クリスマスのディスプレイが目立つ。
暖かい色のイルミネーションに頭が痛くなる。
12月なのでもうクリスマス気分らしいです。お店は。
敬虔なキリスト教徒でもなく、世間の風潮にまったく興味の無いつまんない人間にとって、
クリスマスとは酒と濃ゆい味の鶏肉の食える日である。
それにもありつけないこともある。。。
そう
敬虔なキリスト教徒でもなく、世間の風潮にまったく興味の無いつまんない人間
だからだ。
祈りも無ければデコラティブで贅沢な飾りも無い。
でもサンタのミニドレスを着た女の子たちはかわいいと思った。
クリスマスの日は正確にはキリスト生誕の日ではない。
でもなんかの祭りがなぜかキリスト生誕祭にされてしまったらしい。
民間信仰は常に犠牲にされる。
無理やり形を変えられたり、地位を貶められたり。
蛇の形をした神は、悪魔になった。
地母紳は悪魔にもなったし、
「ブラックマリア」として黒い聖体が教会に飾られたりしてる。
クリスマスと言えば思い出がある。
忘れもしない、わたくしがまだ幼稚園の年長さんであった時の話です。
12月25日、クリスマスでした。
その頃、まだ乙女で内気でおばかさんだった私は、クリスマスプレゼントが楽しみでした。
しかし、朝起きると枕もとにプレゼントがありません。不満と疑問をかかえたまま友達の家へ。
集まった友達は皆何かしらプレゼントを持っています。
?????
ええ、
「いそらちゃんサンタさんからプレゼントなかったの?」
「悪い子にしてたからだよ」
と言う具合に詰められまして。
泣きましたよ。
はっきり覚えております。
父親はプレゼント買ってたらしいんですけど、
24日呑みに行って帰ってこなかったんですね、
それでわたくしにプレゼントを渡せなかったらしいんですが…
なんだよクリスマスって。
子供にとって何もしないでプレゼントがもらえる日でしかないじゃないか。
もらえない子供はいじめられるんだよね。
子供の頃はクリスマスが宗教的な祭だなんて知らなかった。
お地蔵様等の土着信仰と混ざったような仏教的、神道的習慣は
日本文化圏にいるのでなんとなく感じていたが、
それ以外の宗教的な概念は、存在すらも理解していなかった。
でもね、キリストの誕生を祝えば、梵鐘をつき、神社でおみくじをひく日本人の節操の無い習慣も
好きなんですよ。
楽しそうな文化はなんでも取り入れようという感覚は良いと思う。
それにこの仏教、神道、キリスト教の三つを取り入れようとする独特な風潮は、
日本の歴史的背景がさせているものですから「文化」なんです。
神道が発足し、仏教が輸入され、キリスト教の欧米諸国に追いつこうと欧米の行事を取り入れる。
そこに、古くは政治的戦略が、現代は企業の戦略が入るわけですが、
そういう国なんですね。日本は。
私もパーティーは好き。理由は何でもいい
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