プロセスの優先順位の決定
<プログラムの実行(体感)速度を上げることが可能です>
概 要 |
SetPriorityClassAPIを使用することでプロセスの優先順位を決定することが可能です。 |
宣 言 |
Declare Function GetCurrentProcess Lib "KERNEL32" () As Long Declare Function SetPriorityClass Lib "KERNEL32" (ByVal hProcess&, ByVal dwPriorityClass&) As Long |
A P I & 引 数 説 明 |
●GetCurrentProcess
現在のプロセスの疑似ハンドルを返します。つまり自アプリのプロセスの疑似ハンドルを返します。 引数はありません。 |
●SetPriorityClass
指定されたプロセスに対する優先順位クラスを設定します。 hProcessはプロセスを識別するハンドル(ここではGetCurrentProcessで取得したもの) dwPriorityClassは優先順位を指定します。 |
優 先 順 位 に 関 す る 定 数 |
SetPriorityのdwPriorityClassの引数に関する説明です。
&H40(IDLE_PRIORITY_CLASS) |
優先順位低 |
&H20(NORMAL_PRIORITY_CLASS) |
優先順位通常 |
&H80(HIGH_PRIORITY_CLASS) |
優先順位高 |
&H100(REALTIME_PRIORITY_CLASS) |
優先順位最高(ただしマウスが反応しなくなったりする場合があるので使用には注意) |
サ ン プ ル |
各優先順位でベンチマークを行うサンプルです。
他アプリを実行しながらこのサンプルを実行するとかなりの差が出るはずです。