J2EE 1.3のインストール

次の環境で試しました。
OSJ2EEJava VM(J2SE)
Red Hat Linux 7.31.31.3
WindowsXP Home Edition1.3.11.4.0


Linuxへのインストール

  1. J2EEをインストールするには、 J2SE 1.3などのJava実行環境(Java VM)がインストールされていることが大前提です。 ここではJ2SE 1.3を /usr/local/jdk1.3 以下にインストールしたものとします。
  2. java.sun.comのJ2EEのページから、 次のものをダウンロードしてきます。
    ・J2EE SDK 1.3.01 for Linux
    ・J2EE IDE ToolKit 2.0 - fcs for Solaris and Linux
    ・J2EE SDK 1.3 日本語版追補 for Linux
    
  3. インストールしたいディレクトリの上で展開します。

    cd /usr/local
    tar xozf /the/path/of/j2sdkee-1_3_01-linux.tar.gz
    tar xozf /the/path/of/j2sdkee-1_3-linux-ja.tar.gz
    mv j2sdkee1.3 j2ee1.3
    

    ここでは分かりやすいように、J2EEのインストールディレクトリが /usr/local/j2ee1.3 となるようにしています。
  4. ログインシェルのスクリプトなどで、環境変数の設定をします。

    setenv JAVA_HOME       /usr/local/jdk1.3
    setenv J2EE_HOME       /usr/local/j2ee1.3
    

    また環境変数PATHには $JAVA_HOME/bin と $J2EE_HOME/bin を追加しておきます。
  5. J2EEサーバ(デーモン)の起動を試します。 J2EEサーバは、j2ee(EJBコンテナなどの機能をもつデーモン) と、cloudscape(旧インフォミックス=現在はDB部門が製品ごとIBMに買収された= の純粋Javaで書かれた軽量RDBMS、CloudScapeのデーモン。 CloudScapeはJ2EEに同梱されている) の2つのデーモンプロセスからなるので、順次起動します。 但し、j2eeを起動する際には、$J2EE_HOME/logs への書き込み権限が必要なので、 このディレクトリのパーミッションを確認します。

    % cloudscape -start &
    % j2ee &
    

    エラーならく起動できたら、停止方法も確認します。

    % cloudscape -stop
    % j2ee -stop
    


Windowsへのインストール

  1. java.sun.comから、 j2sdkee-1_3_1-win.exe をダウンロードして、起動するだけです。 インストール位置を求められるので、ここでは C:\Wintools\j2ee131 というフォルダにインストールしたものとします。
  2. J2EE絡みのツールを使うには、環境変数J2EE_HOME の指定が必要です。WindowsXPでは 「コントロールパネル」→「システム」→「詳細設定」タブ→「環境変数」ボタンを押し、 「システム環境変数」(テスト用ならユーザー環境変数でも可) に変数 "J2EE_HOME" 値 "C:\Wintools\j2ee131" を追加します。 以後、J2EEのインストールフォルダを $J2EE_HOME と書きます。
  3. コマンドプロンプトで

    cd $J2EE_HOME/bin
    j2ee.bat
    

    として、J2EEのWebサーバ兼サーブレット・EJBコンテナを起動します。

    J2EE server listen port: 1050
    Redirecting the output and error streams to the following files:
    C:\wintools\j2ee131\logs\HOSTNAME\j2ee\j2ee\system.out
    C:\wintools\j2ee131\logs\HOSTNAME\j2ee\j2ee\system.err
    J2EE server startup complete.
    

  4. Webブラウザで「http://localhost:8000/」 にアクセスします。「Default J2EE Home Page」というシンプルなページが表示されれば、 起動確認はOKです。
  5. j2eeを止めるには、コマンドプロンプトでCtrl+Cを押すだけです。


Webサーバのポート番号を変える

 Webサーバのデフォルトのポート番号は8000となっています。 これを変えるには、 $J2EE_HOME/config/web.properties の http.port= の値を変更します。 Tomcatと同じように $J2EE_HOME/conf/server.xml というファイルがあるので迷いますが、 こちらはダミー(!?)なので、惑わされないように注意(??)というところでしょうか。

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(first uploaded 2002/01/06 last updated 2003/01/13, URANO398)

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