本選Cブロック 二回戦
赤色水先案名無い人 ◆RED.RgQs
氏の総括
予選トーナメント・本選トーナメント・決勝トーナメントの三部で構成される2ch全板人気トーナメント。
本選トーナメントの2回戦も、もう半分まで来た。
2回戦にもなると、残った板もかなり少なくなった。
しかし、参加板は依然と数多い。
むしろ、敗れた後の他板援護にこそ、その実力が発揮された板も少なくない。


《本選Cブロック第二回戦》

【第41組(6/17)】[220・221・222]
・「プロレス」 vs 「メンタルヘルス」
なんとも一言では言い表わせない第41組。喜びも悲しみも、何もかもがごちゃ混ぜになった、そんな感じを受ける。
スタートダッシュはほとんどプ板の独壇場となる。その後は両板平行線の戦いに。
メンヘル板は、票の伸びにこれまでのような元気が無い。
一回戦の後、メンヘル板選対は致命的なほどに荒れてしまい、復旧を待たずに二回戦に至るという背景がある。
しかし、投票レスには、そんな気配は微塵も感じさせず、ただ、メンヘル板の有用性を切に訴え続ける。
一方のプ板も、ネタではない、心の奥底から滲み出てくるような魂の叫びの前に、
票数は別にしても、いつもほどにはネタのキレが無いように思える。
票の流れはしばらく平行線が続くが、徐々にプ板がペースを速める。
しかし、終盤に差し掛かろうとする辺りで、この劣勢を一気に覆さんとメンヘルが急激にピッチを速める。
ラストスパートと言うには早過ぎる試合展開に。メンヘルが徐々に差を埋める中、プ板も遅れてラストスパート。
最後はプ板が逃げきり、勝利を収める。

【第42組(6/18)】[222・223・224]
・「同性愛」 vs 「特撮!」
マターリしたムードではあったが、始終激しい接戦であった第42組。
対戦するのは、爽やかな雰囲気であった1回戦を、pink鯖ではないのに性的な意味合いの板名からは
想像もつかないほど颯爽と勝ちぬけた同性愛板。この試合でも多くの板からの応援を受けて票を伸ばす。
もう一方は、最もマターリとした一回戦を勝利した特撮!板。あまりにも突然なウルトラマンコスモスの終焉に、
大きな悲しみと、そしてほんのわずかな嘲笑を込めたレスが行き交う。
両板とも、スタートダッシュから全く互角。差があるとすれば、持続力であろう。その後、再び平行線の試合展開。
同性愛が一票入れば特撮も一票、特撮が二票入れば同性愛も二票といった調子で終盤まで全く予断を許さない。
終盤、先に仕掛けたのは同性愛。「パレード」と名付けられた一斉投票で急激に票を伸ばす。
しかし、特撮板の勢いはそれを上回る。そこに、同性愛が更なる猛攻を繰り広げる。
最終的には同性愛が勝利を収めるが、投票所を見ると、その当時は全く勝敗の行方はわからなかった。
敗れたとは言え、ありがとう、特撮板!ダルダよ、永遠なれ!

【第43組(6/19)】[224・225・226・227・228・229・230・231]
・「モ娘(羊)」 vs 「パチンコ」
これまでに類を見ないほどの凄まじい接戦となった第43組。
スタートダッシュは、両板共に強豪と謳われた名に恥じぬ横一線の接戦となる。
しかし、その後はモ娘(羊)(以下、羊)が一方的に票を伸ばし、パチンコ板(以下、パチ板)は今一つ元気に欠ける。
羊は宣伝支援スレで「ののたんの恋愛レボリューション21」という70レスにも及ぶ長編AAを繰り出すほどの気合。
ほかにも、モ娘AA解説なども面白い。誰もが、羊が圧倒的な勝利でこのまま本試合は終わるものと思っていた。
しかし、試合ももうすぐ終わろうかと言う終盤、突如パチ板が目覚めた。
さすがはバカ板四天王(*)の一角・パチスロ板を弟に従えるパチ板。スロ板以外からも多くの板から票が殺到する。
これまでの元気の無さは一体なんだったのだろうか?当然、羊も必死に逃げる。
終了後も勝敗の行方はわからない。両板共に2000票以上にも関わらず、仮発表では、4票差で僅かに羊がリード。
審議にはまる一日以上費やし、勝敗は覆らなかったものの、最終的な有効票数は、たったの1票差に過ぎなかった。
第43組の最終結果が出たのは、次の第44組の最終結果よりも遅かった。

(注:バカ板四天王=汗板(プロレス)・アホ板(パチスロ)・浮気板(シャア専用)・萌板または汁板(leaf・key)の4板。
             彼らのあまりの素晴らしいアホっぷりを称え、贈られた名誉ある称号)

【第44組(6/20)】[231・232・233・234]
・「leaf・key」 vs 「少女漫画」
本当に戦っているのか?と疑いたくなるような第44組。
…とは言っても、やる気が無かったのではない。むしろ、やる気なら両板ともに標準以上である。
勝つことよりも板間交流を重視する少女漫画、勝つことよりもネタに命をかけるleaf・key(以下、葉鍵)、
どちらも、勝つことには、あまりこだわってないようなのだ。
葉鍵が対戦相手を誘っての合同企画まで持ち上がり、これを少女漫画は快諾、実行に移されもした。
企画した葉鍵もさすがだが、それを二つ返事で当然のように受け入れた少女漫画もさすがである。
票数は、葉鍵名物カーレースが今回も行われ、序盤から葉鍵がリード。
中盤に至るも葉鍵のペースは少女漫画を上回り、常に葉鍵が優勢な流れとなる。
少女漫画も合同企画とは別に、名作少女漫画紹介など優れた支援物資を投下し続けるが、葉鍵を抜くこと叶わない。
この態勢のまま、葉鍵の勝利で試合終了。
だがこの試合は票数とは別に、両板ともに、投票所を見ているだけでも面白い試合に作り上げてくれた。

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一回戦から各試合傾向は様々で実にバラエティに富んでいたCブロック。
その流れを受けた二回戦もまた、四試合それぞれに全く様相の異なるものとなった。
激戦のAブロック、フェアプレーのBブロック、地獄のDブロックに対して、
バラエティのCブロックとでも言うべきであろうか?

Cブロック準決勝は、10日後、6月30日から始まる。
ブロック別準決勝に進出した各板は、今後どのような試合を見せてくれるのだろうか?

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