| Java Web Start入門 |
Java Web StartでSwingアプリケーションを配信する手順を簡単にまとめました。
- (Swingなどの)GUIアプリケーションを開発し、そのクラスをJARファイルにアーカイブします。
-
アプリケーションを配信するWebサーバに、JNLPのMIMEタイプを設定します。
Apacheの場合は、conf/mime.typesに次のように書き加えます。
または、JNLPファイルを配置するディレクトリの.htaccessに、次のように書きます。application/x-java-jnlp-file jnlp
Tomcatの場合、Webアプリケーションのweb.xmlに次のように書きます。AddType application/x-java-jnlp-file jnlp
<mime-mapping> <extension>jnlp</extension> <mime-type>application/x-java-jnlp-file</mime-type> </mime-mapping>
- JNLPファイル「jwstest.jnlp」を作ります。
jnlpタグのcodebaseとhref属性は、このJNLPファイルを置くディレクトリのURLと、 そのJNLPファイルの名前です。 jarタグのhref属性は、配信するWebアプリケーションをアーカイブしたJARファイルを指定します。 JDBCドライバなど、その他のJARファイルがある場合には、jarタグを列挙して指定します。 最後に、application-descタグのmain-classは、 配信されたJARファイルの中から、Java Web Startによって起動されるアプリケーションのクラス (そのクラスのmain()メソッドからアプリケーションが始まるところのクラス) を指定します。 コマンドライン引数を指定したい場合には、 application-descタグの中にargumentタグを使って指定します。<jnlp spec="1.0+" codebase="http://localhost:8015/app16" href="jwstest.jnlp"> <information> <title>Hello JWS Test</title> <vendor>me</vendor> <offline-allowed/> </information> <resources> <j2se version="1.4"/> <jar href="jwstest.jar"/> </resources> <application-desc main-class="test.swing.LabelExample"/> </jnlp> - JARファイル、JNLPファイルをWebから見える場所に置きます(WEB-INFには置かないこと)。 これは、JNLPファイルの中の記述に合わせます。例えばここの例では、コンテキストルートに置いています。
-
JNLPファイルへのリンクを持ったWebページ「index.html」を作ります。
<html> <body> <h3>Java Web Startのテスト</h3> <a href="jwstest.jnlp">サンプルアプリケーション</a><br> </body> </html>
- アプリケーションサーバを起動し、Webブラウザでアクセスして確認します。 PCにJava Web Startがインストールされていれば、アプリケーションが起動されます。
% keytool -genkey -keystore mykeys -alias me パスワード：****** (mykeysファイルができる) % jarsigner -keystore mykeys target-application.jar me |
(first uploaded 2004/05/13 last updated 2004/12/22, URANO398)