EIGRP / Enhanced IGRP


■ ハイブリッド型ルーティングアルゴリズム。

  Cisco社が独自に開発した、
  ディスタンスベクターとリンクステートの両方の長所を併せ持つアルゴリズム。
  ハイブリッドアルゴリズムのルーティングプロトコルには、
  Cisco独自のプロトコルであるEIGRPなどがある。

■ EIGRP。Enhanced IGRP。

  シスコが独自に開発したルーティングプロトコル。
  内部ゲートウェイ・プロトコルであるIGRPを改良したものです

  拡張ディスタンスベクター方式。
  ディスタンスベクター型とリンクステート型の両方の特徴を併せ持つ。
  最大ホップ数 255。
  距離と方向を元にルーティングテーブルを作成するため、
  CPUの負荷が少ない。
  トポロジに変化が起こった場合のみアップデートを送信するため、
  帯域の消費が少ない。

  EIGRPは複合メトリックを使う。
  IGRPのメトリックは、
  @帯域幅 A回線の遅延B信頼性 C負荷 DMTU の5つだが、
  デフォルトでは、帯域と遅延のみを使用している。

  マルチプロトコルサポート。
  ネットワーク層プロトコルは、IP/IPX/AppleTalkの複数をサポート。

  EIGRP はクラスレスルーティングプロトコルで 
  不連続ネットワーク & VLSM をサポート。

以上。

2004/03/24 pm


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