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2002 被本塁打率ランキング 先発投手編

  名前 (チーム) 試-勝-敗-S 防御率 投球回 被打率 本塁打
1 グスマン (横浜) 19-5-5-0 2.79 96 2/3 0.245 4
2 ユウキ (オリックス) 13-7-1-0 1.93 84    0.215 5
3 朝倉 健太 (中日) 31-11-11-0 2.61 200 1/3 0.256 7
4 石井 貴 (西武) 22-8-3-0 3.11 130 1/3 0.273 8
5 斉藤 和巳 (ダイエー) 10-4-1-0 2.94 70 1/3 0.212 8
6 シールバック (日本ハム) 22-8-7-0 3.60 140    0.267 9
7 若田部 健一 (ダイエー) 26-10-8-0 2.99 147 2/3 0.273 9
8 川上 憲伸 (中日) 27-12-6-0 2.35 187 2/3 0.246 10
9 岩隈 久志 (近鉄) 23-8-7-0 3.69 141 1/3 0.254 10
10 井川 慶 (阪神) 31-14-9-1 2.49 209 2/3 0.219 10
11 ホルト (横浜) 19-6-10-0 3.57 111    0.252 10
12 ホッジス (ヤクルト) 32-17-8-0 3.41 200 2/3 0.248 10
13 正田 樹 (日本ハム) 23-9-11-0 3.45 156 2/3 0.252 11
14 ミンチー (ロッテ) 32-15-14-0 2.85 230 1/3 0.255 11
15 ヤーナル (オリックス) 25-6-13-0 3.61 164 1/3 0.252 11
16 前川 勝彦 (近鉄) 22-4-11-0 4.87 136 2/3 0.282 11
17 桑田 真澄 (巨人) 23-12-6-0 2.22 158 1/3 0.235 11
18 山井 大介 (中日) 31-6-3-0 3.93 84 2/3 0.287 12
19 川尻 哲郎 (阪神) 15-5-4-0 3.02 83 1/3 0.266 12
20 許 銘傑 (西武) 20-9-7-0 3.65 118 1/3 0.270 12

140イニングあたりの被本塁打数のランキングだ。被本塁打÷投球回×140で求めた。

 

上位は新顔で占められた。来日1年目のグスマンは、96イニングあまりを投げ、3本塁打しか許さなかった。シールバック、ホルトも初登場での活躍。朝倉、岩隈、正田は大ブレイクで、ユウキ、斉藤は中ブレイクといったところか。

もちろんお馴染みの面々もいる。井川は前年のランキングで3位、ミンチーは5位と安定した力を発揮している。石井貴、川上も常連といえそうだ。

一発病で有名だった若田部が、なぜか7位に登場した。新薬でも開発されたのか。

 

  名前 (チーム) 試-勝-敗-S 防御率 投球回 被打率 本塁打
1 鶴田 泰 (広島) 17-4-6-0 6.07 72 2/3 0.315 35
2 山田 秋親 (ダイエー) 18-5-6-0 5.24 91    0.261 26
3 松坂 大輔 (西武) 14-6-2-0 3.68 73 1/3 0.221 25
4 高村 祐 (近鉄) 29-9-10-0 4.14 137    0.273 22
5 清水 直行 (ロッテ) 31-14-11-0 4.56 177 2/3 0.285 22
6 張 誌家 (西武) 19-10-4-1 2.71 116 1/3 0.195 22
7 ミラバル (日本ハム) 18-9-6-0 3.37 125 2/3 0.237 21
8 バーグマン (近鉄) 16-4-6-0 5.15 87 1/3 0.298 21
9 小笠原 孝 (中日) 30-5-5-0 4.03 96    0.267 20
10 真田 裕貴 (巨人) 12-6-3-0 3.73 70    0.269 20
11 永井 智浩 (ダイエー) 17-3-5-0 5.05 71 1/3 0.249 20
12 小倉 恒 (オリックス) 17-7-4-0 3.50 100 1/3 0.285 20
13 西口 文也 (西武) 29-15-10-0 3.51 182    0.243 19
14 星野 順治 (ダイエー) 33-9-10-0 3.76 138 2/3 0.259 19
15 吉見 祐治 (横浜) 27-11-8-0 3.64 188    0.274 19
16 加藤 康介 (ロッテ) 32-11-15-0 4.58 159    0.277 18
17 坂元 弥太郎 (ヤクルト) 29-3-9-0 3.68 107 2/3 0.231 18
18 バワーズ (横浜) 24-4-8-0 3.77 131 1/3 0.258 18
19 田之上 慶三郎 (ダイエー) 26-6-9-0 3.93 148 2/3 0.270 18
20 藤井 秀悟 (ヤクルト) 28-10-9-0 3.08 195 2/3 0.231 18

鶴田はここまでのランキングすべてに顔をだしている。72.2回で18被本塁打だからもはや天文学的な数字だ。この成績にもかかわらず17試合に先発した。広島の先発投手不足は深刻である。

一発病を患っているのは、松坂、張、ミラバルと診断した。松坂の病が気にかかる。彼の1年目の被本塁打(140回あたり)は、11本。その後、10本、16本で、今回の25本と激増した。完治する日が待たれる。

実際のパ・リーグ最多被本塁打は、清水の28本。セは吉見と藤井で25本だった。清水と吉見はもともと被安打が多いタイプ。藤井はヒットは許さないが、そのわりにホームランが多いところが弱点だ。

 

(被本塁打率とは、被本塁打÷投球回×140である。
このランキングは、70投球回以上で、かつ10先発以上の投手から選んだ。この条件に当てはまる投手は、両リーグで66名だった。)

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