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HPI RS4 PRO3
HPIのニューフラッグシップマシンです。
スクープされたCAD画像とほとんど変わらぬまま、登場しました。
RS4PRO,PRO2と、2ベルトドライブシャーシのスタンダードモデルとして正常進化してきましたが、ついにここに来てドラスティックにシャーシデザインを変更してきました。
まず、誰の目にもその違いが解るのが、バッテリーの搭載位置です。
EPカーの中で、最重量物であり最もスペースを取るのがバッテリーです。
4WDツーリングで、この位置にバッテリーを持ってくるのは、ドライブトレーンの取り回しが難しいのですが、非常に巧みなレイアウトで難なく納めています。
そして、一番注目するポイントはセンターシャフトの位置です。
前後デフとほぼ同一軸上に落としてきました。ベルトを引っ張る方向が全て同一軸上に並ぶことにより、更なる駆動効率の向上を望めます。
PRO2までのシャフト位置は、駆動トルクが掛かるとシャフトを下方向に引っ張る力が発生し、ベアリング軸に過大なストレスが加わります。
フロントベルトとリアベルトが左右に離れた位置に来ています。出来ることなら、フロントベルトもリアベルトよりの位置に配置した方がより良いはずですが、それよりも左右の重量バランスを重要視したのでしょう。
PRO3を象徴するショットです。全てのパーツを低く搭載する。徹底的な低重心化がなされています。
箇々のディティールを見ると、何処かで見たことがあるデザインばかりですが、現時点で考えられる最良のパッケージだと思われます。