王子様→王様(その後の岡村ちゃん)


(なんだかこの件についてはいろんな意味でむしょうに恥ずかしさが付きまとうので、言おうか言わまいか迷っていたのですが、やっぱり言うことにします。ああ、人を好きになるというのはほんとうに恥ずかしいことですね。)

昨日、1週間ほど出稼ぎに行っていたと書いたのですが、実はバイトをするためだけに片道4時間の道のりをはるばる上京したわけではないのです。
先週末は、ほら、ア・レ。よいこが心待ちにしていたアレがあったのですよ☆

 

岡村靖幸ライブ@Zepp東京。

 

ライブは予定より30分押しで始まりました。これはいつものことです。岡村ちゃんはナイーブでセンシティブな王子様なので、舞台に上がることができるまでテンションを上げるのには若干時間がかかるのです。ですからファンは誰も怒ったりしません。時間が多少かかったって出てきてくれればそれでいいんです。実は、私と同行の友人Sは岡村ちゃんの姿を見るまで油断はできないと思っていたんですよ。ドタキャンは彼の得意技ですし、一度FM局のイベントでワンマンライブを行った時(注・膨張後)などは最初から最後まで緞帳の後ろにいて姿を現さず、観客は終始カーテンごしに彼の歌を聴いたという例もあるほどなのです。
しかし、今回はさすがにそうはいかなかったらしく、7年ぶりにその姿をみせてくれました。嬉しかったです、ほんとうに。年甲斐もなく黄色い歓声、いや嬌声をあげちゃいました。
いえ、久々に実物を観たので、ちょっとした違和感を感じないでもなかったのですが、何曲目かに「あの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう」を歌ってくれたときには、もうすっかり慣れていました。気持ちはもう一気にティーンエイジャーに逆戻り。我々ファンのために昨夜急遽書いてくれたというポエムの朗読や、弾き語りでの「だいすき」もジーンときましたね。ライブはおよそ3時間弱の長丁場。岡村ちゃんも感極まったのか、途中で何度か息を切らしたように歌が途切れたりしたけれど、そこは我々ファンが替わって大合唱! ほんと、とっても素敵なライブでした。

 

お・わ・り。

 

 

 

えーと、ここまでが遠藤の感想です。 ここから後は、感想ではなくライブに行かなかった皆さんのための単なる事実の報告となります。なんだったら読み飛ばしてくれても全然かまいません。

 

●ライブは3時間弱でしたが、実際のところ幕間が異様に長く、実働は1時間20分ほどでした。友人は「控え室で肉まんとか食べているのではないか」と言っていましたが、それは彼女の憶測に過ぎません。

●みんなが気になっていた「あの件」についてですが、冷静に観て、パパイヤ鈴木<岡村ちゃん<MAXに太っているときの伊集院 というくらいの感じでした。ダンス姿も含め、ひとことで言い表すならば、「着ぐるみ着用」という表現が一番しっくりくるのではないかと思います。

●ステージ上では、岡村ちゃんの立ち位置のところだけなぜかいつも激しいそよ風が吹いていました。なので彼もそれほど汗はかいていませんでした。

●気になるお衣装は、黒スーツ→トレーナー→トレーナーでした。下はゆったりしたジーンズでキメ。そして靴は、トレーナーでもいつもどおりのピンヒール。カジュアルな体型にはやはりカジュアルな服のほうが似会うのね、と思いました。

 

さすがに業界でも話題の岡村ちゃんの復活ライブ。芸能人も何人かいた模様。しかし、2階席にいた及川ミッチーが終演後に1階のファンに手を振っているのには不肖遠藤、殺意を抑えることができませんでした。ミッチーったらひどい。あんな細身の花柄のシャツを着て岡村ちゃん(XLのトレーナー着用)のライブに来るなんて。そしてファンにアピールするなんて!!(さめざめと泣く)

 

……ああ、どうしよう。本当に恥ずかしくて仕方がないのですが、私は岡村ちゃんのことをまだ愛しているのです。王子様とはもう呼べないけれども。(てゆうか、恰幅のよさはむしろ王様級だからいいの!!)