私は、幼稚園・小学校の頃から社会に出るまで 絵に関することの成績は良い点数をもらったことがありませんでした。 いつも最低点＋α。 つまり提出期限には遅れたことはなく、 きちんと真面目に提出していた、 と言うことに対する努力点だったわけですね。 そんなふうですから、 本人にとっても絵を描くことは楽しいどころか、 コンプレックスを刺激される以外のなにものでもなかったわけです。 絵と言えば、いつも「ムリヤリ描かされるもの」で 何とか「この災いを我慢して乗り越えねば」という意識で いつも課題を描いていました。 でも、マンガは好きでした。 TVでアニメを見るのも大好き。 社会人になってもやっぱり好きで、 チャンスがあると、ついつい見入ってしまいます。 ひょんなことからインターネットをするようになったのですが、 気がつくと、 お知り合いに絵を上手く描かれるかたの多いこと！ 特にいつも私がお世話になっている方々は とびきり「良い絵」を描かれる方ばかりで 知らず知らずのうちに私も 「絵を描くこと」が楽しさとして感じられるようになったみたいです。 大胆にも、 「私も描いてみたい」などと思うようになったのは つい最近のこと。 もうかなり暑くなってからのことでした。 おりしも、 私の大好きなホームページが１万アクセスを達成されたので、 その記念の絵を描いてみようなどと思いつき、 そこのWEB MASTERには不幸なことに、 無謀にも私は行動に移してしまいました。 とは言え、何で描いて何で色を入れるのか 皆目見当もつきません。 親しくしていただいている方にアドバイスを受け、 どうにかこうにか試行錯誤の上、 記念すべき第１作目ができあがりました。 描いている間は、すごく上手に描けた気がしてて、 自分の描いている女の子が可愛くてたまらなかったのですが、 しばらくしてから改めて見てみると なんだか「変」なのですね。 その感覚は 何枚か描いた今でもあるのです。 描きあがった後、しばらくして見てみると「変」。 あんなに「良くできた」と思う絵が、なんで？？？ よくわからないのですが、 ひょっとしてこれは、１枚目より２枚目、 ２枚目より３枚目、と 自分自身が感性も含めて向上しているんではなかろうか？ と、なると、 それはそれで喜ばしいことです。 向上しているのか、どうかは判りませんが、 １枚描くたびごとに自分自身が変化しているのは確かなこと、 ならば、その推移を記録してみようじゃないかと言うことで このページを作りました。 どこまで上達できるか判りませんが、 コンプレックスを持ちつづけていた私の奮闘記・奮戦記として 見ていただければ幸いです。 はっきり言って、私には 絵の「素養」などあるとは思えませんし、 とっくにオトナになっていて 今から新たにはじめてもどうなると言うわけでもありませんが、 「絵を描くことは楽しい」 このことを、 私と同じように、今まで絵を描かなかったかたがたに知っていただき、 挑戦してみるキッカケとなれば嬉しいなと思っています。 ・・・私の絵を見て、自信つけて、 気軽に「絵を描いてみよう！」と思っていただけるのなら 嬉しい！・・・かな？(笑) 　　　　　　　　　　 １９９９年９月１５日／記

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