石黒直樹ってどんなヤツ?

●1968年8月22日生まれ・血液型A・栃木県小山市在住

●アニメの演出・脚本方面の仕事につくことを目指して、高校卒業後東京デザイン専門学校アニメーション科に入学。

●在学中に某レモン○ンジェルにはまり、おっかけの真似事などをはじめる(バカ)。スタッフと顔見知りになり自分が演出関係の仕事などを目指していることを話すと「何か書いたら見てあげるから、どんどんもってきなよ」とプロデューサーに言われるが、それが単なるリップサービスだということもわからずに無駄な持ち込みに時間を費やしてしまい就職活動を棒に振る(この頃は純粋だった(笑)。でも、業界関係者は軽はずみに夢を見せるようなことを言わないでほしいよね。それで傷つく真面目なファンだっているんだから)。

●卒業後、とあるつてで『トップをねらえ3』制作中のGAINAXに制作進行見習いとして雇われる……が、ちょうどその頃母が入院。看病などのために栃木の自宅から仕事に通うことになり、泊まり込みなどに対応できなくなる。それが原因で当時の上司と大喧嘩して1ヶ月でやめることに。「スケジュールなんて遅れるのが常識なんだよ」としれっと言い切り、母の心配をすると「マザコン野郎」と罵倒し、そのおかげで潰瘍一歩手前の胃炎を患っても「仮病でさぼるな」と罵り、やめる最後の日に「もうじゃまだから帰っていいよ」と言っておいて三鷹の宿舎についたあたりで「忙しいんだから戻ってこい」とほざいて三鷹→吉祥寺間を深夜に徒歩で戻ってこさせ、お使いを済ませて戻れば事前に言いもしなかったことを「俺はちゃんと言っただろ!」と言い張り、顔面めがけてシャープペンを投げつけてくれたこの上司(現在は別のスタジオをかまえている)のことは一生忘れない(怒) むこうはとっくに忘れているだろうけど、再会したらマウントポジションでしこたま殴りつけそうで自分が怖いっす(笑)

●GAINAXを辞めた後、新宿御苑のアニメックで通販事務のバイトをはじめる。給料は安かったが、都合3〜4年ほど勤め上げる。2年目ぐらいに「コンプティーク」のライター試験に『闘神都市』のレビューを書いて受かり、昼間はバイト、夕方は編集部に立ち寄ってライター稼業をスタートさせる。同期のバイトにさぼりぐせのあるヤツがいたのだが、セル画の選定などを担当していたためかクビになることもなく時給もグングンあがって、しまいには正社員にまでなってしまう。さすがに文句を言ったところ、当時の上司に「ヤツの代わりはいないがおまえの代わりはいくらでもいる」と言われて、アニメックでの仕事の情熱が急速ダウン。「自分にしかできない仕事を身につけよう」と決意してライター業にウェイトをおくことに。

●もう覚えている人も少ないだろうけど、角川書店のお家騒動が勃発。当時唯一の仕事先だったコンプティークのスタッフが全員退社し、新会社メディアワークスを立ち上げる。わしの担当だった編集さんから、読者参加ゲームのスタッフとしてこないかと誘われ、渡りに船とばかりに快諾。契約ライターとして電撃王の読者参加ゲーム『ハイパーウォーズ』『ゲートガーディアン』の設定制作、マスタリング、リプレイ執筆をはじめる。

●2年ほどたった頃、電撃王編集長がメディアワークスのCMで「君に電撃!」とやっている某氏に代わり、誌面の方向性がゲーム業界情報誌というせちがらいものに変化。読者参加ゲームもそれにともない打ち切りとなり、わしもクビとなる。フリーとしてやっていく準備がまったくできていなかったので困っていたところを、当時創刊したばかりのコミック電撃大王に拾われ、フリーライター&マンガ編集者という現在の状況に落ち着く。

●……なんか改めて書き出してみたら、けっこう波瀾万丈じゃのう(^_^;) まあ、とりあえずなんとか生きています(笑)。

●もっかの悩みの種は編集業が多忙になりすぎてしまい、ライター仕事が減ったこと(^_^;) スケジュールが許す限り仕事はやらせてもらいますので、誰か仕事プリーズっす(T_T)

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