muscaria Vol.96 (2003年1月発行)の記事より
会員からの投稿
・きのこファイル2003
今回はムラサキヤマドリタケ、コビチャニガイグチ、コガネヤマドリの3種のイグチを紹介しています。
ムラサキヤマドリタケは、見た目はよくないですが、貝のような味のするおいしいきのこで、
中国でもよく食べられているそうです。また、絵を描くのにもよいきのこです。
コビチャニガイグチは、これといった特徴のないきのこで、照葉樹林に多く発生します。
コガネヤマドリは、東アジアと北アメリカ東部に発生します。湿った環境を好むのかもしれません。
・冬芽の観察いろいろ その1
きのこの観察のためには、樹木を覚えることが必要ですが、これはけっこう難しいことです。
そこで、きのこの少ない冬にできることとして、冬芽を観察してみました。
今回は、オオバヤシャブシの冬芽を観察してみました。