少女映画が好きです。
常日頃から乙葉ちゃん激マブとか優香ラヴとか言ってる私を、人は「女体探訪」「乳フェチ」「イエローキャブのまわしもの」などといいますが、そうではないの! そうではないのよ!!
巨乳ももちろん好きですが、ほんとは無垢な少女を愛でる純粋な心を持っているんですよ。ロリコンて言うなあぁぁぁぁぁ……。
ということで、先日急逝された相米慎二監督を偲ぶ意味も含めつつ、ワタクシがこれまで観た「少女映画」ベストテンなぞを考えてみた次第。
なんせ歳が歳なので、90年代ものの作品に偏っていますが、それはご愛嬌です。
「少女映画ベスト11」(順不同)
バタアシ金魚
望月峯太郎のマンガの映画化。松岡錠司監督。高岡早紀の競泳水着が!!白いワンピース姿が!! 筒井道隆のデビュー作でもあります。深夜映画でやってると今でも絶対見てしまいます。
セーラー服と機関銃
相米慎二監督作品、薬師丸ひろ子主演。 薬師丸ひろ子って好きじゃないんだけど、これと探偵物語は別格。 ヒロインの持つ母性と、少女ならではの未熟な浅はかさにキュンとなります。
柳沢慎吾がひょうたん三銃士の名で出したレコード「センセーショナルHIROKO」を覚えている人が何人いるでしょう……。
東京上空いらっしゃいませ
相米慎二監督作品。牧瀬里穂主演。
不慮の事故で死んでしまった新人モデルの牧瀬が、死神(鶴瓶)を騙して、成仏するまでの少しの間普通の女の子として生活するという話。
この映画の牧瀬里穂はほんとにいいです。演技はうまいとはいえませんが、存在自体が輝いてます。
曖・昧・Me
裕木奈江主演。
今でこそ大竹しのぶや斉藤由貴と並ぶ「汚パンツ系」(遠藤命名。あの手の魔性の女ってパンツ汚れてそうじゃありません?)の彼女ですが、このデビュー作ではえらく可愛かったです。細身のセーラー服姿がもうっ!
地方都市に暮す女子高生の自分探しの話で、裕木奈江が江藤潤演じるオヤジと援交するときに言う「すいません、今日ブルマーみたいなパンツ穿いてきちゃったんですけど……」という台詞が大好き。
ふたり
大林宣彦監督作品。作品としても素晴らしく、泣けます。
石田ひかりがもうどうしようもなくダサい女の子役なのですが、そこがまたなんともいえず。中島朋子も一番歯茎が目立たない時期でかわいかったなぁ。
時をかける少女
大林作品。少女映画といえば「時かけ」でしょう。 「このきもちはなに? これは恋??」 次世紀に残したい棒読みです。あの女の子がいまやスウェーデンでレコーディングだなんて、時はすぎていくのね。
完全なる飼育
頭に陰毛を生やした男・和田勉監督作品。
実際にあった女子高生監禁事件を題材にした映画です。監禁するのは竹中直人、される女子高生は爆乳エロぼくろ・小島聖。
正しい楽しみ方としては、ビデオ屋でこれと「タスマニアン物語」を一緒に借り、タスマニアン時代の小島聖を堪能した後で観る。
……なんかもやもやしてきます。
転校生
大林尾道三部作の一作目。「おれがあいつであいつがおれで」という、中学生の幼馴染男女の中身が入れ替わってしまうという小説の映画化。
尾美としのりと小林聡美のデビュー作(多分)で、小林聡美の脱ぎっぷりの良さが素敵。尾美としのりもめちゃめちゃ巧いです。
尾美が転校して行ってしまう小林聡美の裸の胸に頬を寄せて「さよなら、あたしの体」というシーンにぐっときます。
つぐみ
市川準監督作品。牧瀬里穂・中島朋子・白島靖代主演。
牧瀬の目の下のクマさえいとおしい。
金髪の草原
犬童一心監督作品。主演はリハウス池脇千鶴。
この子は演技うまいです。 頭でっかちな幼児体型と、芸達者っぷりのギャップがいい。 自分を20歳の青年だと思い込んでいるボケ老人と、その家政婦になった少女の物語で、原作は大島弓子のマンガ。
老人役が伊勢谷友介(イケメン)なので私的には二度オイシイ。
櫻の園
中原俊也監督作品。つみきみほ、白島靖代、中島ひろ子ほか。
吉田秋生のマンガの映画化で、ミッション系女子校の演劇部の、学園祭での一日を描いた作品。
制服も、校舎の建物も、女子高生もまさに遠藤の理想の学校。 レズというんではなく、ちょっと仲がよすぎな先輩と後輩って感じがまた萌え。
番外編(洋画なんで)
シャルロット・フォーエバー
フランスが産んだ国民的ロリ、シャルロット・ゲインズブール主演。
親父のセルジュ・ゲインズブールが娘可愛さに撮っちゃった映画。酔いどれダメ親父と娘の近親相姦的な愛と憎しみの生活を描いてます。これよりも少し前の「なまいきシャルロット」のほうが映画として評価が高いんですが、私はこっちの作品の閉塞感がより好き。
シャルロットの皮ミニスカがより好き。
以上、どれもビデオ屋さんに行けば1週間300円位で借りられる映画ばかりです。、暇な人は見てみてくださいな。
うーーん、やっぱり少女はいいです。
宇宙企画、大好きです。
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