下に行くほど古い記述になります。
03.04.21
シェイクダウン
やっと走らせることが出来ました。
結果を先に書いてしまうと、走りは期待以上です。ただしハイエンドマシンと互角に走るためにはシャシ剛性が足りません。はしんなかったら直ぐに止めちゃおうと思ってたんだけど、計8パックみっちり走らせてきました。
シェイクダウンはいつものE'Sホビーです。トー0°のリアアップライトからマキマキ状態を想像して、ボディはドアンダーな34Rをチョイス。タイヤを24Rにしてコースイン。
自分も含めて誰もがダメだろうな・・予想する中で、余りにも普通に走り出してしまいました(笑)
ピッチの荒いギヤを使用しているのに、思いの外静かです。ギヤが密閉されてるからだね。
トップスピードの伸びも申し分無しです。
コーナーではショックが柔らかすぎてロールが大きすぎるのとハイサイドが目立ちます。
リアトー0°なので、コーナリングは若干トリッキーですが、走らせられないレベルではありませんでした。
ダンパー位置はいっさい変更不可なので(笑)取りあえずスプリングを硬い物に変更します。ダンパー長が短いのでヨコモのショートタイプを使用。径が合わなくてグラつくんだけど、細かいことは気にしません(笑)最終的にはフロントグリーン/リアオレンジとしました。
リアトーインアップライト
今回の加工の目玉です(笑)
TL01用のリアトーインアップライトが使用可能です。アッパー側はギヤカバー側のサスピン部分の穴に適当なカラーを詰めてボールエンドを取り付けられるようにします。ここをクリアすれば後は無加工で取付が可能になります。ロア側はTL用のアップライトが前後幅がだいぶ短いのでここもカラーを入れて調整します。サスピンはキット付属のネジ式のままです(笑)
ボディはいつものモデナに戻しました。
プロペラシャフトも23Tで回すならアルミシャフトに変更しておいた方が良いでしょう。
ステア周りはワイパー部分のガタ取りを行っていますが、その他はサーボセーバーまで含めてキット標準で充分です(笑)直進性も問題なし。
E'Sのインフィールドにある2つの左コーナーにはコーナリング中にグリップの変わるポイントがあって、しっかりシャシ剛性を確保できていない車はそのポイントでハイサイドを起こしてしまいます。
現状ではそのコーナーを押さえて走らなくてはならないので、インフィールドはどうしても緩慢になってしまいます。カーボンコンポジットのシャシがあればなあ。。。(笑)
取りあえずアッパーデッキ作るかな。
カツカツレースやるわけでもないし、他の人と同じ車走らせてもつまんないしね(笑)
この車、オプションが揃えば化けますよ。(出ないって>笑)
取りあえずスクエアさん辺りに、アッパーデッキと、ロールセンター補正済みの前後アップライトを出して貰いたいな。
03.04.06
忙しくて全然走らせに行けません。。シェイクダウンは随分と先になりそうな感じだな。。
シャシ概要
取りあえずキットを組みながら感じたのは、ビッツとかのトヨタ車とF1みたいだなって事。(笑)
性能・耐久性・装備から無駄なコストを省き、大衆車としてギリギリのコストの中で収益を確実に上げるトヨタ魂。
ピロなんか使わずボディに直付けのサスアームや、シャシの一部として使用されるエンジンブロック等、普通に考えたらあり得ないシャシコンポーネントのF1。
ビッツとF1は共に、それぞれの目的のために徹底的な最適化を目指しています。
TT01のシャシコンポーネントからは、エントリーモデルとしてのコストダウンと、EPツーリングカーとしての最適化設計を感じるんだよな。
でも、タミヤはあんまり売る気無さそうだなあ。。エボ3売れまくってるもんね(笑)
このパーツ見たときはビビリました(笑)
国産品とは明らかに違うオーラを漂わせています(笑)中のベベルギヤの構成も簡略化されています。でも、剛性は高そうでそんな簡単には折れなそうです。オイルをしっかり塗っておけば動きもスムーズなので、ダメになるまでこのパーツのまま走っていても問題無さそうです。
キット付属のフリクションダンパー。フリクションとは言う物の、ダンパーとしての機能はありません。パーキングで走らせる分にはこれでも問題無さそうですが、サーキット走行はムリですね。
低重心化はかなり徹底されてます。CAUTIONラベルは最初から貼ってあります(笑)
ノーマル樹脂なので当たり前ですが、シャシのロール剛性は余り高くありません。
シャシ幅は結構あるね。底面の幅は120mmってとこです。おかげでサイクロンとレシーバーを横に並べて搭載できます(笑)バンパー押さえにはエボ3とかと共通のボディマウントを取り付けられるようになってます。
最近のシャフト車の例に漏れず、デフの取り外しは非常に容易で、矢印部分の5本のビスを取り外すだけでデフを取り外せます。
バンパーをこんな感じでめくるとギヤカバーを外せます。つまりフロント側もウレタンバンパーを外す必要が無いって事。
注目(笑)ここら辺の構成がTT01のキモです。
バルクヘッドはメインシャシと一体になっています。メリットはパーツ数を減らす事による軽量化と、デフ自体を低く設置できることにあります。デフケースの下は直ぐに地面だからね。
サスアームはサスピンすらありません。実物を手にするまでは一体どーなのよ?って思ってましたが、剛性的には問題無さそうです。走ってみないと分かんないけど。。ボディ側のサスピンの位置は前後同一、と言うか、ダンパーステーやサスピンホルダ一体のギヤカバー自体が前後で同パーツになります。レバー比やロールセンターも全く同一。
矢印の部分には、おそらく組み立てミス防止のためのリブがあります。これを削ってしまえば簡単に逆回転仕様に変更できます。ホントはバッテリーは左バンクに積んで置いて欲しかったんだけど、逆回転仕様に出来るなら、どっちに積んでても問題無しです。ストックモーターはつかえないけど。
デフギヤやユニバ等はノーマルTB01の物がそのまま使えます。つまりTT01はTB01直の後継モデルって事ですね。何で最初のオプションパーツがプロペラシャフトなのかがこれで納得できました。
エボ3のリングギヤの破損の話を聞いていると、耐久性を考慮するならこのぐらいのサイズになってしまうって事なんでしょうかね。。
ステアリングタイロッド
ここはキットノーマルの物ではなく、ピロボールに変更しておきたいところ。
ワイパーアームもかなりガタがありますが、サーボとのリングがちょうどワイパーアームのセンター部分になるので左右のクセの差は無いはず。
これも結構重要なポイントです。
ギヤ比
スパーの歯数は61、取り付けられるピニオンは本来は22まで。ギヤ比は7.2。サーキットで走るにはちょっと高すぎますね。で、オイラが今付けてるピニオンは25。ギヤ比は6.2と言ったところですかね。おそらく27でも付けられると思います。
やり方は、
対角線のネジ穴を使わずに矢印のネジ穴を使用すると。マブチやジョンソンではムリだけど。。
上の取付方だと、モーター位置が下と外側にずれるので、モーター下のリブを取っ払って、矢印の部分を削っておきます。今の状態でモーターとシャシ下面はツライチになってます。
オプションパーツ
今取りあえず出てる物ではベアリングとプロペラシャフト、この2つは最初から入れて置いても良いでしょう。それからCVAダンパー(OP.619)がありますが、これはサーキット走行を目的にするなら不可です。車高が落ちないんだよね。。同じCVAでもスーパーミニがあるので、買うならそっちにしましょう。オイラは余ってたTRFダンパー使ってるけど、プラダンパーでも充分です。
あんまり多くは期待できませんが(笑)今後少しはオプションパーツが出てくると思います。どうしても欲しいのはトーインアップライトですかね。今トー0°だから。。出来たらロールセンターもちょっと上げてもらえると嬉しいかな。
あと、出来たらカーボンコンポジットのシャシが欲しいけど、国産じゃないみたいだからムリかな。。
03.04.01
サーキット、いける?
タミヤのニューエントリーモデル・TT-01。
組み立て済みフルセットのXBシリーズで発売されたこのモデル、入門機にも関わらずバラセルスロットを備えるなど、シャシ構成の面から見ても非常に興味のあるモデルでした。
今回リリースされたキットモデルは実売価格5.8Kナリ!
これって、バッテリー1本分の値段ですね(笑)
エントリーモデルとして、少なくともパーキングロットでは申し分の無いこのマシンで、果たしてサーキットデビューを果たすことが可能なのか?その為には最低限何が必要なのかを検証してみます。