経過報告

ニッケル水素バッテリーのその後の状態です。
測定条件はBMS、ヨコモチャージ6A充電の後、サイクル放電にて20A放電。
今までの物とのデータの比較は出来ませんが、測定したバッテリーは同一条件で測定した物です。
平均放電電圧/放電容量になっています。

SANYO、オリオンクラブマッチド(約30回使用)
a_6.49V/2578mA
b_6.44V/2454mA

SANYO、オリオンSport Pack(約20回使用)
6.50V/2337mA

SANYO、kai 68Pack(約10回使用)
6.64V/2748mA

銀パナ、イーグルザップ(約15回使用)
6.71V/3021mA

ほぼ同一の使用条件で使ってきた物の結果です。SANYO、オリオンクラブマッチドは何回か充放電を繰り返しても、結果に変化はないようです。使用方法によっても異なるかと思いますが、第一世代のSANYOセルは、30回前後の使用で電圧が上がらなくなるようです。
リサイクルによる環境への配慮から使用され始めたはずのニッケル水素バッテリーですが、30回程度の使用で捨てられるとなると、ニッカドバッテリーと、どっちの方が環境には優しいと言えるのか、ちょっと考えてしまいます。。

新ロットのSANYOセルはどうなってるんでしょうね?

訂正
計測方法にミスがありました。
テンプセンサーを35°で充電カットになるような設定になっていました。。
これを外した測定結果は以下の通りです。

SANYO、オリオンクラブマッチド(約30回使用)
a_6.61V/2778mA
b_6.54V/2772mA

SANYO、オリオンSport Pack(約20回使用)
6.55V/2835mA

SANYO、kai 68Pack(約10回使用)
6.66V/2798mA

最近の妙なパンチ不足はこれが原因だったようです。
オリオンクラブマッチドも緩やかに劣化は進んでいますが、使えないレベルでは無いですね。以前に過充電を起こしてしまったのはaのセットです。
ただ、温度上昇が速くなっているので、やはり内部抵抗は増えてきているんだと思います。

011025

 

 

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