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2001 奪三振率ランキング 先発投手編

  名前 チーム S 防御率 投球回 被打率 奪三振
1 ヤーナル  オリックス 15 4 3 0 3.93 73 1/3 0.201 10.06
2 メイ  巨人 26 10 8 0 4.13 159    0.272 9.51
3 門倉 健 近鉄 32 8 5 0 6.49 123 1/3 0.276 8.90
4 石井 一久 ヤクルト 27 12 6 0 3.39 175    0.216 8.90
5 野口 茂樹 中日 26 12 9 0 2.46 193 2/3 0.233 8.69
6 バンチ  中日 25 10 8 0 3.38 160    0.264 8.49
7 井川 慶 阪神 29 9 13 0 2.67 192    0.249 8.02
8 松坂 大輔 西武 33 15 15 0 3.60 240 1/3 0.214 8.01
9 川上 憲伸 中日 26 6 10 0 3.72 145    0.278 7.88
10 西口 文也 西武 28 14 9 0 4.35 165 1/3 0.251 7.78
11 ラドウィック  広島 17 2 6 0 5.18 81 2/3 0.288 7.60
12 入来 祐作 巨人 27 13 4 1 3.71 162 1/3 0.240 7.60
13 長谷川 昌幸 広島 22 9 6 0 3.22 137    0.250 7.49
14 サンダース  日本ハム 24 3 5 0 4.36 86 2/3 0.269 7.27
15 福原 忍 阪神 39 9 12 1 3.13 129 1/3 0.260 7.24
16 清水 章夫 日本ハム 22 2 7 0 4.90 108 1/3 0.270 7.23
17 三浦 大輔 横浜 26 11 6 0 2.88 168 2/3 0.230 7.20
18 三井 浩二 西武 29 3 3 0 5.22 88    0.292 7.16
19 前田 幸長 中日 36 4 10 0 3.41 103    0.252 7.08
20 小倉 恒 オリックス 26 10 7 0 3.62 164    0.253 7.02

9イニングあたりの奪三振数のランキングだ。奪三振率とは、奪三振÷投球回×9である。

 

実際の奪三振数では、松坂が214個で両リーグトップ。セの筆頭は187個の野口。野口はここ数年、奪三振が少なかったが、狙って三振を取れるようになったのかもしれない。逆にペースが落ちたのが石井一久。2001年は173三振と、ひさしぶりに奪三振数が投球回数を下回った。

メイ、バンチはご存知奪三振が多い投手だ。ラドウィック、サンダースも7個以上と悪くないが、肝心の投球内容がいただけない。

ずば抜けた値でヤーナルが1位。ここまで5つのランキングを載せたうち、ヤーナルは2つで1位、1つでビリと豪快。今年はどんな投球を見せてくれるのか楽しみだ。

完璧投球マシーン野口は、5つのランキング中、3つで1位(与四球、被出塁、被本塁打)。被打率では7位、奪三振は5位とすべてベストテン入り。非の打ち所がない。

 

  名前 チーム S 防御率 投球回 被打率 奪三振
1 谷中 真二 阪神 25 7 3 0 3.21 109 1/3 0.254 3.54
2 野村 弘樹 横浜 14 4 5 0 4.44 75    0.292 3.84
3 山村 宏樹 近鉄 23 7 6 0 5.83 92 2/3 0.277 4.08
4 石井 貴 西武 23 5 9 0 3.76 91    0.279 4.15
5 星野 順治 ダイエー 30 13 9 0 4.35 175 2/3 0.288 4.20
6 許 銘傑 西武 27 11 6 0 3.47 140    0.268 4.31
7 小宮山 悟 横浜 24 12 9 0 3.03 148 2/3 0.270 4.48
8 ミンチー  ロッテ 30 12 14 0 3.26 204 1/3 0.254 4.49
9 ラジオ  ダイエー 22 9 6 0 4.31 125 1/3 0.304 4.74
10 河原 純一 巨人 21 4 4 2 5.94 72 2/3 0.310 4.83
11 戎 信行 オリックス 20 5 9 0 3.68 117 1/3 0.276 4.83
12 川村 丈夫 横浜 27 6 6 0 4.18 90 1/3 0.277 4.88
13 加藤 伸一 オリックス 27 11 7 0 3.69 168 1/3 0.273 4.92
14 バーグマン  近鉄 18 10 4 0 4.18 107 2/3 0.278 4.93
15 横山 竜士 広島 21 2 6 0 4.10 85 2/3 0.277 5.15
16 田之上 慶三郎 ダイエー 29 13 7 0 3.77 171 2/3 0.260 5.19
17 前田 浩継 ヤクルト 28 7 10 0 3.93 146 2/3 0.290 5.22
18 小野 晋吾 ロッテ 27 10 9 0 3.74 163 2/3 0.264 5.28
19 前川 勝彦 近鉄 28 12 9 0 5.89 140 2/3 0.271 5.37
20 山本昌  中日 28 10 13 0 3.63 163 2/3 0.266 5.39

打たせて取る渋いタイプが勢ぞろいした。小宮山、ミンチー、加藤伸一らの熟年?の味ときたら、マニア舌なめずりだろう。星野、許、戎、小野も、老成したピッチングで、もはや三振には興味がないようだ。

河原、横山は、もっと若々しい投球をしていたはず。故障の完治を願うばかりだ。

突如大ブレイクの谷中は、チーム最多の4完投で7勝を挙げた。奪三振は少ないが、被打率、与四球はあとわずかでベスト20入りなど、バランスが取れている。

 

(奪三振率とは、奪三振÷投球回×9である。
このランキングは、70投球回以上で、かつ10先発以上の投手から選んだ。この条件に当てはまる投手は、両リーグで61名だった。)

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