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第一話 はじまりはじまり
 今日、唐突に、DAoCのβテスト・フェイズ4に参加することができるようになった。
 もともと今年はAOをやるつもりでいて、同時期に稼働するDAoCはパスするはずだったんだけど、AOが思ったよりも・・・以下略

 そんな理由で、僕の中でDAoCをやりたい気持ちが9月に入った頃からフツフツとわいてきた。しかし、AOに賭けていたため、DAoCなんて先月まではアウトオブ眼中の外の外。当然βテスト参加希望なんて申し込みもしていない。
 『ああ、これはもう、発売待ちだなー』とおもって、日々を悶々と過ごしていたのが昨日までの話。

 ところが!
 世の中いい人もいたもので、知人が『自分はあまりやりそうにないから』とβテストアカウントを譲ってくれたのだ。

 これはやるしかないでしょう。

---以上前置き。裏事情---


 ということで、DLしました!インストールしました!

 レッツビギン!

 起動して、ログイン・サーバー選択処理と、おきまりのコースが続く。
 そのあと画面はフルスクリーン表示になって、タイトル画面が表示される。

 タイトル画面が終わると、DAoC特有の決定項目であるところの、Realm選択が現れた。
 それにしても、Realmは同じサーバーではどこか一つにしか所属できない、みたいなことをどこかで聞いた気がするけど、何度でも他のRealmを選ぶことができる。製品版では制限されるのかな。

 とりあえず、このサイトのタイトル通り、ミッドガルドを選ぶ。
 ロキ、トール、そしてオーディーン。神々の住まう地なのだ。

 そしていざ、キャラメイクだ。

 キャラメイクの画面はこんな感じ。

 調整・変更できる項目は左上から、種族、クラス、性別、髪の色、顔、名前、身長、ステータス値・・・かな。
 身長が設定できる点でEQを越えているけど、さすがに外観面ではAOには及ばないカモ。

 この画面は僕や(元)EQプレイヤーにとってはおなじみの構成だ。なにも迷うことはなく、さくさくとキャラメイクができた。DAoCも伊達にEQクローンなどと揶揄されてはいない、といったところかな。

 ともあれ、僕は種族はコボルド。クラスはローグ。で、開始することにした。
 目指す上級職はシャドウブレードだ。

 またプチ種族か、ワンパターンよのう、と僕をよく知る人は言うかも知れないけど、全く持ってその通りなのです。ふふふ。しかし、DAoCのコボルドは、EQのように犬っぽくなく、ダークノーム、と言った感じでなかなかかっこいいのだ。侮れませんよ、たぶん。僕的に。

 ってことで、各種設定をして次へ進むと、またしてもEQと同様に、決めた種族とクラスの組み合わせについての解説文が出る。模倣もここまで来ると感心してしまうが、実際のところ効果的な手法は無理にマネを避けて変なことをするより素直にマネちゃった方がいいんだろう。
 EQではこの解説文の項目で、信仰神のことや、種族・クラスの難易度などが解説されていたけど、DAoCの場合はこの項目に、後々どんな上級職になれるか、と言うことが書かれている。結構役に立つ情報だ。その場の思いつきでキャラを作る人は、何度か、キャラ設定→解説文を読む→キャラ設定に戻る、と言うことをするのかも知れない。

 キャラ解説文を流し読みして、最後の続行ボタンをおせば、いよいよプレイ開始だ。

 洋モノRPGの基本通り、いきなり見知らぬ土地に放置される僕の分身、Nez。

 ぐるりと見回すと、横断するのに30秒くらいしかかからないような小さな村に、僕はいるようだ。
 目の前には[Rogue Trainner]という肩書きを持ったJuclaなる人物がいる。

 ・・・こいつに話しかけることから、どうやら僕の冒険は始まりそうだ・・・

 つづく。







−登場人物−

Nez (Kobold / Rogue Lv1)


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