JavaMail APIの使い方

 Javaアプリケーションで電子メールを送信/受信するには、 Sunが配布している拡張クラスライブラリ、JavaMail API を使うと便利です。これを使うと、

  • SMTPによるメールの送信
  • POP3やIMAPによるメールの受信
が可能になります。ものの本によると、 POP3のSunによるこうしたAPIの公開が遅かったこともあって、POP3に関しては、 サードパーティーからも同様のクラスライブラリがたくさん公開されているようです。

 JavaMail APIの使い方に関しては、 このページがたいへん参考になりました。 こうしたサンプルと詳細で分かりやすい解説を公開されている方には本当に頭が下る思いです。


JavaMail APIのインストール

 JavaMailを使うには、Sunが配布している2つの拡張クラスライブラリ、 JAF(JavaBeans Application Framework)とJavaMailのJARアーカイブが必要です。

 まず、JavaMailを入手します。 Sunの配布サイト からJavaMail-1.2.zipをダウンロードし展開します。 出てきた

  • mailapi.jar
  • mail.jar
  • smtp.jar
  • pop3.jar
を好きな場所にコピーして環境変数CLASSPATHに追加するか、 $JAVA_HOME/jre/lib/ext (Windowsなら例えば、C:\jdk1.4\jre\lib\ext)にコピーします。

 同様にJAFも入手します。 配布サイトからjaf1.0.1.zipをダウンロードし展開します。 出てきた「activation.jar」 をJavaMailと同じくCLASSPATHに追加するか、$JAVA_HOME/jre/lib/ext にコピーします。


サンプル

 簡単なメール送信クラス、受信クラスを作ってみました。 MailSender.javaMailPopper.javaです。

CLASSPATHに関する注意
 次のような例外が発生して??というときがあります。

javax.mail.NoSuchProviderException: No provider for Address type: rfc822

これはmail.jarに正しくCLASSPATHが通っていないのが原因なので、 RFC822を調べる前にそちらを確認しましょう!(o_oφ)

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(first uploaded 2002/01/19 last updated 2003/12/06, Urano398)

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