できない。)
    Windows では、EXE, COM などが「ロード・モジュール」にあたる。 → コンパイラ(コンパイル)


    た行
  37. ユーザーとの対話方法の1つ。小さなウィンドウを表示させて、主にユーザーに、何かを選択させるために使用する。
    例:テスキトファイルの読み込み
    ダイアログボックス

  38. VBAVB のヘルプより。
    Visual Basic に組み込まれていない数値演算関数の導出式を、次の表に示する。 これらの数値演算関数は、いずれも Visual Basic の組み込み関数から導くことができます。

    数値演算関数Visual Basic の組み込み関数を使った導出式
    セカントSec(X) = 1 / Cos(X)
    コセカントCosec(X) = 1 / Sin(X)
    コタンジェントCotan(X) = 1 / Tan(X)
    アークサインArcsin(X) = Atn(X / Sqr(-X * X + 1))
    アークコサインArccos(X) = Atn(-X / Sqr(-X * X + 1)) + 2 * Atn(1)
    アークセカントArcsec(X) = Atn(X / Sqr(X * X - 1)) + Sgn((X) - 1) * (2 * Atn(1))
    アークコセカントArccosec(X) = Atn(X / Sqr(X * X - 1)) + (Sgn(X) - 1) * (2 * Atn(1))
    アークコタンジェントArccotan(X) = Atn(X) + 2 * Atn(1)
    双曲線サインHSin(X) = (Exp(X) - Exp(-X)) / 2
    双曲線コサインHCos(X) = (Exp(X) + Exp(-X)) / 2
    双曲線タンジェントHTan(X) = (Exp(X) - Exp(-X)) / (Exp(X) + Exp(-X))
    双曲線セカントHSec(X) = 2 / (Exp(X) + Exp(-X))
    双曲線コセカントHCosec(X) = 2 / (Exp(X) - Exp(-X))
    双曲線コタンジェントHCotan(X) = (Exp(X) + Exp(-X)) / (Exp(X) - Exp(-X))
    双曲線アークサインHArcsin(X) = Log(X + Sqr(X * X + 1))
    双曲線アークコサインHArccos(X) = Log(X + Sqr(X * X - 1))
    双曲線アークタンジェントHArctan(X) = Log((1 + X) / (1 - X)) / 2
    双曲線アークセカントHArcsec(X) = Log((Sqr(-X * X + 1) + 1) / X)
    双曲線アークコセカントHArccosec(X) = Log((Sgn(X) * Sqr(X * X + 1) + 1) / X)
    双曲線アークコタンジェントHArccotan(X) = Log((X + 1) / (X - 1)) / 2
    対数LogN(X) = Log(X) / Log(N)

  39. 文章だけで、書式のまったく無いテキストだけのファイルのこと。 ノートパッドで読み書きができる形式のファイル。 Windows では、ファイルの拡張子(. の後ろの名前)が txt であるファイルのこと。

  40. VBAVB のヘルプより。
    データ型
    変数や定数、関数の戻り値などのデータの特性を指し、属性や保持できるデータの種類を決定する。
    主なデータ型としては、バイト型 (Byte)、ブール型 (Boolean)、整数型 (Integer)、長整数型 (Long)、 通貨型 (Currency)、10 進型 (Decimal)、単精度浮動小数点数型 (Single)、倍精度浮動小数点数型 (Double)、 日付型 (Date)、文字列型 (String)、オブジェクト型 (Object)、バリアント型 (Variant) (既定値)、 ユーザー定義型、固有オブジェクト型があります。

    データ型の概要
    次の表は、Visual Basic で使用できるデータ型と、それぞれの記憶領域のサイズおよび値の範囲を示する。
    データ型記憶領域の
    サイズ
    範囲
    バイト型
    (Byte)
    1 バイト 0 〜 255
    ブール型
    (Boolean)
    2 バイト真 (True) または偽 (False)
    整数型
    (Integer)
    2 バイト -32,768 〜 32,767
    長整数型 (Long) 4 バイト-2,147,483,648 〜 2,147,483,647
    単精度
    浮動小数点数型
    (Single)
    4 バイト-3.402823E38 〜 -1.401298E-45 (負の値)。
    1.401298E-45 〜 3.402823E38 (正の値)。
    倍精度
    浮動小数点数型
    (Double)
    8 バイト-1.79769313486231E308 〜 -4.94065645841247E-324 (負の値)。
    4.94065645841247E-324 〜 1.79769313486232E308 (正の値)。
    通貨型
    (Currency)
    8 バイト-922,337,203,685,477.5808
    〜 922,337,203,685,477.5807
    10 進型
    (Decimal)
    14 バイト小数部分を持たない数値の場合、
    -79,228,162,514,264,337,593,543,950,335
    〜 79,228,162,514,264,337,593,543,950,335
    の範囲の値をとります。
    小数点以下 28 桁の数値の場合、
    -7.9228162514264337593543950335
    〜 7.9228162514264337593543950335
    の範囲の値をとります。
    絶対値の最小値は 0 を除いた場合、
    0.0000000000000000000000000001 です。
    日付型
    (Date)
    8 バイト西暦 100 年 1 月 1 日〜西暦 9999 年 12 月 31 日
    オブジェクト型
    (Object)
    4 バイトオブジェクトを参照するデータ型
    文字列型
    (String)
    (可変長)
    10 バイト + 文字列の長さ 0 〜 2GB
    文字列型
    (String)
    (固定長)
     文字列の長さ 1 〜 2GB
    バリアント型
    (Variant)
    (数値)
    16 バイト倍精度浮動小数点数型の範囲と同じ。
    バリアント型
    (Variant)
    (文字列)
    22 バイト + 文字列の長さ可変長の文字列型の範囲と同じ。
    ユーザー
    定義型
    要素に依存それぞれの要素の範囲はそのデータ型の範囲と同じ。

    メモ
    どのデータ型の配列にも、20 バイトのメモリ、各配列の次元ごとに 4 バイト、 およびデータそのものが占めるバイト数を合計したメモリが必要です。 データが占めるメモリのバイト数は、要素数に各要素のサイズを掛けて計算することができます。 たとえば、それぞれ 2 バイトの 4 つの整数型の要素からなる 1 次元配列のデータは、8 バイトを占めます。 データに必要な 8 バイトとオーバーヘッドの 24 バイトの和により、この配列の合計メモリ必要量は 32 バイトになります。 配列を含むバリアント型には、配列のみのときに比べて 12 バイト大きいメモリが必要です。
    メモ
    文字列型のデータのデータ型を変更するには、StrConv 関数を使用する。

  41. VBAVB のヘルプより。
    各関数は式を特定のデータ型に変換する。
    構文
    CBool(expression)
    CByte(expression)
    CCur(expression)
    CDate(expression)
    CDbl(expression)
    CDec(expression)
    CInt(expression)
    CLng(expression)
    CSng(expression)
    CVar(expression)
    CStr(expression)

    戻り値のデータ型
    次に示すように関数名によって戻り値のデータ型が異なります。

    引数 expression には任意の文字列式または数式を指定する。この引数は必ず指定する。

    関数 戻り値のデータ型 引数 expression の範囲
    CBoolブール型
    (Boolean)
    任意の有効な文字列または数式
    CByteバイト型
    (Byte)
    0 〜 255
    CCur 通貨型
    (Currency)
    -922,337,203,685,477.5808 〜 922,337,203,685,477.5807
    CDate 日付型
    (Date)
    任意の有効な日付式
    CDbl倍精度
    浮動小数点数型
    (Double)
    -1.79769313486231E308
    〜 -4.94065645841247E-324 (負の値)。
    4.94065645841247E-324
    〜 1.79769313486232E308 (正の値)。
    CDec10 進型
    (Decimal)
    小数点以下が 0 桁 (小数部分を持たない数値) の場合、
    -79,228,162,514,264,337,593,543,950,335
    〜 79,228,162,514,264,337,593,543,950,335。
    小数点以下 28 桁の数値の場合、
    -7.9228162514264337593543950335
    〜 7.9228162514264337593543950335。
    絶対値の最小値は 0 を除いた場合、
    0.0000000000000000000000000001 です。
    CInt整数型(Integer)-32,768 〜 32,767。小数部分は丸められます。
    CLng長整数型 (Long)-2,147,483,648 〜 2,147,483,647。小数部分は丸められます。
    CSng単精度
    浮動小数点数型
    (Single)
    -3.402823E38 〜 -1.401298E-45 (負の値)、
    および 1.401298E-45 〜 3.402823E38 (正の値)。
    CVarバリアント型
    (Variant)
    数値の場合は倍精度浮動小数点数型の範囲と同じ。
    数値以外の場合は、文字列型の範囲と同じ。
    CStr文字列型
    (String)
    CStr 関数の戻り値は引数 expression により異なります。

    解説
    関数に渡された引数 expression の値が変換されるデータ型の範囲を超えている場合、エラーが発生する。
    通常、既定のデータ型ではなく、特定のデータ型で処理結果を表す必要がある場合に、データ型変換関数を使用してコードを記述する。 たとえば、単精度、倍精度、または整数で計算を行うような場合に、CCur 関数を使用して通貨の演算を強制的に行います。
    各国の言語に対応するようにあるデータから別のデータに変換する場合は、Val 関数の代わりにデータ型変換関数を使用する。 たとえば CCur 関数を使用すると、異なる小数点記号と 1000 単位の区切り記号、およびさまざまな通貨記号がコンピュータの国別情報の設定に応じて正しく処理されます。
    小数部分がちょうど 0.5 のとき、CInt 関数および CLng 関数は常に最も近い偶数に値を丸めます。 たとえば、0.5 を 0 に、1.5 を 2 にそれぞれ丸めます。 CInt 関数および CLng 関数は、数値の小数部分を切り捨てずに丸めるという点で Fix 関数および Int 関数とは異なります。 また、Fix 関数および Int.関数は引き渡された値と同じデータ型で常に値を返する。
    IsDate 関数を使用すると、引数 date を日付または時刻に変換できるかどうかを調べることができます。
    CDate 関数は、日付リテラル、時刻リテラル、および有効な日付の範囲に該当する数値を引数として受け取ります。
    数値を日付に変更する場合、整数部が日付に変換されます。小数点以下の値は、午前 0 時から始まる時刻に変換されます。 CDate 関数は、国別情報に基づいて日付の形式を認識する。
    認識できない形式で指定された日付がある場合、年、月、および日の正しい順序を判断できないことがあります。 また、曜日を表す文字列を含む長い日付形式も認識できません。 Visual Basic の以前のバージョンとの互換性を保つため、CVDate 関数も用意されています。 CVDate 関数の構文は、CDate 関数と同じです。ただし、CVDate 関数は日付型ではなく、内部処理形式が Date のバリアント型の値を返する。
    現在はデータ型として日付型が用意されているので、CVDate 関数は今後必要なくなります。 日付型に式を変換し、バリアント型に割り当てることにより、CVDate 関数と同じ戻り値を得ることができます。 他のデータ型をバリアント型の内部処理形式に変換する場合も、同じ方法で変換する。

    メモ
    CDec 関数は独立したデータ型で値を返しません。常に内部処理形式 Decimal のバリアント型で値を返する。


    な行

    は行
  42. Asc 関数
    CBool 関数
    CByte 関数
    CCur 関数
    CDate 関数
    CDec 関数
    CDbl 関数
    Chr 関数
    CInt 関数
    CLng 関数
    CSng 関数
    CStr 関数
    CVar 関数
    CVErr 関数
    Format 関数
    Hex 関数
    Oct 関数
    Str 関数
    Val 関数

  43. VBAVB のヘルプより。
    データを格納するための名前を付けたメモリ上の場所。 変数には格納する値のデータ型を指定することができ、変数に格納される値はプログラムの実行中に変更することができます。
    変数名には、文字 (英数字、漢字、ひらがな、カタカナ) とアンダスコア (_) を使うことができます。 スペースや記号は使えません。 変数名の先頭の文字は、英字、漢字、ひらがな、カタカナのいずれかでなければなりません。 同一適用範囲 (スコープ) 内で同じ変数名を複数使うことはできません。 また、変数名の長さは、半角で 255 文字以内でなければなりません。

  44. データ型を参照

  45. 種類:演算子
    機能:2 つの式(数、文字列)の比較をする。 例: a が 1 以上なら、Bonjour! と表示する。
       If a >= 1 Then MsgBox "Bonjour!"


    ま行
  46. ダイアログボックスの1つ。主にプログラムからのメッセージを表示する。
    例:
    メッセージボックス

    → MsgBox


    や行
  47. プログラムを書く上で、予めその用途が決められている単語のこと。
    VBA 例えばステートメント(命令)やキーワードやデータ型のような働きを持ったものである。
    例:Dim hensu As String
      Dim は、ステートメントなので、予約語。
      As は、キーワードなので、予約語。
      String は、データ型なので、予約語。
      hensu は変数名であり、命名の規則に従って自由に名前を付けられる。


    ら行

    わ行



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