Kanon鉄連
ここでは、京阪の香里園(こうりえん)駅について採り上げています。
京阪電車の香里園駅は、急行と普通が緩急接続する重要な駅です。また、成田山不動尊(大阪別院)の最寄りで、香里団地の玄関口でもあり、同志社香里中・高等学校や聖母女学院も近くにあって、利用の多い駅です。
香里園の由来は、現在「ひらぱー」(ひらかたパーク)で秋に行われる菊人形にあります。第1回菊人形は、明治43年10月15日、香里園で開催されました。この会場の名前を決める際、もともとの付近の地名は「郡」(こおり)だったのですが、「郡」では田舎臭いので、阪神電車の「香櫨園」(こうろえん)を真似て「郡」とかけて「香里園」にしよう、ということで決まったそうです。そして、これが付近の地名にもなっています。郡の方も「郡元町」という地名が、香里園駅のすぐ近くに残っています。尚、香里園での菊人形開催はすぐに終わり、大正元年10月16日に、枚方に移して開催されました。