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第三話 修行開始から武器買い換えまでのおはなし初クエストを無事終え、Lv2になった僕。
この先は延々と狩りをしていだたけだったりする。
〜Lv2〜
Lv1の時と同じ、water snakeと白い犬(名前失念)とホブゴブリン釣り師(名前失念)をひたすら追いかけては殺す。ノンストップ。
Lv1の時は10匹倒してレベルアップだったけど、Lv2になると同じ敵を倒しても、3〜40匹くらい倒さないとレベルが上がらない。頑張って殺した。
〜Lv3〜
Lv2の時の相手からは早くも経験値が入らなくなった。新たな敵を探さなくては。
DAoCはどうやら敵の変化のサイクルが早いゲームのようだ。変化が多いのは歓迎。
ということで、今度は黒い犬を狙って殺すことにする。
というか、他に殺すモノがいない。大けがをするか、経験値がないか、って相手しかいない。
Exp効率がいい、名前が青いモンスターに、hobgoblin snaggerというのがウジャウジャいるんだけど、こいつには勝率六割って感じで、勝ってもずたぼろ。なのでしかたなく、経験値の入りの少ない、ギリギリ名前が緑の、生息数の少ない、黒い犬を狙うのだ。
ひたすらかけずり回って、黒い犬に追いすがる。
苦労して殺しても100匹殺してレベルアップ、くらいのExpしかもらえない。むーん。
実はこれは、知識が乏しいゆえの、っていうか注意力不足ゆえの、僕自身が招いた苦労だったりする。
狩りを続けるうちにだんだんお金も貯まってくる。ここでよくわかっていなかった僕は、布の装備をそろえてしまったんだけど、これが失策だった。他の店で革の装備が、布の装備と対して変わらない値段で売られていたのだ。
安い布製品は、新人のキャスター用。
安い革製品は、新人のミーリー用。
という位置づけだったわけだ。ここでまず無駄遣いをしてしまった、トホホ。
さらに失策だったことに、まず買うべきなのは武器のほうだったのだ。
EQ時代の癖か、武器は高いもんだろう、と思っていたんだけど、DAoCでは段階をおってNPCの商店で武器を買い換えられる程度の価格設定だったのだ。
この勘違いのおかげで、レベル3の半ばまでヘボい初期装備の武器を使うことになってしまった。
武器を買える、と言うことに気がついて武器を買ってみると、これがまた恐ろしく強い。元々が元々だけに。
初期装備 →−
買った武器
購入前と後。双方のダメージは、3.3と11.3だ。購入前の武器のほうが、やや攻撃速度が速いとはいえ、性能差は月とすっぽんである。購入後の武器は、画像が店に並んでいたときのモノなのでクオリティーの値が見えないけど、初期装備の剣はクオリティーが0%なのも痛い。
というわけで、この剣を携えて、強敵、hobgoblin snaggerに挑んでみる事にする。
ズシャァ!
鋭い切れ味!
さすがは金を出して買っただけのことはある。
ズシャァ!
ズシャァ!
あっさりと勝利!
相変わらず攻撃を受けるとそこそこのダメージを食らうものの、あっという間に倒してしまうので全く問題なしだ。
この後、レベルが上がるまで、hobgoblin snaggerを倒し続ける僕だった。
ちなみに購入前と後の、hobgoblin snaggerに与えるダメージはこんな感じ。
初期装備↓
買った武器
実に三倍以上。
つづく。
−登場人物−
Nez (Kobold / Rogue Lv3)
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