サンコタケ Pseudocolus schellenbergiae
腹菌類には変わった形のものが多いのですが、これもその一種です。きのこに付いている
黒っぽいものは、グレバという胞子を含んだ粘液で、悪臭をもっています。これでハエなどを
誘引して胞子をばらまいています。なお、サンコタケには赤色型と黄色型があり、
それぞれに別の学名が当てられています。和名はサンコタケ○○型とすることも
あれば、黄色型をイカリタケと呼びわけることもあるようです。写真のきのこは黄色型です。
撮影日:2000年10月14日
発生地:兵庫県一宮町