機種ゲームボーイ メーカーナムコ 発売日1990/9/14 定価(税別)3398
問題 次のうち、もっとも本塁打を打つのはだれか?
打順 | 打席 | 守備 | 名前 | 打率 | 本塁打 | 走力 |
1 | 二 | つち | 0.288 | 4 | 16 | |
2 | S | 右 | ひらよ | 0.284 | 6 | 15 |
3 | 中 | あきかわ | 0.286 | 36 | 16 | |
4 | 一 | きよすく | 0.284 | 34 | 10 | |
5 | S | 左 | ですと | 0.258 | 34 | 10 |
6 | 三 | いしけり | 0.278 | 18 | 16 | |
7 | 遊 | てなべ | 0.286 | 8 | 14 | |
8 | 捕 | いこう | 0.248 | 10 | 8 |
答え いしけり
「なんじゃそりゃー!?」
このコラムを読んでいる世界じゅうの人々のツッコミが聞こえてくる。
みなさんが納得できない気持ちはわかるが、実際にぼくが確かめた結果なのだからしかたがない。
この表は、Lチーム(ライオネルズ)のメンバーの初期設定だ。
ぼくは、このチームを使ってコンピュータ相手に130試合をこなし、その間に出たホームラン数を記録した。
はたして、初期設定どおりの成績を残せるのかどうか確認したかったからだ。
その結果、もっとも打ったのがいしけりで、その数たしか60〜80本ぐらいだった。
そこそこ打ったのは、つち、あきかわ。
あまり打てなかったのは、ですと、いこう。
このゲームは、操作性が良く、スピーディでおもしろかった。
しかし、選手のパラメータが信用できないという欠点があったのだ。
そのほか、印象に残る選手といえば、Wチーム(ホイールズ)のよこまち、みやあとだ。
よこまちは、.260 2HR、
みやあとは、.274 2HRという設定ながら、よくホームランを打った。
(みやあとというのは、宮里のこと。
よこまちとは、ちょっとマニアックな横谷という選手。)
逆に、ぜんぜん打たないヤツもいた。
Tチーム(タイタンズ)のぱりす(.274 40HR)。
Buチーム(バッカルーズ)のぶらと(.270 42HR)。
1989年の本塁打王、パリッシュとブライアントのことなのだが、なぜか飛距離が出なかった。
と、まあかなりいいかげんなゲーム。
当時はこれでも通用したのだからすごい。
もっとすごいのは、そのゲームに熱中した当時のぼく。
12年前だから、ぼくはまだ73歳。
今よりずっと若くて、気力、体力が充実してたんだなあ・・・
おまけ
Mチーム(メジャーリーガーズ)の面々。
リッキー・ヘンダーソン、カンセコ、サンティアゴはいまだ現役。
みつけるは、元ダイエーのケビン・ミッチェル。
ひるだは、もちろん元阪神のあの人。
打順 | 打席 | 守備 | 名前 | 打率 | 本塁打 | 走力 |
1 | 中 | りつきい | 0.324 | 32 | 18 | |
2 | L | 三 | ぼくす | 0.360 | 24 | 8 |
3 | L | 一 | くろうく | 0.364 | 44 | 10 |
4 | 左 | かんせい | 0.300 | 54 | 15 | |
5 | 右 | ぽけと | 0.370 | 30 | 15 | |
6 | 二 | さんど | 0.320 | 50 | 13 | |
7 | S | 遊 | おすみす | 0.304 | 22 | 17 |
8 | 捕 | さんちこ | 0.266 | 36 | 12 | |
控え | みつける | 0.322 | 68 | 8 | ||
控え | ひるだ | 0.302 | 38 | 6 | ||
控え | L | すとろう | 0.256 | 50 | 12 | |
控え | ぼう | 0.286 | 52 | 16 |
このゲームで、日本人最速はDチーム(ドラサンズ)の「よか」の150キロ。
(よかとは、与田のこと)
それを考えると、ライアンの球速はもうちょっと速くしてもいいような・・・
名前 | タイプ | 投法 | 防御率 | 球速 |
らいおん | 先発 | 右上 | 1.20 | 154 |
せいば | 先発 | 右上 | 1.00 | 150 |
すちあと | 先発 | 右上 | 1.30 | 152 |
らんぐ | 先発 | 左上 | 1.40 | 150 |
えかすり | リリーフ | 右横 | 1.60 | 148 |
でひす | リリーフ | 右上 | 1.80 | 152 |
(2002/3/28)