本選Bブロック 9組〜16組
赤色水先案名無い人 ◆RED.RgQs
氏の総括
Aブロックは大盛況の中、いったんその幕を閉じた。
試合はそのままBブロックへと駒を進める。
あまりの自然な移行にほとんど誰もBブロックに移ったことに気がつかないほどであったが、
Bブロックは様相がかなり異なるものとなった。


《本選Bブロック第一回戦》

【第09組(5/16)】
・「アーケード」 vs 「野生生物」 vs 「中国(まちBBS)」
前組までに比べると、多少トーンダウンした感のある第9組。むしろ、これまでが異常であったのだろうか?
また、AA投票の率が高かったのも特徴と言える。
板の雰囲気の良さから多くの他板の支持を集めた野生生物板と、
同盟票は比較的少ないように見えるが妙に高揚感溢れるアーケード板が、
ほぼ同等の票数獲得合戦を繰り広げる。むしろ、中盤以降は野生生物板が有利であるかに思えたが、
序盤のスタートダッシュで差をつけたアーケード板が最後には勝利を飾った。
接戦の末に敗れた野生生物板は、各板を惹きつけるほどの魅力を持ち、その敗退を悔やまれる。
また、まちBBSからは最初の本選となる中国(まちBBS)は、残念なことに奮わなかった。
ところで、アーケード板の投票レスを見ると、「モナー板が待っている」との、叫びとも思える言葉が散見する。
一見意味不明だが、実は最初の激戦であった予選3組の対戦相手がモナー板で、今なおライバル視しているのだ。
板間同盟による純粋な友好関係が多い中、このような予選以来のライバル関係は特筆すべきであろう。

【第10組(5/17)】
・「園芸」 vs 「アニメ」 vs 「キャラネタ」
天国。この2文字だけでこの第10組は十分表現できる。
熱くもなく、冷たくもない。ただ穏やかな愛の中で、敵愾心はおろか戦意まで止まる。そんな戦いであった。
各板の支援は優れており、この穏やかさの中において、票数とは関係なくとも、試合を彩ってくれた。
このトーナメントでの萌えとしては恐らく最強であり、それ故に深い愛を背負ってしまった園芸板が
多くの他板からの援護を一身に受け、序盤から大きく引き離す。この日の戦いだけで通常の3倍の愛を消費した。
この日の試合は、票数とは別に、各板のネタ合戦の様相も呈した。
アニメ板の壮大なSS、キャラネタ板のなりきり投票やスレ支援、両板とも支援は素晴らしいの一言に尽きた。
しかし、これら2板も着実に票を伸ばすが、園芸板の異様なオーラの前に、どうしても追いつくことが出来ない。
この試合は、これまでの典型である2強1弱の構図とは異なり、園芸板の独走態勢であった。
結局、園芸板が勝者に輝くが、アニメ・キャラネタ双方とも、ここで敗れるには惜しい板と評判になった。
キャラネタ板など、AA投票とはまた別の新しい風をトーナメントに送り込む可能性を秘めるだけに、残念である。
なお、アニメ板トーナメントの集計人は、一部全板トーナメント集計人も兼ねていることはあまり知られていない。

【第11組(5/18)】
・「ライトノベル」 vs 「就職」 vs 「映画一般」
Bブロックに入ってからと言うもの、穏やかな試合が続く。
この第11組は、それに加えて、内容も比較的スタンダードな試合運びとなる。
映画一般・8mm板は選対スレは存在するが、ほとんど書き込みが無い状態で、票数の方も奮わない。
「ラ板」の名を賭け奮闘するライトノベル板が比較的有利に試合を運び、
それを追うのが、アクセスランキングでは常に上位をキープしつづけている就職板というのがこの試合の流れ。
序盤のスタートダッシュはライトノベル・就職ともにほぼ互角であったが、その後のペースに差が出た。
この試合はスタンダードなものであるだけに、支援も充実していたといえる。
特にライトノベルのスレ支援が目立ったが、
就職も、そして票数は奮わなかった映画一般もネタ・スレ支援を積極的に打ち出した。
終盤、ライトノベル・就職両板がラストスパートにでる。しかし、就職板は追い越すこと叶わなかった。
150票ほどの差をつけてライトノベルが2回戦進出を果たす。

【第12組(5/19)】
・「台湾」 vs 「ラジオ番組」 vs 「椎名林檎」
後半に事件が起こり、試合の性質が急変した第12組。
序盤〜中盤にかけては緩やかに試合が進む。ニュース連合の援護を受ける台湾板と、
幅広いテーマから関連ある板住人の票で奮闘するラジオ番組板、両者が同格の接戦を繰り広げる。
椎名林檎板はやや遅れてその2板を追うが、展開次第では1回戦突破も十分可能であった。
しかし、終盤に差し掛かろうとするその時、事件が起きた。真相は闇の中であるため、詳しくは述べないが、
この試合とは無関係のDownload板選対の一人が、台湾板にコテハンのまま工作をしかけ、その後トリップを流出。
そこに、これまで緩やかに台湾板を援護してきたモ娘(狼)が反応して祭りとなってしまった、との説が有力である。
いずれにしても、これによって試合の性質が大きく変わってしまう。
Download板も事態を収拾するべく活動するが、一度変わってしまった流れを元に戻すことは出来ない。
この件でラジオ番組に多くの同情が集まり、またも接戦が繰り広げられるが、最終的に台湾板が1回戦突破。
なんとも後味の悪い試合となってしまう。やはり、日曜日の試合は、ただでは終わらない。

【第13組(5/20)】
・「少年漫画」 vs 「FFDQ」 vs 「世界史」
まさに名勝負中の名勝負と言って差し支えない第13組。
本選に入ってからの目立った動きは無かったものの、やはり少年漫画板は強い。
そして、FFDQ板は、FF11発売で住人が流れると危惧されていたが、それでも少年漫画と同等の戦いを繰り広げる。
そして、やや遅れをとるが、名スレ紹介による支援で世界史板も奮闘。宣伝・支援スレは世界史の独壇場であった。
少年漫画も、世界史ほどの量ではないものの、積極的にスレ支援を繰り出す。
一方FFDQは、住人以外でもFFもドラクエも愛好者は多く、その浮動票が戦いを支える大きな要因の一つであった。
少年漫画とFFDQは、どちらが有利なのか、最後まで全く分からない。
終盤、世界史板の名スレに心を動かされたモ娘(狼)が一斉投票するも及ばず、
少年漫画が2回戦進出を果たす。だが、FFDQとの有効票差は僅か25票という大接戦であった。
3位敗退の世界史も、これまでの3位とは異なり、支援も優れており、600もの票を獲得した。
本選初の三つ巴の戦いであったと言えるであろう。

【第14組(5/21)】
・「プログラマー」 vs 「半角文字列」 vs 「神社・仏閣」
前日に引き続き、またも名勝負となった第14組。
しかし、神社・仏閣板は巫女萌政策を前面に打ち建てたが、上位2板ののエロ決戦の前に奮わなかった。
半角文字列板はともかく、予選同様プログラマー板(以下マ板)からも女神が現れる、まさに好色選挙であった。
なぜマ板で女神なのか? 実は予選でも半角文字列に援護を依頼するべく女神が出現したのだ。
のちもマ板と半角文字列は友好な関係となるが、一回戦で当たってしまうとは何たる運命のいたずらであろうか?
しかし、それはそれと割り切り、両板どちらも全く譲らない接戦が最後まで繰り広げられる。
また、マ板から滲み出てくるプログラマーの過酷な日常には涙さえ誘い、それも票が集まる理由の一つであろう。
半角文字列は自板に専用うpスレを作り、多くのエロ物資を投下しつづけ浮動票獲得に余念がない。
そこに終盤、マ板から再び女神が現れた。半角文字列も残された力を振り絞り、両者ラストスパートへ。
序盤から続く接戦そのまま突入したスパート合戦は熾烈なものであった。
最終的にマ板が勝利を収めるが、グラフを見ると、押され気味からのギリギリの逆転勝利であったことが分かる。
激しい接戦であったが、2chの裏の顔とも言うべき半角文字列板は、ここで敗退となった。

*注:女神【めがみ】[名] リアルタイムエロ画像をアップしてくれる女性2ちゃんねらーのこと[「2典」より抜粋]

【第15組(5/22)】
・「印刷・DTP」 vs 「ラウンジ」 vs 「ファッション」
多くの人が最有力優勝候補の一つに挙げたラウンジが出場する試合にも関わらず、
本選に入ってからこれまでで、最も小規模な試合となってしまった第15組。
ラウンジに戦意が無かったのも大きな理由だが、そこにつけこむ者によってラウンジ選対スレが荒らされたのだ。
同時にファッション板の選対スレもひどく荒れており、住人のほとんどの投票への熱が冷めてしまった。
また終盤になると、ラウンジは荒らしに誘導され、「無効票祭り」なる企画が起こる。
そんな中、マ板同様、普段の過酷な日々による疲れを癒すべくトーナメントに臨み、
多くの同情を集めた印刷・DTP板がマッタリと一回戦突破した。

【第16組(5/23)】
・「モナー」 vs 「声優」 vs 「難民」
AA投票率が異常なまでに高かった第16組。それもそのはず、AA系のモナー板(以下モナ板)の出場する試合なのだ。
特定の板との同盟にはどちらかと言うと否定的で、組織立った援護はライバルのアケ板からくらいなモナ板だが、
多くの名スレ支援の上、最大の特徴であるAAによって投票そのものが格好の支援となり、絶大な数の浮動票を獲得。
(モナ板自体は、スレッドランキングなどで分かるように、人口は決して多くは無い)
文句無しの「人気」をもってモナ板の独走状態となる。また、宣伝・支援スレもモナ板の支援物資で埋め尽くされた。
声優板は多くの板に挨拶回りをし、多くの板から支持を得たが、モナ板の圧倒的な勢いに追いつくことが出来ない。
また、試合の真っ最中にサーバーが移転してしまったのも声優板としては痛い。
難民板も、予選後、選対スレを終了し、交流スレ一本で他板との交流を続けてきたが、本選ではあまり奮わない。
そのままの流れで試合は続き、モナ板が勝利を収める。

 ところで、これを書いている間に「投票所板」に新たなトーナメントが発足した。
 IDの出ない声優板からの「声優板最萌トーナメント」である。
 今まで投票所は「全板トーナメント」専用板の様相を呈していたが、遂に別のトーナメントが誕生したのだ。
 ちょうど声優板出場の第16組の部分を書いている最中に見つけただけに、驚きと感動を隠し得ない。
 ヲチャとしては、全板トーナメント共々、大いに盛り上がってくれると嬉しい。

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ここまでで、Bブロックは一度幕を閉じる。
Bブロック一回戦は一部がひどく荒れたが、概ね穏やかでフェアな試合が多い。

激戦のAブロック、静かなBブロック・・・この構図はどこかで見たような気がする。
激戦の1〜8組、静かな9〜16組。
なんとなく、予選と似ているような気がするのだ。
とすると、Cブロック、そして、Dブロックは・・・