多フォーマット対応グラフィックビューワーを作ろう
Ver 1.0今後ほかの命令、オプションについてもサポート予定です。

＜グラフィックビューワーを作ろう＞

実行にはSusieのプラグインが必要です。ない場合は下からダウンロードしてください。
Susie 32bit plug-in library Ver0.05 ダウンロード(195KB)

宣 言

Private Declare Function GetPicture Lib "DLL名" (ByVal FileSTR As String, ByVal OffSet As Long, ByVal Mode As Integer, MemoryHandle As Long, InfoHandle As Long, ByVal CallBack As Long, ByVal CallBackLong As Long) As Integer

DLLファイル名	対応フォーマット
ifjpeg.spi	JPEG
ifpi.spi	Pi
ifmag.spi	MAG
ifxld4.spi	XLD4(.Q4)
ifpic.spi	PIC
ifpic2.spi	PIC2
ifgif.spi	GIF
iftiff.spi	TIFF

注：一度に複数のプラグインを使用する場合はAliasでほかの名前をつけてください。

なお、グラフィックを表示するためには次の宣言も必要になります。

Private Declare Sub MoveMemory Lib "kernel32" Alias "RtlMoveMemory" (dest As Any, Source As Any, ByVal length As Long) Private Declare Function LocalFree Lib "kernel32" (ByVal MemHandle As Long) As Long Private Declare Function LocalLock Lib "kernel32" (ByVal MemHandle As Long) As Long Private Declare Function SetDIBits Lib "gdi32" (ByVal Pic_hDC As Long, ByVal hBitmap As Long, ByVal nStartScan As Long, ByVal nNumScans As Long, lpBits As Any, lpBi As Any, ByVal wUsage As Long) As Long Private Declare Function LocalUnlock Lib "kernel32" (ByVal MemHandle As Long) As Long

使 用 手 順

１．GetPictureによる画像の展開
２．ローカルメモリオブジェクトをロック（ビットマップ本体及びＢＭＰ情報構造体）
３．メモリ ブロックを移動（ビットマップ本体＞新しく宣言したBITMAPINFOHEADER構造体（構造体のバイト数分）
４．指定されたビットマップのピクセルを設定（ビットマップの表示）
５．ローカルメモリオブジェクトのロック解除及び開放

引 数 説 明

FileSTR	String	読みこむファイル名（メモリでもＯＫ）
OffSet	String	読みこむのがファイルの場合、読込み開始オフセット（通常は0を設定）メモリの場合はデータサイズ
Mode	Integer	読みこむのがファイルなら0、メモリなら1。
MemoryHandle	Long	ビットマップデータ本体のメモリハンドルが返される
InfoHandle	BITMAPINFO構造体	BITMAPINFO構造体が納められたメモリハンドルが返される
CallBack	Long	途中経過を表示するコールバック関数へのポインタ（使用しない場合は0を設定）
CallBackLong	Long	コールバック関数に渡すlongデータ

戻り値：エラーコードが返される。0なら正常終了

エ ラ ー コ ー ド

0	正常終了
-1	その機能はインプリメントされていない
1	コールバック関数が非0を返したので展開を中止した
2	未知のフォーマット
3	データが壊れている
4	メモリーが確保出来ない
5	メモリーエラー（Lock出来ない、等）
6	ファイルリードエラー
7	予約
8	内部エラー

サ ン プ ル プ ロ グ ラ ム

Gifファイルを表示するサンプルです。実はＶＢだけでも読みこめますが・・・・。ＶＢを起動しフォームに１つピクチャーボックスに張りつけ、次のコードを張り付けて下さい。なお実行には「c:\grf.gif」というファイルが必要になります。また、拡張子が違い、Susie Plug-inが対応しているファイル形式ならば、ファイル名及び、DLL宣言部分のDLL名の部分を対応フォーマットのファイル名に変更するだけで、表示することができます。ちなみに、フォームをクリックすると画像を表示します。