1位 三国志・戦国 2251票
                                     
                               
                               
                               2位 ハングル総督府 1876票
                               3位 顔文字 132票

本戦第28組(6/4)
三國志・戦国板 入場
「出師の表」

臣無名武将申す、
2ch最萌板トーナメント本選いまだ半ばならずして各板は混争せり。
いま本選は三分を越え、我が板は疲弊す。これ誠に危急存亡の秋なり。
しかれども選対スレの住人、内に懈らず。
忠志のコテハン、身を外に忘るるものは、けだし三戦板の光栄を追うてこれを板に報いんと欲するなり。
誠に宜しく聖聴を開帳し以て我が板の遺徳を光らかにし、志士の気を恢弘すべし。
宜しく妄りに自ら菲薄し、荒らしに惑いて義を失い以て良スレの道を塞ぐべからず。
板住人と選対スレは倶に一体となり、支援物資の調達、投票の呼びかけをするに宜しく異同あるべからず。
もし荒らしをなしジサクジエンを犯し、及び忠善をなすものあらば、宜しく有司に付してその刑賞を論じ、以て戦三板の平明の理を昭かにすべし。
宜しく偏私して内外をして法を異にせしむべからず。
文長・テンプレ屋・萌え萌え団はこれみな良実にして志慮忠純なり。
ここを以て板を代表して以て同盟板に遺せてこれに咨い、しかる後施行せば、必ずよく闕漏を裨補し広益するところあらん。

木黄 山 光 光軍は性行淑均、支援イラストに暁暢し、昔日に試用さられ、各板住人はこれを称して能といえり。

ここを以て衆議、寵を挙げて督となす。
愚おもえらく、本選の事、事大小となく、悉く以て彼らに咨えば、必ずよく行人を和睦し、優劣、所を得せしめん。
良スレを親しみ荒らしを遠ざけしは、これ2chの興隆せしゆえんなり。
荒らしを親しみ良スレを遠ざけたるは、これ1chの傾頽せるゆえんなり。
自治スレ機能しし時、臣とこの事を論ずるごとに、いまだかって戦三板は隔離板であると歎息痛恨せずんばあらざりき。
各コテハン、多くの名無し、通りすがりたちなど、戦三板住人はこれ基本的に貞良死節の住人なり。
願わくば選対スレはこれを親しみこれを信ぜよ。
即ちにトーナメントの隆、日を計えて待つべし。
臣はもと名無し、躬ずから名無しにカキコし、いやしくも性命をコテハンに全うし、聞達を有名スレに求めざりきり。

選対スレ、臣の卑鄙なるを以てせず、猥りに自ら枉屈し、
三たび臣をワラタのレスに顧み、臣に諮るに本選の事を以てせり。
これによりて感激してついに野望スレに許すに駆馳を以てす。
後、傾覇に値い任を敗軍の際に受け、命をネタの間に奉ず。
爾来二十有一ケ月余なり。
先帝、臣の謹慎なるを知る。ゆえに崩ずるに臨みて臣に寄するに大事を以てせり。
命を受けてより以来、夙夜憂歎し、託付の効あらず。
以て先帝の明けを傷けんことを恐る。
ゆえに六月、板を渡りて深く投票所に入りぬ。
今、体制すでに定まり、投票すでに足る。
まさに三戦板を奨率し、本選の彼方も決勝を定むべし。

庶わくば駑鈍をして竭して他板攘い除き、三戦板の興復して決勝に還さん。
これ臣が選対スレに報いて、しかしてスレに忠なるゆえの職分なり。
願わくは選対スレの方々、臣に託するに討伐復興のAAを以てせよ。
効あらんずば即に、臣の罪を治めて以て削除依頼の板に告げよ。
選対スレの方々もまた宜しく自ら謀りて以て善道を諮いはじかり、雅言を察納し、深く三戦板の光栄を追うべし。
臣、良板を受けて感激に勝えず。
いままさに今宵本選に臨むべし。臣今、投票に臨みて涕零ち、いうことを知らず。

本戦第28組(6/4)
ハングル総督府 入場
「出師の表」

 臣娜々志申す。ニダー皇帝、創業未だ半ばならざるに、初戦にして敗退す。
今、天下三分し、ハン板疲弊す。此れ誠に危急存亡の秋(とき)なり。
然れども同盟の板、内に懈(おこた)らず、友邦の2ちゃんねらー、外に身を
忘るるは、蓋(けだ)し陛下の殊遇を追ひて、之れを総督閣下に報いんと欲すれば
なり。誠に宜しく良スレを開帳し、以て陛下の遺徳を光(かがや)かし、住民の
意気を軒昂にすべし。宜しく妄りに自ら工作して、信に背き義を失ひ、以て
不忠の謗りを受くべからず。コテハン・名無し、倶に一体と為り、半島電波を
論破して、宜しく付和雷同すべからず。若(も)し荒らしを作(な)し科を犯し、
及(ま)た忠善を為す者有らば、宜しくひろゆきに告げ、其の刑賞を論じて、以て
閣下平明の治を昭(あき)らかにすべし。宜しく私に偏りて、内外をして法を異に
せしむべからず。

 N速、極東、台湾等、此れ皆良板にして、志慮忠純なり。是(ここ)を以て
先帝同盟して以て閣下に遺(のこ)せり。愚以為(おもへ)らく、軍略の事は、
事大小となく、悉(ことごと)く以て之れに諮(はか)り、然る後に施行せば、
必ず能く闕漏を裨補し、広益する所有らん。CCさくらは、義理に篤く、
幼女に通曉す。昔日に支援し、陛下是れを称して「萌えニダ」と曰ふ。是を以て
住民CCさくら板を挙げて萌え友好板と為す。萌えの事は、事大小となく、
悉く以て之れに諮れば、必ず能くヲタをして和睦し、ハァハァ所を得せしめん。

 電波に親しみ、厨房を容(い)るるは、是れハン板の興隆する所以(ゆゑん)なり。
電波を疎んじ、厨房を遠ざくるは、是れ総督府の傾頽する所以なり。陛下
在(いま)せし時、毎に臣と此の事を論じ、未だ嘗(かつ)て過疎問題に嘆息痛恨
せずんばあらざりき。狼帝国は孤高の大国、貞亮死節の板なり。願はくは閣下
之れに親しみ之れを信ぜば、則ち総督府の隆、日を計りて待つべし。

 臣は本(もと)名無し、躬(みづか)らハン板にROMす。苟(いやしく)も性命を
乱世に全うして、聞達を他板に求めず。陛下、臣が卑鄙なるを以てせず、
猥(みだ)りに自ら枉屈して、三たび臣を駄スレの中に顧みて、臣に諮るに
言語学の事を以てす。是れに由って感激して、遂に陛下に許すにAAを以てす。
後、2ch消滅騒動に値(あ)ひ、任を敗軍の際に受け、命を危難の間に奉ず。
爾来十有一月なり。陛下、臣が謹慎を知れり。故に崩ずるに臨みて臣に寄するに
大事を以てせり。命を受けて以来、夙夜憂歎し、託付の効あらずして、以て
陛下の明を傷(やぶ)らんことを恐る。故に四月選対と為り、深く戦場に入る。
今、予選已(すで)に定まり、物資已に足る。当(まさ)に三軍を奨率して、
顔文字、三戦板を定むべし。庶(ねが)はくは全力を竭(つ)くして本選に臨み、
総督府を宣伝して、ハン板の讎を復(かへ)さんことを。是れ臣の陛下に報じて
閣下に忠なる所以の職分なり。

 損益を斟酌し、進んで忠票を尽くすに至っては、則ち住民の任なり。願はくば
閣下、臣に託するに光復の効を以てせよ。効あらざれば、則ち臣の罪を治め、
以て陛下の霊に告げよ。若し票を投ずるの忠無くんば、則ち住民等の慢を責めて、
以て其の咎を彰(あら)はせ。閣下も亦(ま)た宜しく自ら謀りて、以て檄文を
作成し、物資を投下して、深く陛下の遺詔を追ふべし。臣、恩を受けて感激に
勝(た)へず。今当に遠く離るべし。表に臨んでアイゴーして、言ふ所を知らず。


本線第28組(6/4)
トーナメントヲチャ@White
◆garu/HMM 氏の観戦記
2002年6月4日 虫歯予・・失礼(w
この日は記念すべき一日だっただろう(WCもあったし)
トーナメントが始まってここまでのドラマが生まれた試合は過去にはなかった。
あまりにも長かったこの一日を私の稚拙な文章でまとめるのは忍びないが
あえて観戦記という形にしてお届けしようと思う。

出場板はトーナメントの立役者 三国志・戦国板、2ch外からの参戦ながら根強い人気をもつ
ハングル総督府、そしてモナー板と並ぶ2chAA職人の代表板 顔文字板
ここまで個性的な板が一回戦で当たってしまったのは正直忍びない。本来ならどの板も1回戦突破
できるだけの実力があるからだ、でも決まってしまったものは仕方ない。
様々な思惑を秘めながらも時間は刻一刻と過ぎていった。

試合開始前・・・
三戦板選対では投票前の最後の打ち合わせに入っていた。
同盟板、支援板への挨拶回り、支援物資・イベントの再確認。そのあたりの団結力はさすが三戦板
というところだろう。この板は初期からトーナメントに真剣に取り組んでいて、煽りや叩き、工作員
などにも負けず戦ってきた。その必死な姿勢は多くの板の共感を呼び、予選ではダントツの得票率で
トップ通過。だか住人たちはそれに甘んじることなく必死で対策を練っていた。

ハングル総督府板でも同様にトーナメントへの作戦を練っていた。2ch外の板というハンデを抱えてはいたが、
ニュー速連&2ch最大勢力のモ板(狼)の支援を取り付け万全の基礎票を獲得し、数少ないが質の高い良スレ・
ネタスレ・AA・FLASHを集め、強豪板と互角以上に渡り合うだけの戦力を集めることに成功した。

顔文字板では逆に積極的な活動はとらず、あくまで正攻法・浮動票狙いの作戦で進めていた。元々この板には
感謝している各板住人が多い為、楽観的な意見が多数を占めていた事もある。

投票開始前直前・・・

まずは三戦板から諸葛亮孔明でおなじみの「出師の表」トナメver.が投下される。
この文面からも、三戦板のこの試合にかける心意気がひしひしと見て取れる
続いて、負けじとハングル総督府からも同様の「出師の表」が貼られ、試合前から
今日の盛り上がりを予感させる。
残念ながら、顔文字板からはこのような企画が無かったが、顔文字板はAA系板なので
今後のAAに期待するとしよう。

投票開始 0:00〜
やはり開幕は最近では恒例となった逆チキン
今回はさまざまな板が参加しているのを象徴するかのような怒涛の投票ラッシュ
ここではやはり三戦が頭一つ抜け出している感がある。

だが、このまま三戦の独走を許さないとばかりに総督府への投票も増え始める。
総督府は三戦と違い、主にモ板(狼)からの支援票がメインなのだが
それでもさすがは2ch一の人口を誇る板、怒涛のラッシュとはいえないが、安定したペースで
着々と票を重ねていく。

顔文字板の票数が少ないのが残念だが、元々投票所自体が抱える問題も大きかったのだろう
そのあたりはまた後で話すとしよう。

投票開始から一時間と数分で次スレ移動
早くもこのあたりから三戦と総督府の一騎打ちの流れになっていた。
三戦に票が入れば負けじと総督府にも入る一身一体の攻防
だが、ここで少しづつ三戦が離されだした。総督府のニュー速連の支援も大きいが、やはり
モ板(狼)からの票はさすがとしか言い様が無い。批判もかなりあるがこのペースで投票を
続けることが出来る板はそうないだろう。

誤解の無いように言っておくが、モ板(狼)自体はそんなに悪い板ではない、元々総督府が
モ板を支援した時の恩返しで投票しているだけである。選対スレの雰囲気もマターリしていて
結構好感が持てたのが筆者の印象である(おみくじに夢中なのもかわいいw)

当然、総督府も板自体はかなり自治が行き届いており、雰囲気自体はかなり良い。
元々2chのハングル板の避難所として設立した経緯もあってか、今でも使い分けている住人は多い。
あえて例えるとすれば、本家ハングル板が「狼」総督府が「羊」といったところか
もしかしたらこのあたりもモ板(狼)が全力支援している理由なのかもしれない(w

で、これからこの試合は様々なドラマが繰り広げられていくのだが
今回はその中で筆者が印象に残った企画やイベント&感じた点を取り上げて行きたいと思う

まず、三戦板であるが
6:11分から始まった(・∀・)チンポー!!!ラッシュ
萌え萌え団氏自筆の習字まで披露されたこの企画は、時間帯にもかかわらず
かなりの人が参加していたであろう。

ほかにも、「8等身の武将はキモイ!」スレを使った「初めての三国志」紹介。
これには本当に笑わせてもらった。
三戦からは他にも多数の企画で楽しませてもらったがその中でも一番印象に残っているのは
やはりスロ板住人とダウソ板との友情支援&少年漫画板が中心となって実現した

超多国籍三戦支援連合 一斉突撃大作戦

この件に関しては、とある方が当時の状況を非常に判りやすくまとめられているので
是非そちらを参照していただきたい。
このドラマに関してはある意味一つの物語になっているので、時間のある方は
過去ログも併せて読まれることをお勧めする。

続いて総督府の印象に残った企画であるが
ここはやはりハングルネタを中心としたスレ紹介に尽きる。
近くて遠い国とも言われる韓国・北朝鮮について、かなり
自分自身知らなかったことが多かったなと思い知らされた。

特に本家のハングル板と併せて読んでみるとかなりおもしろい

今回はあえて個々のスレ紹介は割愛させてもらうが、日本に住んでいる以上
是非一度は総督府を覗いて欲しい。もちろん2chのハングル板と一緒に(w
それともう一つ、朝鮮人間もお気に入りですよ(爆

あと、もう一つ印象に残ったことだが、今回のトーナメントでは数少ない2ch外からの
参戦となった総督府。板としてのやる気は他の板と比べても遜色ないものだった。
だが、選対スレ自体は試合前も試合後も荒れることなく、常にマターリとした
雰囲気に包まれていた。

この事からも、この板自体の魅力は決して他板と比較しても劣っていないことが判ると思われ。
今後も、2chハングル板共々益々の発展を期待しています。

最後に、顔文字板であるが
やはりこの板は職人さん達のAAにつきる。
今回の投票では残念な結果に終わったが、人気板と言う側面から見ると他2板と比較しても
まったく負けてはいない。いや、むしろ2chではこの板にお世話になっている人の方が多いであろう。

本来なら、職人さんの技術を生かした大型AAやAAストーリーなどで
トーナメント参加者を楽しませてくれると思われていたが、投票所の文字数制限(1024バイト)で
自板のようにいかなかったのも無念としかいえなかった。

このトーナメント全体を通してみると判るが、もしAAが存在しなかったら
この企画自体かなり地味な物になっていただろう。そういう意味では、試合には負けたが
板自体は決して負けてはいない。それは戦った両板もなにより判っているだろう。

AA系の板も残るはモナー板だけになってしまったが、トーナメントに参加する人は
職人さんに感謝する気持ちだけは忘れてはいけない。
もし、彼らが、AAがなかったら・・・・・

このトーナメントを通じて、その事を改めて感じさせられた。
勝ち負けを超えたところに、トーナメントの真の面白さがあるのだから。

結果は、激しい逆転劇の末、三戦板が1回戦突破を決めた。
投票スレ7本を消費した、過去最大の激戦であった。。。

勝利した板には、数々のドラマがある。
だが力及ばず負けてしまった板にも、勝利した板以上に
忘れられないドラマがあることを我々は忘れてはならない。

トーナメントで勝ち残れる板は、たった一つしかないのだから、、、


本戦第28組(6/4)
三國志・戦国板から見た本戦28組
『6月4日ダイジェスト〜少年漫画・スロ・ダウン・狼編〜』+おまけ
6月4日9:34─。

最初こそ僅かにリードしていたものの、一時も止む事のない
総督府への投票に三戦は苦戦を強いられ、その差は80票あまりに
広がっていた。
苦戦する盟友を居たたまれぬ気持ちで見ていたある少年が、
仲間達に問いかけた。
「今日21:30から一斉投票しないか?
 ウチらだけだとアレなんで、他板も誘って派手にパーッとやろう。
 とりあえずウチと交流のある板の今日の状況を調べて、
 誘えそうなところは片っ端から声掛けてみようと思うんだけど、
 どうかな?」

仲間の提案に、少年達は力強く頷いた。
「賛成! うちはそれくらいしかできないし、
 とりあえずやれるだけやってみよう!」
「俺も賛成!」
昼間の人の少ない時間であったが、少年達は数人で手分けして、
自分達と交流のある板を一つ一つ丁寧にお願いして回った。
「こんにちは。お邪魔します。今日は一斉投票のお誘いに伺いました。
 本日21:30より、三戦板さん支援の一斉投票を行う予定です。
 いろんな板の方に参加してもらって、超多国籍軍で派手にドカーンと
 いきたいと思ってますんで、よければぜひ参加して下さい。」

「うちも三戦さんとこに一斉投票しよーよ。
 少年漫画さんも誘ってくれてるし…。」(競馬板)
「少年漫画さんどうもです〜。ウチの住人で三戦に入れる予定の人は
 協力してあげてください。」(株式板)
「21:30のプレスに私も乗った!代表戦に勝って、韓国にも
 勝ってもらって、三戦さんを勝たせよう!」(国内サッカー板)

「お誘いどうもありがとうございます。昨日乗り遅れたんで、
 ぜひそちらに参加しますよ〜! 」(少女漫画板)
「こういう風に友好板にも動いてもらえるってのは
 三戦の人徳なんだろうね。」
「少年漫画の選対見てきたがちょっと感動したぞ。もう三戦に入れて
 しまったので、参加できないのが残念だ。」(ライトノベル板)
「昨日のうちに投票した人が多いみたいで参加者は少ないかもしれん
 けどまだ投票してないやつが参加した時はよろしくね。」(プロレス板)
「参加します、こんなところで三戦を逝かせるわけには。」
「40板合同ラシか〜。参加したかったが、既に投票済み。
 楽しみにしてるよ。」(葉鍵板)
「少年漫画板さんの三戦板さんへの応援を見てると、
 こちらも気持ちが熱くなります(逆のことを、少年漫画板さんの
 第一回選の時にも思いました)。一斉投票に参加出来るか
 わかりませんが、三国志・戦国時代に興味がある人間は
 園芸板内にもいると思います。夜になれば人が増えるので、
 見てもらえるよう、このスレをageて置きます。
 なにかあったら、いつでも遠慮なく来て下さい。
 あまり力になれないですが、応援しています。」(園芸板)

少年達の真摯な姿勢に心を打たれた人々は、
快くその申し出を引き受けた。
普段sage進行にも関わらずageて告知する板、
テンプレに加えて参加を呼び掛ける板。
こうして少年達が回った板は実に39板を数え、
自身を含め全40板という、トーナメント史上類を見ない
壮大な一斉投票が行われる運びとなった。

─だが少年達はまだ知らない。
『◆◆超多国籍三戦支援連合 一斉突撃大作戦◆◆ 』と

名付けられたこの作戦が、後にトーナメントの歴史に残る程の
『奇跡』の幕開けになるのだという事を─…。
******

6月4日15:00─。

三戦と総督府との差は100票を越えた。
戦局を見守るダウン選対に、ため息が洩れた。

「ぎりぎりのラインまで来たか・・・・。」
「今日の狼は隙が無い・・・。」
「こうしてる間にもコンスタントに狼から入ってやがるな。
 地味ながら本気度が窺える。」
「むぅ・・やっぱ狼が本気だとウチも本気じゃないと厳しいな・・・。
 今日のウチは正直祭りモードになってないしなぁ。」
彼らの言葉に、たまたま訪れていた一人の狼住人が力無くつぶやいた。
「後はダウン次第か。三戦にはこんなところで負けて欲しくないけど、
 1番支援してくれたハングルを見捨てるわけにもいかんのや。」

「三戦がここで負けたらトーナメントが面白くないよ・・・。
 そっちの事情もわかるけどさ。」
「そう言われてもなあ。今日はせつねえ気分だべ。」
「狼には狼の都合があるんだろうし仕方がないさ。
 とにかく、三戦頑張れよ・・・とだけしか言えない
 俺の不甲斐なさ・・・。」
「『狼─ハングル』の構図ができちまった以上、
 今からどうこういってもしょうがないしな。
 ウチは三戦に必要とされてない以上どうしようもないし、
 今からじゃ正直たいした力は出ないような気がする。」
「だな。既にうちらが動くには遅きに失している。

 勿論判断ミスとかそういう話ではなく。
 まぁやれることだけやるしかない。」

再び途中経過が送られてきた。
三戦876票、総督府999票。
縮まるどころか益々広がる差に、ダウン住人達はもどかしさを覚えた。
「(このまま…俺達はこのままでいいのか…?)」
そんな彼らに、狼住人の言葉が追い打ちを掛ける。
「俺らからの支援票、500超えちゃったべさ…。三戦ごめん…。」
ダウン住人達は、また一つため息をついた。
******

6月4日15:40─。

昼ラシから戻ったスロ住人達の間に、重苦しい空気が漂っていた。
なんとか昼ラシで詰めたものの、その差は依然100票以上…。
「(このままじゃヤバイ……。)」
焦るスロ住人の一人が、口を開いた。

「さっきから思ってたんだが、スロがダウン応援するから
 三戦助けてくれっていうんじゃダメか?」
「ダウンは三戦から依頼がないと駄目なの?
 俺らが頼んでも駄目なんか? 」
「要するに三戦としては票数目当ての外交がイヤで
 支援依頼をしないんだろ?
 ダウンはダウンで勝手に動くとまた代理戦争呼ばわりされるから、
 支援したくてもきっかけがない、そんな感じじゃないのかなぁ。」
「まじで何とかならんのか!三戦負けたらここの人半減するぞ!」
「三戦には勝って欲しいよ。スロが負けた夜三戦におめでとーと
 言うために立ち直ったんだよ。おめでとーといいたいよ。」

「俺はスロがダウンを動かせるのなら、俺らが行ってもいいと思う。」
「聞いてくれるか分からんけどとりあえずダウンに行くか?
 泣いたらほだされるかもしれんぞ。」
「だけど、三戦の気持ちが…。」
「三戦に嫌われてもいいや。でも、絶対勝たせる!
 俺らの体裁なんぞ捨てちまえ!ダウソに行こうぜ!」
「行こう!! ご免、三戦の気持ちに反するかもしれないけど行こう。」
「!? 誰かダウンに行ったぞ!」
「俺達も続けー!」
スロ住人達は、ダウン選対へと駆け出した。
******

6月4日16:31─。

「お前ら、なんとかしてくれよ。」
「三戦を助けてくれよ。頼むよ・・・。」
「頼むよ。俺ら三戦におめでとと言わないと残った意味がないんだよ。
 助けてくれよ。」
「このままじゃ三戦が負けちまうよ。
 もうお前らしか頼れる相手がいねえんだ。」
必死ですがり付くように助けを請うスロ住人達に、
ダウン住人達は顔を見合わせる。

「スロ必死だな・・・気持ちは痛いほど分かるが・・・。」
「全面支援じゃないから選対としても動きようが・・・。
 おかげでもどかしかです・・・。」
「スロ…。 実のところ現実的な問題として、
 今から全力支援をしようにも手遅れな感が強いんだよ…。
 選対としては出来る限り協力はするけど…。」
「まあ落ち着け。何かせずにいられないスロの気持ちは分かるが、

 三戦自身が望む道に俺らが立ちふさがる権利はないだろ?」

「こんなお願い駄目だって分かっているんだよ。
 けどお願いします。お願いします。」
「板として動くのが無理なら入れてくれる人だけでいいんだ・・・。
 三戦にもお前らにも嫌われる覚悟はしてるんだ・・・。
 だから三戦を勝たせてやってくれ・・・。」

「……ココまで頼まれて動かなきゃダウンじゃないだろ。」
スロ住人の熱意に、ダウン住人の一人がつぶやく。
「勝手に全力支援も面白いんじゃないかな?
 スロ板が期待してるほどの力は無いと思うけど。」
「後先考えずやるか・・・・?
 嫌われ者は今に始まったことじゃないしな。」
「三戦さんは今まで散々断ってきて今更泣きつけないというのが
 本音みたい。俺らそんなの気にするか?根に持ってるやついるか?
 どこまでできるか分かんないけど、いっちょやってみようぜ!」
「よし!勝手に三戦板全面支援祭り開始だ!」

三戦板から使者がやって来たのは、ちょうどその時だった。
「ダウンさんからは本選に入ってから今までに、一度ならず、
 手を結ぼうとの申し入れをいただいてきました。
 そのたびに、なんらかの理由で断りつづけました。
 そんな三戦が、今日になって「やはり板としてのご支援を
 お願いします」とは、とても言えません。喉から手が出るほど、
 全力支援は欲しい。でも、今の段階で全力支援を要請したら、
 三戦板はもう、三戦板ではありません。
 …我々の必死ぶりに、ネタスレの秀逸さに、
 票を投じてくださったみなさん、ほんとうにありがとう。
 最後まで、我々の戦いを見守ってやってください。」

使者の言葉に深く頷きながら、ダウン住人が口を開く。
「要請のあるなし関係なく、我々は貴板を支援させていただきます。
 そのことに対する批判は貴板の勝利の後、
 お好きなだけおっしゃって下さい。
 残り僅か、ご健闘をお祈りします。」
その途端、辺りが歓声に包まれた。
「よーーーし!やるぞ!」
「祭だ!ここから追い上げるぞ!」

この時点での票数、三戦965票 総督府1127票。その差162票。
かつて、途中で150票以上の差を付けられて逆転勝利した例はない。
162という票差は、既にデッドラインをオーバーした事を表していた。
しかも相手は、トーナメント最強の誉れ高き狼をバックに付けた総督府。
数字的には、もはや絶望的である。

だが、人々に悲壮感はない。
誰もが三戦の勝利を信じて突き進んでいた。
「多国籍軍突撃までに、なんとか差を縮めるんだ!」
投票所では三戦への投票が増え、
ダウンの底力を改めて見せつける形となった。
時刻は間もなく19:00。
伝えられた票数は、三戦1060票 総督府1184票。
投票終了まで、あと4時間─…。
******

6月4日20:32─。

狼選対に、『◆◆超多国籍三戦支援連合 一斉突撃大作戦◆◆』の
詳細情報が舞い込んだ。

「伝説を目撃する事になりそうだ…。」
「9時半の一斉喰らったらヤバそうだな。」
「ただでさえ、ダウンが三戦の支援に本腰を入れたんで、
 追い上げられてるのに…。」
狼住人達に緊張感が走る。
「で、夜の祭りの予定は確定したのか?
 敵の21:30突撃をしのがなくては。」
「いろんな意味で今日は全力をあげて
 支援しなければならなくなったわけだ。」

そして時計の針が21:00を回る。
「もうすぐ多国籍軍来るぞ。」
「戦況気になるな。」
「30差ぐらい。21:30からの一斉が楽しみではある。」
「多国籍軍の爆撃ぶりしだいではかなり本気をださんと。」
21:25時点での票数が発表された。
三戦1472票、総督府1510票。

ダウンの活躍で、想像以上に差は詰められていた。
「あと1分で21:30か・・・。」
狼住人達の注目は、投票所に集中していた。
******

6月4日21:14─。

少年達は、昼間呼びかけた板へのフォローを終え、突撃に備えていた。
要請を受けた板が次々に少年達を訪れ、協力を約束していく。
殆どの板が参加してくれる事になったものの、
果たしてどれ程の票が入るのか、全く見当も付かない。
戦況は未だ三戦不利である。

突撃時間が刻一刻と近づく中、ダウン住人が少年達の元を訪れた。
「こっちで票はつめた。あとはお前ら次第だ。
 頼むぜ・・・三戦を勝たせてやってくれ・・・。」
「50〜100ぐらいまだ離されていると思う。合同ラシ頑張れ!!!! 」
彼らの言葉に、少年達は拳を握り、天高く突き上げた。
「今は自分達の…みんなの力を信じよう!よっし行くぞっ!! 」
元気良く駆け出していく少年達の眼は、希望に満ち溢れていた─。
******

6月4日21:00─。

ダウンは第一回の連Qを行った。
差はかなり詰める事が出来た。…が、休むことなく続く狼からの票で、
総督府の背中を捕らえるには至っていない。
「30分まで持ちこたえれば援軍が来るぞ。堪えろ!!」
「多国籍・・・・・多国籍・・・・・・」
多国籍軍の突撃で逆転し、更に差を付けなければ、
その後来るであろう総督府支援の突撃をかわす事は出来ない。
誰もが祈るような気持ちで投票所を見つめていたその時──

◆◆ 超多国籍三戦支援連合 一斉突撃大作戦 ◆◆

    間 も な く 作 戦 開 始 !!!!
同盟・友好の垣根を越え、心から三戦板を支援する有志が
今ここに集結! 三戦板、勝て!絶対に勝ってくれ!
   貴 板 の 勝 利 を 信 ず る !!!!

─ 人々はこの直後、伝説の目撃者となる…。
******

6月4日21:30─。

投票所にいた人々は、目を見張り息を呑んだ。
リロードする度、20、30と積み上がっていく票。
投票所を埋め尽くす『<<三戦>>板に一票』の文字。
パッと見ただけでは把握しきれない程、多数の参加板。
開始時間を5分過ぎても、その勢いは止まる事はなかった。

「も・・・・ものすげえ・・。さすが40板合同ラッシュ。」
「どうだ! 三戦さん・・・頑張れ! 」
「なんかムチャクチャな勢いで票入ってる!
 ジャストに投票したのにえらく出遅れたように見える・・・。」
「すごいなぁ。。自分も30でいれたのにすげー後ろだ。」
「すごいラッシュだねー、感動…。」(以上、競馬板)
「超多国籍三戦支援連合すごい!」(少女漫画板)
「一斉投票すげー!!! 」(パチスロ板)
「一気に抜いたな。」
「5分で200票…壮観でしたな。」(以上、ライトノベル板)
「すごいラシだったなぁ。」(レゲー板)
「凄いな…ラッシュ。」(プロレス板)
「多国籍軍すごかったな。」(葉鍵板)
「プレスを見てたら感動しちゃって、
 自票を投じてしまった・・・。」(オリンピック板)
「すげー、一気に100票以上三戦に入ってるよ。」
「三戦逆転!」(以上、特撮板)
「いやあ、キモ、、、じゃなくてスゴかったです。
 一瞬で200票くらい入りました(w」(酒・Bar板)

誰もがただ「凄い」としか言えない。
開始宣言からの10分間で入った票は、実に240票あまり。

しかも最初の5分間だけで200票弱を叩き出すという、
驚異的な作戦となった。
作戦に参加した板の多くは、既に敗退していたり
住人数の少ない板である。
しかも当日昼近くからの告知であったため、
既に投票を終えてしまっていた者も数多かった。
そんな状況でありながら、これだけの凄まじい作戦になると
誰が想像しえたであろう。
それはまさしく伝説と呼ぶに相応しいものだった。
少年達が呼び起こした大きなうねりは、流れを完全に変えた。

少年達の元には、参加板から労いの言葉が続々と届いていた。
自分達が思っていた以上の規模に驚きながらも、
参加板に感謝を述べて回る少年達。

「もうなんといったらいいのか」
三戦住人が、感動の面持ちで訪れた。
「言わなくてヨシ!!今はとにかくガンバレっ!! 」
「奇跡は起きるぞ!!」
一人の少年の言葉に、皆が大きく頷いた。
奇跡は起こる。必ず─…。
******

祈るような気持ちで投票所を見守っていたダウン住人達は、
思わず感嘆の声を漏らした。
「マジでスゲェ…。」
「合同ラシすげー」
「勝負が完全にわからなくなってきた!!」
「これマジいけんじゃねえの?」
「スゲーーーーーーー」

その時送られてきた途中経過は、21:33の時点で
三戦1608票 総督府1528票 …!!
「ものの数分で逆転!?何が起こってるんですか!?」
投票所を揺るがせた一斉突撃は、たった3分で全てをひっくり返した。
「夕方まで170票有った差が・・・・。これは目の錯覚?」
「よし、後は俺達の力でこのリード守りきるぞ!」
「おい!他板の支援部隊も頑張ってます!俺達もまだ頑張ろう!」
意気上がるダウン住人達。
彼らからの票は、この後も途切れることなく続いていった。
******

21:30の投票を終えて戻ってきた狼住人が、苦々しげにつぶやく。
「……1分で100程入れやがったな連合軍。」
「一気に引っ繰り返されたな。」
その言葉通り、発表された途中経過は「逆転された」という
最悪のものだった。
しかし、その劣勢が狼たちに火を点けた。
「これから死ぬ気で祭ればなんとかなるはずだ。」
「さて、これで狼の突撃で150程入れなければならなくなったわけだ。
 お前ら気合い入れろ!」
「目標200で10:00からラシだ!」

2ちゃんねる一の独自集票力を持つ狼。
本気になった狼たちは、次々に投票所へ突入していく。
ここから、まさに死闘と呼ぶに相応しい闘いが
投票所で繰り広げられる事になる。
時刻は22:00。投票終了まであと1時間─…。
******

22:01分時点での票数、三戦1882票 総督府1700票─。
21:00台の1時間だけで入った票数は、
総督府228票に対して三戦は485票。

「すごいラシでしたな・・・。」
ダウンの集計係が、集計表を見ながら思わずつぶやく。
逆転しただけでなく、かなりの差を付ける事にも成功した一斉突撃は、
流れを完全に三戦のものにした。
突撃終了後も、総督府への票を上回る勢いで、
三戦票が投じられていく。
22:33時点で、三戦は270票もの大差を付けるに至っていた。
「さすがの狼でもこりゃ逆転は無理だろ。」
その言葉に仲間が首を振る。
「狼なら分らんぞ…。お前ら最後まで全力で行くぞ!!」

総督府側の反撃も熾烈を極めた。
だが、止まる事のないダウンからの票に加え、
22:30からの半角同盟の一斉突撃は、完全に相手の猛攻を凌いでいた。
そこへトーナメント集計人・可憐車のコメントが伝えられる。
「今日の試合は5組を超えました。」

トーナメント史上、票数・規模とも最大を誇っていた本選5組。
それを超えた、という言葉に各陣営でどよめきが起こる。
一体今何が起こっているのか…。
誰もそれを把握しきれないまま、刻一刻と時間は過ぎてゆく。
ついに迎えた23:01─投票終了。
皆が祈るような気持ちで投票所を見つめる。そして─……

265 名前:仮0@可憐車 ◆KARENZ0g 投稿日:02/06/04 23:07 ID:cgsK0H5e
三国志・戦国 総有効得票 2326票
顔文字 総有効得票 141票
ハングル総督府 総有効得票 1957票

─奇跡は起きた…。
終わってみれば、369票差の大逆転勝利。
18:00時点で、デッドラインを超えた170票あまりの差を
付けられていた事を考えると、これはまさに奇跡の勝利だった。
誰もが一度は敗北を覚悟したに違いない。
奇跡など起こるはずがないと思ったに違いない。
それでもこうして奇跡は起こった─…。

だが、忘れてはいけない。
この奇跡は偶然に起こったものではないのだ。
三戦の勝利を信ずる者達が、力の限りを尽くして呼び込んだ、
まさに起こるべくして起こった奇跡なのである。
この勝利は、トーナメントに携わる全ての人間の記憶に、
いつまでも残るであろう。
そして自らが苦境に立った時、人々はこう思うに違いない。

 『信じて力を尽くせば、奇跡は起こるのだ』と─…。

                     =おわり=


「そんなに俺を泣かせて、どうしてくれるのなぞがも。
 どうしてそこまでしてくれるんじゃあ…。」
少年達は萌え萌え団の問いには答えず、
ただ彼をじっと見つめている。

萌え萌え団が訪れた先々で、
少年達が一斉投票の参加を呼び掛けて回っていた。
その数は39板に上るという。
少ない人数でそれだけの板を回るのは、さぞかし大変だったであろう。
しかも一度だけではなく、二度三度とお願いに訪れているのだ。
簡単に出来る事ではない。
しかも、少年達は自分達のためにやっている訳ではないのだ。
「(どうして三戦のためにそこまで…?)」
萌え萌え団は胸を熱くしながら、少年達に問うた。

少年達は顔を見合わせると、キッとした表情で萌え萌え団に言った。
「萌え団さん泣いてる場合じゃねぇ!まだ、まだこれからだ!! 」
「そうだ!一斉突撃で、必ず逆転してみせるから見ててくれよ!」
彼らの力強い言葉に、萌え萌え団は零れ落ちそうになる涙を
必死で堪え、投票所へ飛び出していく彼らを見送った。
******

勝利の報を聞いた萌え萌え団は、真っ先に少年達の元を訪れた。
「抱き着くぞ!抱き着いてええかーーーーーーーーーー!!!! 」
少年達は、勝利に大貢献した事に少しも驕る素振りを見せず、
むしろ照れくさそうに笑いながら、萌え萌え団をからかった。
「この胸に飛び込んで来い!」
「何時でも来い!!! 」
「ギャァァァァァァァァァァ!!!!!!! 」
辺りが笑い声に包まれる。
そんな中、一人の少年がボソリとつぶやいた。
「これで少しは恩に報いる事が出来たかな…。」

少年達はあの日を忘れていなかった。
一番苦しくて、勝利を諦めかけたあの瞬間。
あの時三戦が与えてくれた力が、どれ程心強かった事か。
今日少年達を駆り立てていたのは、
そんな三戦に対する感謝の思いだった。
そして三戦もきっと、今日という日を忘れないだろう。
これからも続く闘いの中で、この日三戦と少年達との間に
築かれた絆は、いつまでも輝いて互いの胸に残るに違いない…。


これまでの三國志・戦国板の総括

本戦第28組(6/4)
顔文字板 退場
280 :顔文字板 ◆Nagomi5c :02/06/04 23:13 ID:oU9N0EQM
               /     彡彡  |\
             /    彡彡彡   /  \
            /     彡彡     人   |
            /    彡彡   ノノ丿 |   | 確かに顔文字板は敗れた。
           |   彡    // ノノ   V  |  だか後悔などはしていない!
           |   彡  /ノノ ,∠ ̄  |  |
           ∧  彡 ノ  (( /〈 ゚ `ゾ||  / まわりをゆっくり見渡してみてほしい
     ____ |  彡(     |冫 ̄  ノノノ   投票所はこんなにも多くのAAで飾られている!!
   ///_//_ )    し   ヤ    ノ (
 ////      \__/ √  ̄]   \/ ̄ ̄」 ̄」\  私はあえて言おう!この言葉を!!
 // //||\          \  ̄ ̄ /   ’\__   \
 /     ]           \l /        丿 \   \
      \    | ̄\     /         匚  //|_||_||_|\\

281 :顔文字板 ◆Nagomi5c :02/06/04 23:13 ID:oU9N0EQM
         /     彡彡     人   |      |\/\/\/\//
        /     彡彡   ノノ丿 |   |    <            〈
       |   彡    // ノ∠   V  |   <  2ch顔文字板に  >
       |   彡  /ノノ 〈 。`ゾ |  |     >          <
       ?  彡 ノ  (( |ヽ\ ̄  ||  /    <
        |  彡(    〈|〉´    ノノノ    <  栄光あれーーっ!!
        )    し / ̄ ̄ヽ,  ノ (      <
        \   / |  ̄ ̄ノ  \ し      //\/\/\/\/
          \ |\ヽー―´ /| /
            |  \l /  |/
           || ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄||
           ||  三\|||/三  ||
___--――へ ̄ ̄―---― ̄ ̄へ――--__
――┘          ソ/              
\____  | ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄|  ___/

289 :顔文字板 ◆Nagomi5c :02/06/04 23:15 ID:oU9N0EQM
           ,_    ,../".:::::〕
         i''''''" ヽ,,r、".::::::ヽ,ノ     多くの人々のAAに対する愛に満ちながら
         r'`'':::ヾ,r ヾ,::::::::/    ,,,  顔文字板は燃え盛る炎に包まれていった。
         〉,r,: ''t_`t,,r''"ー-''""'",,, 
         _/:;,、,r,......r.....ァ、 ......,,,;"""  炎上する艦内で、最後にひとことつぶやいた。
    ,,r'''"~i"~,r'、,::::::,、,,:::::::i"       トーナメント運営陣のみなさまへ・・・。
    i"  ,r.,r`::,,r'",,~ヾ,::::::::::〉,,,_    そして激戦のなか顔文字板を応援してくれた方々へ・・・!
   `t,r" 'ー、_r':::''''"'"::::::,/";;
    t,..:::::::::::ノ:,,,...r'''''""",,,r'"                   本当に、ありがとう
     `''''''''ヽ,---''""~ヾ' 
         `'''"
  __,...r--―'''''''''''―--::、_          
r''"   /   |   ヽ  ヽ`ヽ、
    /''""|  |    ヽ  ヽ  `ヽ

285 :柑橘系 ◆eWsyOidA :02/06/04 23:14 ID:xKn/r82M
   ∧∧   <<顔文字>>に入れてくれたみんな、ありがとよ
  (   ,,)   俺はここで一足先にトーナメントを去るが、また縁があったら会おうぜ
  ,゚~~~~゚、   俺らはいつでも待ってるぜ・・・
 ノ,AA命,,ゝ   顔文字板でな・・・
   U U
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顔文字マンセー

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