クッキー / HTTP Cookie
■ HTTP Cookie。クッキー。 Webサーバが利用者を識別するための仕組み。 クライアント(Webブラウザ)が、特定のWebサーバにアクセスすると、 サーバはサーバ名やID、有効期限などのクッキー情報をブラウザに送る。 ブラウザは、サーバから送られたクッキー情報を、 ローカルのメモリ上またはファイル上に保存しておく。 そして、次回以降、同じサーバにアクセスする時には、 このクッキー情報がHTTPヘッダに埋め込まれ、サーバに送られる。 サーバでは、この情報を元に、ユーザの識別や認証を行うほか、 擬似的に“セッション”を維持することを可能にする。 元々ネットスケープ社が開発した仕組みだが、 IEなど多くのブラウザが対応している。 クッキーは、暗号化の機能がないので、 クッキー情報は途中で盗聴される可能性がある。 また、クッキー情報は容易に書き換えが可能であり、 他人に成りすまして買い物をする、などが可能になっている。 クッキーにはこうしたセキュリティ上の問題もあるため、 ユーザ側でブラウザの設定を変更すれば、 クッキーの使用を拒否することができるようになっている。 以上。 2004/03/04 pm