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第11楽章
『虚邪回路』
いきなり話が展開していたので、思わず前回録り忘れたかと思いました。(汗)
いえ、大丈夫だったんですが。(^^; こういう話の運び方もあるか〜と、ちょっと
やられたな〜と思った最初でした。(笑)
お話は、敵のドーレムにラーゼフォンが飲み込まれ、そのまま消えてしまい、
その中で綾人はトウキョウ・ジュピターに帰った幻を体験する。
しかし、その中での違和感に綾人は気づき、ここは自分の居場所ではないと、
自分がいるべき場所へ帰りたいと願った時、玲香が現れ綾人をドーレムから救い出し
てくれる。綾人は元の世界に、自分のいるべき場所へ帰っていくが・・・?
綾人の異変に、久遠もなんだかおかしくなってましたね。・・・やはり、二人には共通した
何かがあるのでしょうね。綾人はゼフォンの『オリン』=奏者であるが、まだゼフォンを
調律できない・・・。ラーゼフォンは『楽器』なんですよね。世界を正すための音楽を奏
でる事のできる楽器なのかと思ってます。私は、ですが。(苦笑)それを導くのが玲香
・・・なんでしょうか?でも、玲香にはまだ隠された『役目』があるようにも思えますが
ねぇ・・・。ドーレムの中での『現実』は綾人が望んだ『現実』。このなかで、母親である
麻耶と一緒に食事をしたりする所がありました。・・・綾人はやっぱり『家族』というもの
に憧れているのだろうかと感じました。食事に母がいて、綾人がいる・・・。
そんな些細な日常が綾人の望み・・・なのかもしれません。
・・・でも、今は闘うしかないんですね。綾人は。(;;)
第12楽章
『黒い卵』
・・・久遠が妖しさ大爆発の話でしたね。これ。(笑)
久遠が、眠りから目が覚めなくなり、綾人たちは心配する。が、突然目覚めた久遠は、
ライフモジュールも付けずに歩き出す。そして、そこには・・・玲香が現れ、久遠も『オリン』
だと言う。そして、久遠は歌を歌う。玲香が、ラーゼフォンが歌うように・・・。その時、空に
『黒い卵』が現れ・・・?
この話の中で、昔、裏切った者という写真の中に綾人の母であった麻耶の姿がありまし
たね。麻耶は・・・。綾人の本当の母親・・・なんでしょうか?世界がまだ一つだった時、
こちらの(?)世界にいたのなら、その可能性もありますよね。どうなんだろ?
久遠も『オリン』だという事は、ゼフォンに乗る資格があるということ・・・ですかね。
やっぱり。そして、久遠の乗るゼフォンはあの黒い卵から生まれる・・・んでしょうか?
ラーゼフォンが白い卵から『生まれた』ように、あの『黒い卵』からも何かが『生まれる』ん
でしょうか?光と影のような存在・・・ラーゼフォンを『光』とするなら、『黒い卵』は『影』の
存在・・・になるんでしょうか?そしたら、久遠は・・・?
財団の人たちも、『まだ目覚めてないのに、卵にいたずらしてはいけない・・・』
などの発言があったり、なんなんでしょうね・・・あの人たちの真の目的は・・・?
第13楽章
『人間標本
第1号』
だんだん、謎が謎を呼ぶ展開ですね。(^^;
今回は初めてMUフェイズ反応が出たという「人間標本第1号」について話が展開して
いきましたね。前回、ラーゼフォンの中にいたという久遠。何故、綾人しか乗れないはず
のラーゼフォンの中に久遠がいたのか・・・。遥は久遠について調べ始めます。
そして、久遠の出生から現在を追っていくうちに、自らの過去と絡めながら話が進み
ました。学生時代、樹と遥は付き合っていたこと、もともと、遥はトウキョウにいたこと。
など、少しずつ遥の過去が垣間見えました。そして、遥はまたあの『時の祠』に行き
ます。そこで、記者の弐神が思いがけない資料を遥に渡します。それは、「人間標本
第1号」の資料で、それを見た遥は愕然とする・・・。
そんな中で久遠の見舞いに訪れた綾人と遥。綾人は久遠に楽器はできないと言うが、
久遠はオリンは奏者なのだからできるはずだ。と言う。そんな時、遥と樹は二人で
話し合っていた。昔の話を。そして・・・。
樹と遥は前に付き合っていたんですねぇ。でも、樹は自分は身代わりでしかない、と
言う言葉・・・。遥は樹を通して違う”誰か”を見ていたんでしょうか。
久遠の過去。垣間見えた記憶の断片。バーベム卿のもとにいたらしいですね。久遠。
そして、麻耶との関わりもあるようですが。『久遠なら解ってくれる』何を解ってくれると
言いたかったんでしょうか。う〜ん。(^^;
そして、「人間標本第1号」は久遠だったのか・・・。何なんだろう、久遠って。(汗)
綾人の遥に対する気持ちもなんだか変化が出てきましたね。
しかし、遥の味覚はちょっと怖いものがありますね〜。(汗)・・・納豆に砂糖・・・。
・・・おいしいんだろうか。(謎)綾人は結構美味しいといって食べてましたが・・・。
あ、でも、ご飯にマヨネーズは美味しいと思います。結構。・・・いえ、あんなにかけては
食べないですけど。(苦笑)
第14楽章
『鏡の中の
少年』
綾人は、前回の遥と樹のキスを見てから、遥とも口をきかなくなっていた。
そんな中で新しい戦力の『ヴァ―ミリオン』が完成、パイロットはエルフィ。完成を
喜ぶエルフィ達をよそに八雲は、こんなものを増やしても何もならないと言う。それに
腹を立てたエルフィは八雲と倉庫で話をするが、その時、八雲は言ってしまう。
綾人にMUフェイズ反応が出ていたことを・・・。それを聞いたエルフィは戸惑う。
ヴァーミリオンが完成すれば、闘いを嫌っていたあの少年が笑っていられる時が来ると
信じていたエルフィだったが・・・。それの八雲達の会話を偶然聞いてしまった綾人は
そこを飛び出していく。そんな綾人に、八雲は『君は君なんだ。人と人は繋がって
いるんだよ』と言うが、綾人には簡単には届かない。そんな中、D1反応が現れ、
『僕は、僕だから』と言う綾人は出撃していくが・・・。
この回、おいしかったのはやっぱり亘理さんでしょう。(笑)功刀さんとのやり取りで、
ヴァーミリオンを見ながら二人の会話はすごくシリアス。なのに、最後は・・・、
                 『・・・八橋食べる?』
・・・この間が絶妙でしたね。(笑)
前回の遥を見てから何となくすねてますね〜綾人は。(^^; ろくに会話もしないし。
せっかく信じられる人たちだと思っていたのに、八雲の口から聞いてしまった、自分の
事・・・。エルフィはMUフェイズが出た綾人を信じる事ができないと言います。
それまで、一緒に闘ってきた人なのに・・・。ムーリアンは人ではないんでしょうか?
同じ姿をして、同じように生活をしているのに?誰が正しいのかも、間違っているのかも、
何もかもが霧の向こうにあるみたいです。でも、エルフィの言葉は悲しかった・・・。
そんな中で遥が得た情報。叔父である六道に娘がいた事、その娘は結婚して、姓が
『神名』になっていた事・・・。これはやっぱり麻耶なんでしょうか。となると、綾人は?
樹と一色の会話の最中にも『時間』がもどったりしました。『時間』・・・。それが意味する
のはなんなんでしょうか・・・。
第15楽章
『子供たちの夜』
だんだん話が深刻に・・・。(−−;
この話は、真、樹、ヘレナの過去のお話でしたね。
・・・3人はバーベム財団の中で育てられた子どもで、ヘレナはバーベムの血を引いて
いる、と言うこともあってか、二人に対して威厳的な態度を取っていた。
そんなある日、真は一つの『生き物』を見つけ、エサを運ぶ。これは、バーベムでは
『泥人形』と呼ばれていたが、真はこれに愛着をもつ。
『こいつにだって、きっとパパとママがいるはずだ。』
その思いで、いつか外の世界に返してやりたいと願うが・・・。
・・・この話、まずきになったのは、『先生』と呼ばれていた人が真にそっくり(というか、
そのもの)だった事。これは、最後になってわかるんですが、彼らは同じ、泥から
作られた『泥人形』でしかなかったんです。他の二人より普通の子どもらしい感覚を
持っていたの真なのに・・・ただ、パパとママに会いたいと願っていただけなのに、
それも彼にとっては叶わないことだったんですね・・・。悲しかったです。
バーベムがどう言う思いでこの悲しい『泥人形』達を作り出したのか・・・。
それに、『失敗作』という彼らの残骸を見ていると、ドーレムに見えたんですが・・・。
この繋がりは・・・。

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