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グランツーリスモ2
プレイステーションのグランツーリスモ2が発売されました。ついにCD-ROM1枚では収まりきらず、GTモードとクイックアーケードを分けて2枚のCD-ROMななったいます。このホームページを見てくれた人の中にも、プレイしてみた人が多いと思います。
自分が実際にプレイしてみた感想は、グランツーリスモ1と比べてみて圧倒的に良くなったと言ったことはなく、良くなった部分と駄目になった部分が同じぐらいだなと言ったところです。
まず第一に感じるのが、走行フィールが大きく変わったこと。タイヤの選択肢がグランツーリスモ1(以下GT1)に比べると随分増えているのですが、一番グリップの高いスーパーソフトでもGT1と比べると大分グリップが低くなっています。それにともなって車の特性もかなりアンダーステアが強く設定されています。
GT1では走行フィールがかなりクイックで、タイヤのグリップも強力だった為、700psクラスの車を弱オーバーにセッティングして、ステアリング操作はきっかけだけで後はほとんどカウンターを当てなくてもグイグイ立ち上がれたのに、GT2でそんな事をしたら全くまともに走ることが出来ません。スポーツドライビングに基礎である、スローインファーストアウトをきっちり守らないと、車の実力の拮抗するGT500選手権などでは(それでもコンピュータの車にはハンデがあって遅いです)まず勝つことは出来ません。
まあ、より実車の走行フィールに近づいたと言うことだと思いますが(MR2で400psオーバーにするともうどーやってもまともに走りません、600〜700psだとやはり4WDが有利です。今一番走らせやすいと思う車はFord
GT40 レーシングですね。ウエイトバランスが抜群によいです)、GT1のクイックなフィーリングに慣れていると、コーナリング中ずっとフルステアにしてなければならないのは感覚的にかなりダルイです。もっとも、自分はZERO
TECHのホイラータイプのコントローラーを使っているのですが、ノーマルのアナログコントローラーを使うのであればこの位ダルな方が走らせやすいかも知れませんが。
良くなったところは、まず第一に走行車両がかなり増えたところですかね。例えばR34スカイライン1台を見ても、各チューナーによってチューンされた物が幾つもあり、それぞれに走行フィーリングが違っています。
それから、まだあまり走ってないのですがダートトライヤルが出来るようになりました。ラリーカーも多数揃っているので、これはかなり楽しめると思います。
逆に悪くなったところは、クリィオファイモードが無くなってしまった所です。容量が足りなかったのでしょうかね、必ずビリからスタートっていうのは納得いかないっす。あと、同時に走る他の車のスペック(ウエイト・パワー)も解らなくなってしまいました。
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