無機材料化学 期末テスト 参照:配布プリント、自筆ノート、参考書、英和辞典
1)次の(イ)〜(ニ)の文章の( )の中へ最も適当なものを答えなさい。
(イ)SiCは2000℃において同素変態を示す。低温型のα相は(@)格子であり、高温型のβ相は(A)格子である。B4Cの構造は(B)格子で、(C)は示さない。
(ロ)ホウ素、(D)、(E)、(F)、コロンビウム、タンタル、及びハフニウムの炭化物は、比較的大きな(G)の生成熱を持っており、すべて安定な化合物である。
(ハ)TiCは2500℃においても窒素によって影響を受けない。また、最も高融点のTaCも(H)が存在しない場合には、3000℃まで窒素によって影響を受けない。ZrCに(I)%の(J)を添加すると、1750℃においてZrCのみの破壊係数の約(K)倍である9000psiの破壊係数を示す。
(ニ)窒化物は、またSc、(L)、Cb、(M)、(N)、Cr、Th、Be、(O)及び(P)などでもつくることができる。貴金属は窒化物をつくらない。Ti、Zr、Ta、及びHfなどの窒化物は(Q)体である。一方、Al、Si及びBなどの窒化物は(R)体である。V、Cb及びMoなどを含む窒化物は(S)体である。
2)次のグラファイトに関する文章の( )の中に最も適当なものを答えなさい。
グラファイトの製造に用いられる主な原料は(イ)すなわち、天然油の分解による副産物である。普通に用いられるバインダーは(ロ)及び(ハ)である。結晶の異方性は、グラファイト製品に著しく影響を及ぼす。たとえば、熱伝導及び電気伝導度は炭素原子の面に平行な方向(a軸方向)において(ニ)く、面に垂直な方向(c軸方向)において(へ)く、垂直な方向において(ト)い。グラファイトの六角形の格子において、各々の炭素原子は(チ)個の価電子を持っている。そのうち、3個の価電子は、隣接原子と強く(リ)結合をしている。そして(ヌ)番目の価電子はゆうりした状態で弱く結合している。
3)1600℃以上の融点をもつ単一酸化物を適当に選んで5つ答えなさい。
4)次の(イ)〜(ハ)の物質を融点の高い順及び密度の低い順にそれぞれ列挙しなさい。
(イ)ムライト(3Al2O3・2SiO2)
(ロ)スピネル(MgAl2O4)
(ハ)ジルコン(ZrSiO4)
5)バインダー及び可塑剤として用いられる物質をそれぞれ列挙しなさい。
6)等方静水圧成形法について記せ。
7)ホットプレス法について記せ。
8)ゾル‐ゲル法について知るところを400字程度で記せ。
9)グラファイトの調整法について記せ。
10)次の英文を和訳しなさい。
High strength at elevated temperature , low density , high vaporization temperature , and good resistance to thermal shock make graphite a leading material candidate for advanced apprications. However , there are several problems associated with graphite that have prevented designers from making full use of its potentialities.