謎宮会 2000/11-12

探偵映画日記 6月

萩原一良

無職になって3ヶ月。みるみるうちに預貯金が底をつき、日々の生活に支障をきたし始めた。その主な例が電話代を払えなかったことである。5月31日にNTTから「払わないと止める」との通達が来たのだが、億劫になって無視した。これにより、私は現在のところ電話が不通の生活を続けている。まわりの方には迷惑極まりないだろうが、結構楽しんでいる。サヴァイヴァーだね。

「痛快」「愉快」「豪快」!

「どら平太」（2000 日本監督：市川崑出演：役所広司浅野ゆう子宇崎竜童片岡鶴太郎石橋蓮司石倉三郎菅原文太）

江戸時代、ある小藩の話。その小藩では、外濠とよばれる、ありとあらゆる悪事の溜まり場となっている区域があった。その影響力は城内にも及び、藩もなかなか手を出せない。それを一掃するため、江戸にいる殿様が送りこんだのは、望月小平太こと「どら平太」（役所）だった。

題名通りの映画としては悪くない。ただし、題名通りの映画として観た場合の話である。

役所紛するどら平太が、敵をばったばったと斬り倒す話―ではない。五十人だか百人だかと斬りあうシーンはあるものの、それは見せ場ではあるがメインではない。そのようなことを期待すると肩透かしを食うだろう。ではなにを観るのかと言えば、どら平太である。

どら平太こと望月小平太の特異なキャラクターこそがこの映画の最大の見所なのだ。体制内の人間でありながら、異色で、型破りのヒーロー。市川崑はすべてをそれに注ぎこんでいる。浅野ゆうこ演ずる「こせいさん」がいまいちぱっとしないのも、壕外という場所が最初に描かれるだけで、実際どれだけ危険か、その悪どさがほとんど伝わってこないのも、三人の親分が顔は怖いが、キャラクターとしての怖さがあまりないのも、すべてはどら平太の引き立て役として描かれているためだ。ラストもどら平太のキャラクターのためにあのようになったのだと思われる。題名が示すようにまさにどら平太の、どら平太のための映画。そういった意味で、「題名通りの映画」としては「悪くない」。

→原作山本周五郎「町奉行日記」（新潮文庫）

ミンナ、モエテ、シマエ。

某日「クロスファイア」（2000 日本監督：金子修介出演：矢田亜希子伊藤英明原田龍二桃井かおり吉沢悠永島敏行長澤まさみ）

青木淳子（矢田）は念力放火能力を持った異能力者だ。彼女はたまたま参加した寮祭で多田一樹（伊藤）の妹を送っていくことになった。だが、淳子と別れたあと多田の妹は、少年グループに拉致されて殺されてしまう。悲しむ多田。淳子は責任を感じ、自分の能力を使って復讐することを持ちかける。

原作とは大幅に違っている。上質のエンターテインメント。傑作とまでいかないが、面白い。いろいろな面で、惹きつけるものがある。金子修介のヴィジュアル・センスの良さはいうまでもない。最初のタイトル・バックが「ガメラ2 レギオン襲来」そのままなのは御愛敬として（なにせ音楽がいつもコンビを組む大谷幸だから仕方ない）、「炎とともにある」青木淳子役の矢田亜希子はとても魅力的だ。ヴィジュアル面だけでなく、人間としての青木淳子の描き方もいい。前半はなるべく喋らせず、彼女の視線と表情や、ぽつりと呟く一言（アパートの床を雑巾掛けする場面を思い出してほしい）などで孤独感を浮き彫りにする。出だし、青木淳子の孤独を、一体どのように表現するのか気になっていた。映画では、安直にナレーションなど使えない（言うまでもないことだが）。脚本と演出で、いかにうまくみせるか。そのために、「燔祭」を組み込んだのは正解だった。

伊藤英明演ずる多田一樹だが、孤独感漂わせる青木淳子の中和剤にうまくなっている。この二人の遊園地での抱擁シーンは、金子の演出と相俟って必見。いいキャラクター揃いの本作品だが、その中で、一番の存在感を誇るのが石津ちか子役の桃井かおりだ。石津は原作では自らのことを「おばさんだから」と自虐的にいい、男社会である警察の中で控え目にしている。「念力放火能力」などの超常現象に対して、懐疑的な態度をとるキャラクター。映画は、完全に桃井のものになっている。控え目どころか、素晴らしいまでの印象を残す。重要な役どころのはずの、相棒の牧原役の原田龍二が食われてしまっていることからも、それはわかる。さすが、としかいいようがない。彼女の存在が、へたすればふらつきがちな、エンターテインメント「クロスファイア」を引き締めている。

善悪をある種単純にわけることにしたのは、娯楽色を強め、ラストを面白くするためだろう。そのため、逆に悪の存在が単調なものとなり、青木淳子の「正義」がややぼやけた感がある。ここらは課題だが、エンターテインメントとしての質を高めるための、やむを得ない処置だったとも言えよう。

ここまで読まれた方は、こんなに誉めることに戸惑うかもしれない。映画を観て、不満をもたれた方はなおさらだろう。

その理由は、こうだ。映画を観る前に原作を読んだが、不満が残った。異能力者の木戸浩一との恋愛に陥るのはわからなくもなかったが、「燔祭」の主人公、多田にもっと活躍してほしかったのである。青木の暴走を止められるのは、多田だと考えていた。原作では、多田は、単なる脇役に成り下がっていた。映画は、そんな私の不満を物の見事に解消してくれた。だからこそ、この映画を推す。こういった映画が、ヒットしてくれることを切に願う。

→原作宮部みゆき「燔祭」（「鳩笛草」に収録光文社文庫）「クロスファイア」（上下巻、カッパ・ノベルス）

最も恐ろしいのは"教師"だった!

某日「鬼教師ミセス・ティングル」（1999 アメリカ監督：ケヴィン・ウィリアムスン出演：ケイティ・ホームズヘレン・ミレンバリー・ワトスンマリサ・カフラン）

リー・アン（ホームズ）は、大学に行くためになんとしても奨学金が必要だった。そのためには、歴史の授業でAを取らなければならないが、その担当はミセス・ティングル（ミレン）。リー・アンはなぜかティングルに嫌われていた。

無理にジャンル分けする気はない。でも仕方ない、この映画のテーマが何か、何を狙っているのかまったくわからないのだから。サスペンスか、コメディか。サスペンス・タッチのコメディ、それともコメディ・タッチのサスペンス…?あるいは学園青春ドラマ?どれでもいい。さらに倫理観だの罪悪感だのをぶち込んである。すべてが中途半端。登場人物も善悪がはっきりさせすぎなのは、エンターテインメント性を高めるためか。そのために、妙なラストになっている。それ以外にも、意味のない「エクソシスト」のパロディ、突然の親友の豹変…おかしなところは数限りなくある。会話の場面になるとカット割が細かいので、スピード感が出過ぎて、会話の内容が耳に残らない。これは初監督ということで慣れない部分もあるだろうから、大目に見るとしても、全体的には見る価値なし。

最近、いつ燃えた？

某日「エリン・ブロコヴィッチ」（2000 アメリカ監督：スティーヴン・ソダーバーグ出演：ジュリア・ロバーツアルバート・フィニー）

エリン・ブロコヴィッチ（ロバーツ）は学歴なし、職業なし、銀行の預金残高16ドル、子供は2人いる離婚歴2回の女性。そんな彼女が無理矢理就職した法律事務所で、たまたま目にした事案を追う。

ジュリア・ロバーツはスターだ。彼女は自分の見せ方を知っている。なおかつそれなりに面白く見せるのは、容易ではない。ソダーバーグと組んだのは、その点彼女にとってはメリットがあった。私が過去に観た2本のソダーバーグ作品は、どちらも面白いとは思えなかった。今回はそれらと違って、取っ付きやすく、クセがなかった。ロバーツもいいが、彼女をよくも悪くも助けているのが、上司役のフィニー。彼がいなかったなら、ロバーツの役どころがもっとアクが強くなっていただろう。彼の存在により、スターたるロバーツが一層光り輝く。格好いいロバーツが見たい人には薦められる映画。なにか見るものがない、どれを観ようか…そんなとき、一番害がない観やすい映画。映画をそれほど観たことがない人でも、安心して楽しめる。

某日「狼よさらば地獄のリヴェンジャーデス・ウィッシュ5」（1993 アメリカ・カナダ監督：アラン・A・ゴールドスタイン出演：チャールズ・ブロンソンレスリー・アン・ダウンマイケル・パークス）

ポール・カーシー（ブロンソン）は妻となったオリビア（ダウン）を前夫であるオシェイ（パークス）に殺され、復讐に立ち上がる。

もっとストーリー紹介を詳しく、とも思ったが、このシリーズいつもやっていることが同じなので割愛した。今回ももちろん、同じ。いいかげんにしてくれ。

獣としての宿命を背負った男と愛を夢みた女の物語――。

「人狼 JIN－ROH」（1999 日本監督：沖浦啓之脚本：押井守声の出演：藤木義勝武藤寿美木下浩之廣田行生坂口芳貞）

別の世界の日本、昭和30年代の東京―。反政府勢力とこれを鎮圧せんとする首都圏の治安部隊、通称「首都警」は激しい衝突を繰り返していた。首都警の一員、伏（声・藤木）は「あかずきん」とよばれる、反政府勢力の運び屋を務めていた少女を撃つのをためらった。少女は自爆する。自分の心が分からないまま、少女の墓を訪れた伏の前に一人の女性が現れた。

アニメーションのことはよくわからないので、沖浦のこだわりが表されたところの技術的な部分に斬り込めないことをあらかじめお断りしておく。原作と脚本は押井だが、これはまぎれもなく沖浦の映画だ。押井ならば、ドラマを作り込むことはしなかっただろうし、途中の門を隔てたシーンなどをもっと難解にしたはずだ。沖浦が監督したことで、押井の難解さが薄まり、このシリーズをはじめて見る人には観やすいものとなった。沖浦のセンスと押井のテイストが見事に融合している。

テイストは押井…と書いたが、権力組織とその内部に抱える矛盾、権力と反権力組織は立場が違うだけでその組織構造が非常に良く似通っていること、個人がその中では駒のひとつにすぎないこと、結局は組織が、どちらかが潰れるまで永遠にパワー・ゲームをやめないこと、等々彼のいつものテーマが色濃く出ており、世界観は「紅い眼鏡」（1986監督：押井守）「ケルベロス地獄の番犬」（1991 監督：押井守）と描いてきた「犬狼シリーズ」を踏襲している。シリーズの流れから言えば、過去に溯る形になる。

ところで、劇中、昭和30年代の風景に、その時代生きていなくてもどこか懐かしいものを感じた人は少なくないだろう。チラシや雑誌の評でも、たくさくその言葉が使われている。懐かしい、それはどういうことなのだろうか?ここで注意してほしいのは、本質を見誤ってほしくないことだ。懐かしい－この言葉は、どこか牧歌的な、「あの頃は良かった」といった響きがある。だが、それは同時に苦い記憶でもあることを忘れてはいけない。この映画はそのことをはっきりと描き、伝えている。だからこそ、「人狼」は素晴らしいものとなった。

最後に、この作品がまぎれもない傑作であることをここに記しておく。

某日「ある党員の履歴書」（1975 ポーランド監督：クシシュトフ・キェシロフスキ）

グララクは統制委員会に出席していた。職場委員会によって党除名処分になったのを不服として、提訴していたのである。

体制－反体制の二元論で考えられない、非常に面白い問題だ。なにしろ提訴自体が反体制的なのに、本人は党に戻りたがっているのだから。逆に言えばこんな見方もできる。ポーランドは当時反体制運動がさかんだったらしいが、提訴の事実こそ運動の影響ではないか。

運動がなく、党の組織がしっかりしていた時代なら、提訴すること自体はばかられただろうからだ。グララクと委員会がやりあうところでは、いつもながらの組織のいやらしさをきっちりと描いている。当時の共産主義体制がどのようなものだったかということでも興味を惹かれる。（結局、組織は膠着してしまうと品がなくなることにつきる）

ラストを観る限りでは、グララクは生きるのに必死だっただけなのだ。写真の彼の笑顔がそれを物語っている。委員会の人間に応酬するグララクがいかに真剣だったか、真摯に生き抜こうとしていたか、その姿勢が彼の笑顔にオーバーラップしてくるのだ。

某日「千里眼」（2000 日本監督：麻生学出演：水野美紀黒木瞳柳葉敏郎田口トモロヲ矢島健一）

「ミドリの猿」を名乗る集団によるミサイル・テロが日本各地で続発。航空自衛隊のパイロット、岬二尉（水野）は捜査に乗り出すが…

トム・クランシーばりの軍事サスペンスに、謀略もの、原作者の知識を盛り込んだ作品。

―というのは、うまく言い換えた場合の話。話はトンデモ本にでてくるような代物。荒唐無稽。プロットは滅茶苦茶。あまりにひどくて開いた口がふさがらない。原作は未読だが、葉山さんの「読書日記」で散々いわれていたから、原作も似たような物なのだろう。今回は、その原作者が脚本に加わっているが、この人はプロットを組み立てる力がないのでは?

自衛隊の二尉が捜査するのも凄いが（捜査権あるのか）、捜査といっても医療センターの中をうろうろするだけ。向こうから手がかりが飛び込んでくるのだから、大した御都合主義だ。柳葉演じる刑事も凄い。医療センターを「怪しい」と思い、潜入捜査した挙句捕まって、注射を打たれて監禁されていたという。何をしようが構わないが、行方不明になったら同僚が捜しにくるのでは?仮にも刑事なのだから。

さらに劇中、彼には妻がいることが明らかにされる。奥さんはなんにも思わなかったのだろうか、旦那が失踪して?凄い、凄すぎる… さすが東映、やってくれるよ。先月の「ピンチランナー」も凄かったが、その意味では、これもなかなかのもの。唯一の見所は、「マトリックス」ばりの水野美紀のクンフー・アクション。これは、いい。水野美紀のスタント吹き替えの人は、香港アクションによく観られる回転しながら叩き付けられるスタントや、4、5ｍ吹っ飛んでは壁に背中から激突するスタント（ワイヤーで吊って飛ばしているのか?）をしていた。いくらなんでもそのやられ方は…。笑った。これだけ観て、あとは寝ていることをおすすめする。その方が賢明。

→原作松岡圭祐「千里眼」（小学館文庫）

笑いたければ、勝ち続けるしかない。

「エニイ・ギヴン・サンデー」（1999 アメリカ監督：オリヴァー・ストーン出演：アル・パチーノキャメロン・ディアスジェレミー・フォックスデニス・クエイド）

NFLのチーム、マイアミ・シャークスはどん底だった。3連敗中のうえ、ヴェテランのスター選手、ルーニー（クエイド）はもはや衰えを隠せなくなっていた。そのルーニーが故障してしまい、さらに控え選手もケガをしてしまう。そんな中で送り出された3番目の選手、ビーメン（フォックス）が、意外な働きをみせる。彼はルーニーと入れ替わるかのように、スターダムに上り詰めていくが…。

プロとは何かを描いた作品。それは評価できる。ただ、それ以上にマイナスの部分が多い。

このような話ではままあることだが、キャラクターがステレオ・タイプ。どこかで見たような人物ばかり。話が無駄に長い。試合が終わってそのままラストかと思ったら延々と続く。その部分も含めてカットしたらすっきりしただろう。いつものストーンが唱える社会派の視点が全くないのも不満。白人だけしかいまだにオーナーになっていないことなど、斬り込む問題はいくらでもあった。単に弱小チームが勝ちあがる話ではなく、ストーンにはどこか違う視点の話を期待していたのだが…。

銃声のない、荘厳なる戦場へ――。

「インサイダー」（1999 アメリカ監督：マイケル・マン出演：アル・パチーノラッセル・クロウクリストファー・プラマー）

ローウェル・バ―グマン（パチーノ）はNBCの人気報道番組、「60ミニッツ」のスタッフだ。あるとき、煙草製造会社に関するタレコミがあり、煙草会社をクビになったワイガンド（クロウ）のインタヴューを試みる。

マイケル・マンの映画はどれも長い。どうにかならないか、といつも思う。これも、個々に良いシーンがあるのだが、ちと長い。冒頭のイランでの取材の場面などは、切ることができるはず。「60ミニッツ」がいかに優れた報道番組であるか、その例として困難な取材場面を描きたかったのだろうが、一々丁寧にやりすぎ。切ったなら、すっきりしてもっと良くなったろう。

この映画は、男の闘う姿を描いていると評されている。確かにそうだ。御覧になればおわかりになるが、ワイガンドが、証言するかどうか迷うシーン。彼の視点になったキャメラは、何もない海岸線や、単にそこに立っている人を映し出す。彼の視界に入った物を映し出しているだけなのだが、逆にそれが彼の葛藤の深さを表している。また、ワイガンドが、妻子に去られた後、度々一人で登場する場面がある。そこでは、ライティングと、クロウの絶妙の演技が重なって一層の孤独をあぶり出す。後半、バーグマンが反撃するシーンも面白い。彼の仕掛けた工作により、NBCと「60ミニッツ」のスタッフが追い込まれていくところは、闘う男の姿と醜悪な権力、それに群がる者たちを克明に描き出す。今までの私が観たマイケル・マンの映画作品で一番かもしれない。

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探偵映画日記 6月

「どら平太」（2000 日本 監督：市川 崑 出演：役所 広司 浅野ゆう子 宇崎竜童 片 岡鶴太郎 石橋蓮司 石倉三郎 菅原文太）

某日「クロスファイア」（2000 日本 監督：金子修介 出演：矢田亜希子 伊藤英明 原田龍二 桃井かおり 吉沢 悠 永島敏行 長澤まさみ）

某日「鬼教師 ミセス・ティングル」（1999 アメリカ 監督：ケヴィン・ウィリアムスン 出演：ケイティ・ホームズ ヘレン・ミレン バリー・ワトスン マリサ・カフラン）

某日「エリン・ブロコヴィッチ」（2000 アメリカ 監督：スティーヴン・ソダーバーグ 出演：ジュリア・ロバーツ アルバート・フィニー）

某日「狼よさらば 地獄のリヴェンジャー デス・ウィッシュ5」（1993 アメリカ・カナダ 監督：アラン・A・ゴールドスタイン 出演：チャールズ・ブロンソン レスリー・アン・ダウン マイケル・パークス）

「人狼 JIN－ROH」（1999 日本 監督：沖浦啓之 脚本：押井 守 声の出演：藤木義勝 武藤寿美 木下浩之 廣田行生 坂口芳貞）

某日「ある党員の履歴書」（1975 ポーランド 監督：クシシュトフ・キェシロフスキ）

某日「千里眼」（2000 日本 監督：麻生 学 出演：水野 美紀 黒木 瞳 柳葉敏郎 田 口トモロヲ 矢島健一 ）

「エニイ・ギヴン・サンデー」（1999 アメリカ 監督：オリヴァー・ストーン 出演：アル・パチーノ キャメロン・ディアス ジェレミー・フォックス デニス・クエイド）

「インサイダー」（1999 アメリカ 監督：マイケル・マン 出演：アル・パチーノ ラッセル・クロウ クリストファー・プラマー）