ドットな部屋

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◆苦心の大モノ◆

～「ペイント」で頑張ったもんっ♪ ～

絵をクリックすると原寸(約400×600ピクセル)の絵が見られます。

ご覧になったら、ブラウザを閉じて下さい♪

描くキャラと構図は心の中で決まっていたのですが
いざ取りかかろうとした時、
どうやって描き始めれば良いのか迷ってしまいました。

紙に下描きしたものをスキャナーで取り込んで、
ラインを整理し彩色という方法が
よく行われているみたいなのですが、スキャナーは、なし・・・。

とりあえずぶっつけで描いてやれ！と、
マウスでぐりぐり描いてみました。

メインのラインを黒で仕上げたかったので、
後でラインを整理する時わかりやすいように、
それより薄い色で描くことにしました。

頭の中に思い浮かべていたシチュエーションを
いざ形にしてみると、少し気に入りません。

気持ちが伝わらなさそうに見えたので、
やはり目を開けさせることにしました。
「目はクチほどに物を言い」とか言うし、
やっぱり瞳ですね♪瞳。

ワタシ的にいいカンジになりました♪

これでは判りにくいですが、
黒のラインで決めラインをとっていきます。

ドットをひとつずつ置いていくよりきれいにできるので、
ペイントの「直線」を使い、少しずつ丁寧になぞりました。

そして、下描きのラインを「消しゴム」で丁寧に消します。
これだけの作業ですが、３日もかかってしまいました・・・。

いよいよ彩色です。
その前に、色を作りました。

パレットの部分を
ダブル・クリックすると
こんな絵が開きます。

この画面を開いて取り込み、
必要と思われる色を
「スポイト」で拾っては
塗り込んで専用パレットを作ります。

こんなカンジです。
私はペイントのパレット画像を流用(？)しました。
ざざっと色を塗りあわせてみて、不確かな予備の色も含めて
予定の色をチョイスして入れておき、
24ビット保存します。

（これはWeb用に減色してあるので、
少々色が変になってるのがありますけど・・・。）

作ったパレットは、こんなふうに
直接、絵に貼りこみます。こうすると便利です。

で、まず「面塗り」でおおざっぱに色を置いてみます。
この時自分の予定と違って色がちぐはぐでないかとか、
バランスを見ます。

さて、これから細かい部分を
本格的にドットで描いていくのですが、
その前に目の部分が気になる・・・。

見るたびに瞳の部分に目が行ってしまって、
辛抱できないので、
まずそこからいじることにしました。

皆さんがＣＧで描いておられるような、
深みのある目玉がどうしても描きたかったので
試行錯誤の結果、グラデを使いました。

まずまず納得できるくらいになりました。
が、これだけで丸一日費やしてしまいました・・・。

りぼんとか、顔の影とかいじりました。

頬のピンクは、べたっと塗ると
何色を置いてみても違和感があったので、
予定していた色を市松のテクニック（？）で
薄くしました。

どの段階の作業でもそうですが、
修正したいところを見つけたら、
その場で即座にやってしまいます。

次は髪です。
細かくシャバシャバっとしたマルチの髪の感じを出すために
影を入れる計画です。

こんなもんかな～？と思いながら、まず
ざざざっっとアバウトに色を置いてしまいました。
色を置く時には「ハケ」を使いました。

影をドットで修正しながら、
ついでに形のおかしいところや気に食わない所も
ドットを置き直し、消したり書き加えたり、
耳のパーツも影を考えながら入れました。

想像して影を入れるのって、本当に難しい・・・！

ここらへんの段階になってくると、
「虫眼鏡」は使いっぱなしです。

×８にして、グリッド表示、実寸表示窓も出し、
その実寸の様子を見ながらドットの修正・追加をします。

リアルタイムで実寸窓の絵に反映されるのは
大変便利です♪

「直線」「面塗り」を使って、服の影をつけました。
手抜きです。(笑)

パリっとした服の質感、
そして服の中で細っちいマルチのカラダが泳いでるようなシワ。

自分はフクヨカなので、参考にはなりませんでした。(苦笑)
全部想像・・・。

全体のバランスを見ながら細部の影の追加、
そして髪の一番明るいツヤ。これは超ムズですね・・・。
かなり何度もやり直しました。

大体これで人物の部分は完成です。

ここで「キャンバスサイズの変更」で、少し大きく(800×600)します。
というのは、小物を描くための作業場を確保するためです。
必要のなくなったパレット部分もついでに消します。

そもそも、少し右肩を上げて、服を少し左にずらしたのは
どうしても花を抱えさせたかったから。

新しく開設されたＨＰのお祝いとして描き始めたものなので
どうしてもお花を届させたかったのです。

新しく作った右側の空白に、横目でチラチラ大きさを計りながら
小花を描き並べていきます。

ほどよい大きさの固まりになったら
切り取って左の絵に、位置を決めて貼り込みます。便利♪

全体のバランスを見ながら
葉と茎を描き足します。

これよし！と、良い部分だけ切り抜いてファイルへ保存し、
メッセージの文字をバランスを考えながら入れました。

字入れって、結構難しい・・・。

で、苦闘の末できあがったのがこれです。
↓
完成♪

サムネイル製作協力：たーぼさん

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