HomePNA / Home Phoneline Networking Alliance
■ HomePNA。Home Phoneline Networking Alliance。
一般家庭に敷設されている既存の電話線を利用して、
高速な家庭内LANを実現するための標準規格を策定する業界団体。
タットシステムズムなど、米国のPCベンダ約200社が参加している。
すでに以下の3つの規格を策定している。
また2001年4月には、ITU-Tが正式に承認(G.989.1)した。
- HomePNA 1.0 1Mbps
- HomePNA 2.0 10Mbps
- HomePNA 3.0 100Mbps
Home Phoneline Networking Alliance (←英語)
■ 特長
特長(1) 既設の電話線網を利用して、
集合住宅やホテルなどの構内LANを構築できる。
特長(2) 電話・ISDN やADSLと使用周波数帯が異なるので、
同一の回線上に重畳できる。スプリッタも不要。
■ 製品
HomePNAネットワークは親機と子機で構成される。
いずれも、基本的にMACブリッジとして動作する。
各部屋間のセキュリティ確保するために、通常VLANをサポートする。
国内では、アライドテレシス、ルートテクノロジー、メルコなど
が製品化しており、価格は数万円程度である。
アライドテレシス HomePNA製品
■ サービス
HomePNAは、
キャリア各社のマンション・ホテル向けインターネット接続サービスで、
宅内配線として利用されている。
例えば、NTT東西のBフレッツ、FNJ、パワーバンドなどがある。
NTT西日本 Bフレッツ マンションタイプ
2002/12/08 pm