Tomcatの「server.xml」などのアプリケーションの設定メモです。
個々のWebアプリケーションの設定は、Tomcat 4.0以前からの伝統で、 今でもserver.xmlの中に記述することもできます。 しかし現在は $CATALINA_HOME/conf/Catalina/localhost の下に、 アプリケーションごとに設定ファイル(.xml)を書いて配置する方が管理が楽だと思います。 Tomcat 5.5では、このディレクトリに既に 「host-manager.xml」「manager.xml」という2つのファイルが置いてあるので、 これと同様に自分でファイルを作って配置します。 Tomcat 6.0では、$CATALINA_HOME/confはありますが、その下にCatalina/localhostディレクトリがありません。 これは、自分でその名前のディレクトリを作って、5.5と同様の設定ファイルを置けばOKです。 以下は、「shitenapp01」というWebアプリケーションの設定ファイル、「shitenapp01.xml」の例です。
上記の例はRDBMSとしてhsqldbを使っています(In-ProcessモードではなくてNetwork Serverモード)。 RDBMSのJDBCドライバのjarファイル(hsqldbならhsqldb.jar)は、 別途入手して $CATALINA_HOME/common/lib に配置する必要があります。 factoryでJakarta Commons DBCPのものを指定することで接続ぷーリングを有効にしていますが、 Commons DBCPのjarファイルはTomcatが内蔵しているので、別途入手は不要です。 maxWait以下6つの属性はCommons DBCP由来のものなので、 詳しくはDBCPのホームページで説明が読めます。
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