ブルージュ

 お楽しみは鉄道の旅

 ベルギー滞在2日目は、「橋」という名の街、ブルージュで1日を過ごす。前の日にブルージュ行きの列車を調べたところ、ホテルから徒歩5分のブリュッセル北駅からは出ておらず、ブリュッセル南駅へ行かなければならないことがわかった。朝8時、ホテルのビュッフェで優雅な朝食をとった後、地下鉄に乗って南駅へ。この駅は大きすぎて、どこで切符を買っていいかがわからない。案内板に、英語表記が無いのだ。適当なカウンターで国内線の切符が買える窓口を教えてもらい、ブルージュまでの往復切符を購入。インターシティに乗って1時間弱の列車の旅だ。同じ列車には日本人も乗車していたが、その日本人を含め、半数以上の観光客は、途中のゲントで降りてしまった。ブルージュまで行った乗客はわずかだった。

 レンタルサイクルで運動しなければ

 ブルージュはあまり大きい街ではない。歩くには広すぎ、バスに乗るにも本数が少なくあまり便利ではない。ということで、駅で自転車を借りることにした。本当は街中まで行って借りた方が、レンタル料が安いことを知っていたのだが、そこまで行く手間隙を考えると、駅で借りてしまったほうが良い。カウンターへ行くと、切符売り場でクーポンを買って来いと言われる。切符売り場ではデポジット500フランを余計に支払った上に、パスポートまで要求された。パスポート要求するんだったら、デポジットなんか要らないじゃないか!! そう思うのは私の身勝手だろうか!? 

駅前から自転車でゴー! で、すぐにケツが痛くなった。道路がほとんどアスファルト舗装ではなく、石畳だったためだ。段差のガタガタの振動がケツにくる。それにハンドルを取られやすい。幸い、ブレーキは日本式だったため、苦労はなかったが。(アメリカでは、ペダル式ブレーキで、慣れるまで苦労した覚えがある。)

 目指すは当然「高いところ」

 初めての町へやってきたら、まずすることは、「周遊バスにのる」か「高いところに登る」である。町全体の距離と方位の間隔をつかんでおかなければならない。ということで、目指すは世界遺産の「鐘楼」である。途中、聖母教会の塔とみまちがいながら、マルクト広場の鐘楼に到着。早速塔に登ることにするが、内部は「366段」の階段らしい。ひえ〜。でも、仕方が無い。入場料100フランを払い、階段を登る。はじめは階段の幅も広く、100段ほど登ったところで、広い部屋へ出る。そこからさらに200段以上、上に上がるほど狭く細くなっていく螺旋階段を登っていく。エレベータつけてくれ!! ってかんじだが、もちろんそんなスペース的余裕も無く、人がすれ違うので精一杯といった感じの細い、そして急な階段を登る。まあ、眺めが良かったから(下写真)良しとするか。

 チ・ヨ・コ・レ・エ・ト

 何でも自発的にスケジブルージュも、ブリュッセルに負けず劣らず、チョコレートが美味しいらしい。せっかくだから、ブリュッセルには無い、チョコレート屋「プラリネッテ」でチョコを買う。美味い。ココナッツ系がちょっとダメだったが、カカオとかは最高に美味い。そしてソフト。

 この街は、街自体が観光地であって、これとうスポットがあれこれあるわけではない。町の名前となっている「橋」と「運河」をめぐることが観光である。よって、自転車も当ても無く、適当に街中を彷徨うことになる。途中、ダムの町まで足を延ばしたりした。運河沿いの自転車道を20分ほど走ったところにある。途中豚小屋らしきものがあって臭かったが。

 

以下、執筆中。しばらくお待ちください。

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