片貝まつりへの誘い 新潟県小千谷市片貝町
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‘99年9月10日。 まつりのメイン、2日目の花火を見に行きました。 片貝まつりは、浅原神社の秋季大祭として行われ、いろんな催し物が 行われますが、メインは9日・10日の両日に打ち上げられる花火で す。 呼び物は、世界一大きな花火、四尺玉です。その他、三尺玉や 尺玉など、大型の花火中心のまつりです。 また、真昼に、三尺玉が 打ちあがります。 夜が普通の花火ですが、ここでは、昼でも花火が 楽しめます。 花火は、単発が多かったという印象を受けました。 しかしながら、 その単発のほとんが、尺玉です。まして、打ち上げ場所が近いため、 迫力は経験した中で、一番の満点でした。 万が一(事故)の場合を 心配したくらいに近かったです。 私が見ていた場所でさえ、花火が開 き切らないうちに、音が聞こえるほどです。 つまり 300m くらいと推定 されます。 私が見ていた場所よりも、さらに近い観覧場所が、たくさん ありました。 花火打ち上げ場所に、ふさわしい広い場所が無いという こと、昔から行われてきた行事ということ(浅原神社の秋季大祭)、 そして、町民の花火に対する情熱(昔は小さな花火だったので、現 観覧場所でも、じゅうぶんな保安距離が保てていた。しかし、時代の 変遷とともに花火が大型化したが、保安距離が花火大型化に、つい ていってなかった)、そういったものが、複雑に絡み合い、現在の姿に なっていると思われます。 花火の迫力を望む方には、最高だと思い ます。 単発の花火が多いのは、町民自らの寄付による花火、だから でしょう。 人気の高いスターマインは、金額の張るものです。一個人、 |
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あるいは一家で寄付できる金額ではありませんから、単発が多くなっているのです。しかし、その打上げかたに工夫があります。
例えば、「尺玉の5発同時打上げ」とか、あるいはスターマインと尺玉の共演?など、初めて見る打上げかたに、驚きを覚えました。
寄付もしないで、ただ花火を見に行ったスターマイン好きの私には、物足りなさと、不安感が残った花火大会でした。
この片貝花火は、自分の花火が打ち上げられるという優越感や満足感が、味わえます。 当日(夜)は、三尺玉が2発・四尺玉
が1発打ち上げられました。 三尺玉のうち1発は、筒割れで、打ち上げに失敗しましたが、後の1発と四尺玉は、見事に成功しま
した。 どこの花火大会でもそうですが、大きな花火になればなるほど、打ち上げ場所が遠くなります。したがって、打ち上げられた
花火も小さくなって、どれほどに大きいものなのか、見ている方ではわかりにくいものです。 大型花火と同じ場所から、尺玉
を一緒に上げるなりして、大きさが判別できるような工夫をして欲しいものです。
片貝まつりを楽しむには、「花火を寄付する」この一言に尽きます。
さぁ、皆さん。あなたも自分の花火を打上げてみませんか?言葉に言い表せない、感動が生まれます。
「片貝まつり」への問合せは、小千谷市観光協会よりも、片貝町の煙火協会の方が良いと思います。
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