WSDL / Web Services Description Language


■ WSDL。Web Services Description Language。

  Webサービスを記述するための、XMLをベースとした言語仕様。
  現在、WWW関連技術の標準化を行なうW3Cによって標準の策定が行なわれている。

  WSDLは、Webサービスを利用したいユーザに対して、
  それぞれのWebサービスが、
  どこで、どのようなインターフェイスで提供されているのか、
  どのようなプロトコルで提供され、どのような機能を持つのか、
  それを利用するためにはどのような要求をすればいいのか、
  などの情報を記述するための言語である。

  WSDL文書は、Webサービスへのアクセス方法を記した仕様書に相当する。
  ユーザは、特定企業のWebサービスを固定的に使用する場合には、
  当該サービス提供者からWSDLを入手することで事が足ります。

  WSDLでは、データや操作を定義する部分が
  通信プロトコルに関する部分から分離しているため、
  プロトコルやエンコード形式などに関わりなくフォーマットを再利用できる、
  という特徴を持つ。

  開発はMicrosoft社、IBM社、Ariba社の3社が中心となって進められた。

以上。

2004/03/24 pm


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