THE 誕生日〜うぐぅの真骨頂〜




カチッ

「うぐぅうぐうぐ〜♪うぐうぐうぐうぐうぐうぐうぐうぐぐぅ〜♪」(目覚まし)

カチッ

今日はうぐぅの日(誕生日)か。

とりあえず、あゆフラグを立てなければ、ならないのだが

フラグうんぬんよりも、体が動かないんだ。

理由は昨日の一件(あぅーの日)で精を吸われ過ぎてボロボロになってしまったんだが、

どう今日というある意味、地獄の二日目を乗り切ろうか。

「大丈夫ですよ祐一さん」

「どわっ! 秋子さんいつからそこに!?」

「了承」

「答えになってないです(泣)」

「そんなことより祐一さん、体が動かないんですよね?」

「なぜそれを?(汗)」

「だって昨日、あんなに激しく(ぽっ)」

萌え、じゃなくてバレテーラ

つーかあんだけ暴れりゃバレるわな。

「ですから朝ごはん持ってきました」

「ありがとうございます秋子さん」

そう言いながら箸を取ろうとしたが、腕がピクリとも動かない。

ここまでくると本格的にヤバイんじゃないか? あぅーめ。

「OH!チョップスティックガトレナイヨー」

パニクルな俺。

「あら、祐一さん腕も動かないんですか?」

「そうみたいです(汗)」

情けないぞ、相沢祐一(泣)

「でしたら私が…」

そう言うと秋子さんは、おかずを箸で掴み左手を添え俺の方へってこれは!?

ま、ま、まさか!?

「はい祐一さん、あ〜ん(はぁと)」

やっぱりぃ〜(汗)

「あ、あ、秋子さん」

「あら? 食べずらいですか?」

「い、いやそういうわけでは…」

「それでは…」

と、言いながら秋子さんは、おかずを可愛らしい口へ入れて咀嚼した。

「ふ〜ひひはむ(祐一さん)」

どんどん秋子さんの顔が近づいてきて、そのまま…

「!?」

「ん、んぅ、ん〜」

秋子さんの吐息が鼻にかかる。

「「ぷは〜」」

その後、口移しは全部食べ終わるまで続いた……

      ・
      ・
      ・

まだ頭がぼぅ〜っとする。

「お味はどうですか? 祐一さん」

「え、味? 味は〜…」

思考能力を回復させ考える。

………なんじゃこりゃぁ!?

「秋子さんこれなんですか?」

「材料だけいいますと、朝鮮人参、ハブ、まむし、スッポンの身と血それにエキスです」

「す、すごい元気になりそうですね………ある部分がとくに………」

「ええ、きっとすぐに動けるようになりますよ………ある部分がとくに(ニヤソ)」

いやな笑みを浮かべる秋子さん、これからの展開が恐ろしい(泣)

「もうそろそろ効果が…」

「え? 効果って…」

ドクン

「な!?」

ドクン

心臓が高鳴りを上げる

ドクン

急激に血が回り始める

ドクン

ある一定地に

「あらあらあら(ぽっ)」

「はぁ、はぁ、はぁ…」

簡単に言うと、俺のマイサンがそりゃあもうすごいことに(泣)

「なんでこんなすぐに効果がでるんですか!」

「隠し味に特製ジャムを入れましたので、早さも2倍、効果も2倍です」

謎ジャムも日々進化しているんだなぁ(遠い目)

「もうそろそろ第弐波が来る頃ですね」

「へ? 第弐波って…」

ドクン

またか

ドクンドクン

さっきよりひどい

ドクンドクンドクン

まるで血管を這いずり回る蛇のよう

ドクンドクンドクンドクン

カラダガアツイ

「さぁ、祐一さん」

「ア、アキ、アキコ…サン、グォオオオォォォォ!!!」

「あぁ〜ん♪」

      ・
      ・
      ・

「ハァッ…ハァ…はぁ…」

昨日の二の舞いをしてしまったようだ(泣)

でも今回は理性がはずれたというより理性を壊されたから全面、俺が悪いのでは無いはず。

「落ち着きましたか? 祐一さん」

「えぇ、なんとか(汗)」

「今日の祐一さん、ワイルドで素敵でした(ぽっ)」

あぁ、なんて萌える表情なんだ、みんなにお見せできないのが残念だ。

「BGMは BORN TO BE WILD なカンジですね」

日本名はワイルドでいこうだ。

「ステッペンドウルフですね」

これを見てる人はわかるのか? こんなネタ。

「そんなことよりもう体は動きますね?」

「えぇ、そりゃあもう、なんならまた実証しますか?」

セクハラな俺。

「(ぽっ)私はかまわないんですが、今日はというよりこのSSはもとよりあゆちゃんのお話ですので…」

すっかり忘れてた。

「そうですね、それじゃ今日もぱーちぃーですね」

「ええ、今日も腕にのりをかけてがんばりますから」

「ありがとうございます、2人のために」

「お礼なんていいんですよ、2人とも私の大事な娘ですから」

「秋子さん…」

「それじゃまたあとで、プレゼントちゃんと用意しないとダメですよ」

ギックン

「え、えぇ(汗)」

      ・
      ・
      ・

さてどうしたもんか、またプレゼントは俺をやっても芸が無いし読めたもんじゃない。

     う〜む

きゅぴ〜ん

「ひらめいた!(カニパン風)」

待ってろようぐぅ、こいつで目にものいわせてやる。

      ・
      ・
      ・

さて、時も過ぎ、酒池肉林…じゃなかった、パーティーも終わりここからは大人の時間だ。

「あゆ」

「何? 祐一君」

「プレゼントやるから俺の部屋に来ないか?」

「え! ホント? 逝く逝く〜」

字が違うぞ、あゆ

「よし! それじゃ俺に付いて来い!」

「うん!」

「でりゃー!」

「でりゃりゃりゃ〜」

よし着いたぞ我が城へ、二階だけど。

「で、肝心のプレゼントだが」

「うん」

「すまん! 用意できなかった」

「えぇ〜!!!」

ものすごい目で俺を見る。

「そのかわりと言ってはなんだが、提案があるんだ」

「なに提案って?」

そんな目で見ないでくれ。

「なんでもゆうこと聞いてやる」

「なんでも?」

「あぁ、俺のできる範囲ならな」

「ホントになんでもいいんだね?」

「うむ、武士に二言は無い」

「じゃあちょっと待ってて」

そういうと急いで部屋を出て行く。別に今すぐじゃなくてもいいのにな。

      ・
      ・
      ・

待つこと五分。

「お待たせしました!」

「ボクの願いはっ」

別にそれをいわんでもいいだろう。

「これとこれとこれを着けて!」

渡されたのは、ロングのかつらに可愛らしい服に赤チェックのスカートだった。

「WHY?」

「なんでも聞くって…」

「ぐ…わかったよ、着ればいいんだろ着れば」

うぅ、何が悲しくて女装なぞせねばいかんのじゃ。(泣)

「どうだ?」

「………」

「あゆ?」

「萌え萌えだよ〜、祐一く〜ん」

男がそんなこと言われても嬉しくない、世の中には喜ぶ奴もいるが。

「鏡見てみなよ」

そう言って俺を鏡の前に立たせる、仕方なく鏡をのぞくとそこには…

「………」

「どう? 綺麗でしょう祐一君……この格好で祐一君は変かな? 女の子らしく祐ちゃんにしよう」

確かに鏡の中の女の子は綺麗だった、整った顔立ち、スラっとした背

まぎれもなくそこには相沢祐一はいなく、一人の女の子がいた。

「ゆう〜ちゃん」

「………」

しかし癖になりそうだ。

「うぐぅ、無視されてる、こうなったら〜えい!」

「おわっ!」

ぼふ

「な、何すんだあゆ」

「ふふふ、怯えた顔も萌え萌えだよ〜」

「や、やめ、きゃあ〜」

      ・
      ・
      ・

「うぅ、汚された(泣)」

あゆに女装させられるどころか、襲われるなんて(泣)

「かわいかったよ祐ちゃん、特に途中から本当の女の子みたいに…」

「言わないでくれ〜」

相沢祐一、末代までの恥だ。

「でもなんで女装なんて?」

「えっとね、真琴ちゃんの持ってる漫画の中にそういうのがあって…」

真琴め〜お前のせいで俺は、俺は〜

「ん? どうしたんだあゆ」

「うぐぅ、またむらむらしてきちゃったよ〜」

「は?」

「うぐぅ!!!」

ドカッ

「ぐぁ! あゆまさかまた、やる気なのか(汗)」

「もう、誰にも止められないよ〜」

がばっちょ

「萌え萌え〜」

「これがホントの、やまなし、おちなし、いみなしか〜!!!」




あとがき

6日遅れの誕生日SSです(汗)
どうもすいません。m(_ _)m
しかも内容は秋子さんSSなのか
あゆSSなのか紙一重な内容に(汗)
あと、俺のあゆはこんな変態じゃねぇとか
俺の祐一はこんな変態じゃねぇというのは
勘弁してやってください。m(_ _)m

それでは感想お待ちしてます。

書いた日 2002/1/13 UPした日 2002/1/13

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