《プリンタの種類》
Create:2002/02/11
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   インクジェット式プリンタ
       :インク液を記録媒体に直接吹き付けて印刷する。

   レーザプリンタ
       :光導電物質を表面に塗布した感光ドラムにレーザ光を当てて
        像を作りドラムに付着したトナーを紙に転写して印刷する。
        図形やイメージ図も印刷できる。

   熱転写プリンタ 
       :昇華性染料を塗布したフィルムとポリエステル系の樹脂を
        コーティングした印刷用紙を重ね合わせ、ヘッドに熱を加えて
        インクフィルムの染料を昇華させて印刷する。

   感熱式プリンタ
       :熱を加えると発色する紙を使い、多数の微小なヒータを1列に
        並べたサーマルヘッドで印刷する。

   印字方式の違いから2つに分類できる
        インパクトプリンタ   印字を機械的な衝撃により行う。
        ノンインパクトプリンタ 印字を非衝撃な方法により行う。

   印刷単位の違いから3つに分類できる
        シリアルプリンタ 1字づつ印字する。
        ラインプリンタ  1行づつ印字する。
        ページプリンタ  1頁づつ印字する。

   これらの組合せのうち実際にあるものを次に示す。

【インパクトラインプリンタ】
   ・連続用紙を使用する。
   ・機構:活字ドラム式、活字チェーン式。
       1行に印刷できる文字数分の活字があり、打ち出す活字が紙の上に
       きたときに機械的な衝撃を与える。
   ・汎用機(メインフレーム)等で使用する
   ・参考:諸元は次の通り。
       通常問題文中に出ることが多いので記憶の必要はない。
       一応の目安としてとらえておけば十分である。
          印字速度:500〜2000行/分
          複写  :6枚程度まで可能
          カラム数:132桁が標準

【インパクトシリアルプリンタ】
   ・1字づつ印刷する
   ・印刷方式は3種類ある。
     ・機械的な機構による活字選択方式(手動タイプライタのイメージ)。
     ・電気機械的な機構による活字選択方式。
     ・ドット方式(小さな点の組合せで文字を印刷)→最速かつ一般的
   ・参考:諸元は次の通り。
       通常問題文中に出ることが多いので記憶の必要はない。
       一応の目安としてとらえておけば十分である。
          印字速度:10〜250文字/秒

【ノンインパクトラインプリンタ】
   ・低騒音
   ・図形出力が可能
   ・印字方式により次の3種類に分類される。
     ・感熱式:熱で発色する感熱紙にドット方式(上記参照)で印字する。
     ・インクジェット式:インクをノズルから噴出させて印字する。
               インクは電気を帯びており電極で制御する。
               通常紙への高速印字が可能である。
     ・静電式:静電記録紙にインクを静電気で付着させ加熱して定着させる。
   ・参考:諸元は次の通り。
       通常問題文中に出ることが多いので記憶の必要はない。
       一応の目安としてとらえておけば十分である。
          印字速度:2000〜20000行/分

【ノンインパクトページプリンタ】
   ・電子写真式(=レーザプリンタとも呼ばれる)
      レーザ光線で1ページ分のパターンをつくり電子写真技術を
      利用して印刷する。
      漢字や画像の出力も自在にできる。

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