2001年萌えキャラベスト10
 私もこの一年、東京へ進出したり収入を得るようになったりと、ずいぶんとカルマを高めました。せっかくだから今年の総決算として、「2001年萌えキャラベスト10」をやりたいと思います。頃はちょうどクリスマス。日本ではクリスマスは一番好きな人と過ごすということになっていますので、私も好きな萌えキャラの思い出と一緒にこの夜を過ごしているのです。

特別表彰

まず、「萌え」とはちょっと違いますが、今年を総括するにふさわしいキャラを個人的に特別表彰しておきたいです。

特別表彰 垣原雅雄(殺し屋イチ)

 今年4月に連載が終了した「殺し屋イチ」。ラストは賛否両論ありますが、「ラストがダメだったからこの作品はダメ」という評価はあまりにももったいなすぎます。ともかくとんでもないマンガでした。  で、この怪作で最大の魅力を醸していたのが、マゾやくざの垣原。強烈なビジュアルに奇想天外な攻撃の数々。その1コマ1コマにくぎ付けにされるオーラは、「萌え」と言ってもいっこうに差し支えないでしょう。と昨年末から今年初頭にかけての最終決戦はとことん笑わせてもらいました。  そしてこの年末からは、映画が上映されています。原作ファンとしてどんな出来になるか戦々恐々でしたが、キャラ造形が全然違いながらキチガイの総量では全く原作とひけをとらない、これもまた傑作でした。浅野忠信の垣原、かわいすぎました。やっぱり「萌え」です。

特別表彰 春町小萌(エイケン)

 2001年のオタク界で決して無視することの出来ない事象が、「エイケン」大ヒットでしょう。私も当初相当バカにしていましたが、今では「ちゆメモ」に掲載されるほどのエイケニストです。ということでエイケン世界の代表格であるバスト111cm小学生、春町小萌が特別表彰です。なんというか、エイケン好きというのは、子供の頃はかっこ悪いと思っていたビグザムやザクレロが、最近になってカッコイイと思えるようになったのに似ているような感じがします。

特別表彰 G3(仮面ライダーアギト)

 前シリーズ「仮面ライダークウガ」が面白かったせいで、どうも不安でならなかった「アギト」ですが、案ずるより産むがやすし、クウガ以上の傑作でした。そしてその面白さのかなりの部分が、G3システムという新機軸のライダーにありました。ともかく最初から、装着に時間がかかる、弱い、北條さんが装着員になる、逃走する、氷川君根性だしなさい、と飛ばしまくったG3とその周辺。V1システムが出てきたりG3−Xを翔一君が装着したりしたときには、いったいこのシリーズはどこへ行っちゃうんだろうかと心配になりましたが、どうにか来年初頭にはちゃんとした決着を迎えそうです。

ベスト10

なんか特別表彰の方が今年らしくていい感じですが、こっちが本来のベスト10でです。

第10位 園崎さん(ぷろぶれむちゃいるど)

 ヘタレな主人公の前に現れた、萌え萌えだがむちゃくちゃ強い天然少女まりや。でもその正体は男だった、と文章にしてしまえばおとなしめですが、チャンピオンに第1話が掲載されたときはそうとう衝撃的だった「ぷろぶれむちゃいるど」。この作品が9話で打ちきりになったことに関しては(もちろん大人の事情も察しますが)まだ根に持っています。ともかくこの作品からはまりやではなく、空手少女の園崎さんが受賞です。周囲では絵が古いなどといわれていましたが、なんせ格闘描写が良くって、そのために殴られるシーンも多かった園崎さんに萌えたのです。だからなんでこれが…(まだ根に持っている)

第9位 大阪(あずまんが大王)

 あずまんが大王、マンガ喫茶で読んだのは今年になってからで、単行本を買ったのも9月なのですが、読んでみて人気の理由が納得できました。もともと単行本を買ったのは、とある掲示板のあずまんがパロディに参戦するためだったのですが、いざ手元に置いてみるといつの間にか何度も何度も読んでしまっていて、あずまんがのガシャポンもコンプリートしちゃってました。映画を見に行ったのは余計な行動だったと思いましたが。  もともとこの作品は作品全体で萌えワールドを展開しているので、誰に萌えるとかを判断するのは非常に難しいのですが、とりあえず映画版で一番セリフの多かった大阪に代表して受賞してもらうことにします。

第8位 衛(シスタープリンセス)

 「妹萌え」という特殊であるべきジャンルに、12人のキャラを投入するというかなりとんがった企画「シスタープリンセス」。この情報が私の方に届いたのはやはり今年になってからで、友人ははなっから敬遠しましたが、この世界に身を置く人間として、これを避けるわけにはいかないだろう、ということでアニメを見、オフィシャルキャラクターブックを買い、ゲームも買いました。最初はネタとして楽しんでいましたが、そのうち衛がお気に入りだということに気がつきました。

第7位 まは(しゅーまっは)

 「しゅーまっは」に関しては、昨年連載が始まったときから好きだったのですが、今年に入って中だるみし、戦力不足かと思われたときにこのまはが投入され、一気に戦局の打開に成功。チャンピオンを代表するマンガとしてその地位を確立しました。それほどのインパクトのあるキャラでした。その後もどんどん新キャラが投入され、いつの間にやら9人もの萌えキャラを抱えるようになってしまいました。でも最初余剰戦力だと思っていたゆまさんも、最近になって萌えるようになってきたので、萌えというものは不思議なものです。

第6位 琥珀(月姫)

 今年はあまりエロゲをやったという印象がなく、そのためエロゲからのランクインが少ないのですが、2001年最高のエロゲを挙げろというなら、文句なしで最強の同人ゲーム『月姫』でしょう。とはいえ初プレイ時の評価は「うん、これは面白い」のA−ランク止まりだったのですが、それを一気に「最高だよこれ!」のSランクまで引き上げたのは、翡翠トゥルーエンドの琥珀さんでした。幼い頃に金田一(少年じゃない方)で恐怖の刷り込みを受けていた私は、あの終わり方に完全に心を奪われてしまったのです。もちろん、普段の琥珀さんや『歌月十夜』ではっちゃけてる琥珀さんも萌えます。

第5位 飛鳥ももこ(も〜っと!おジャ魔女どれみ)

 私は萌えにもバランスを考えてしまう性質で、「今年のおジャ魔女は新メンバーが出ます!」という予告があったときには「いまさら増やして、絶対に余剰戦力だ」と思っていたのですが、第2話にさっそく泣いてしまったのが良かったですね。一気に萌えさせてくれました。まあその後は『へっぽこハーフ枠』というポジションにすっぽりと収まってしまいましたが。

第4位 翡翠(月姫)

 琥珀さんが作品を通しての受賞なら、翡翠は純粋な萌えキャラとしての受賞です。料理がからっきしという点で、メイドとしての戦力はあきらかに琥珀さんよりも低いのですが、またその不器用さが良いというか。淫夢のときはかなり来ました。Hシーンは主人公をたしなめたくなるくらいエロかったです。タナトスも最高でした。翡翠バスタオル欲しいです。すぐ売り切れそうですが。

第3位 雨宮さん(ななか6/17)

 ともかく私は『主人公のことが好きだけど、結局片思いなライバルキャラ』というのが大好きで、昨年から今年序盤にかけて書いていたAIRSS「川口茂美の特別な夏」も、川口さんをそういうキャラにしようとがんばっていたのですが、その点で単行本2巻に収録されている14話〜16話の雨宮さんの葛藤というのは、自分のやりたかったことを完璧に形にされていて、悔しい思いをしました。感動したので心地の良い悔しさですが。
 ただ34〜35話の告白シーン(単行本では4巻で引きになっている)で、へたれたのはちょっと残念です。そのせいで最近はすっかりななかの引きたて役になっちゃってますが、たまには牙を取り戻した雨宮さんも見たいものです。

第2位 メテオさん(コメットさん)

 そもそもコメットさんは、始まるということすらも知らなかったアニメで、第1話を見たのもたまたまチャンネルを換えたから、それも最後のほうだけ、というありさまだったのですが、第2話の予告でメテオさんが出てきたのを見て、「オレはこのキャラに萌える!」と確信し、案の定萌えました。なにしろ素直じゃないライバルキャラというのが大好きで、それが泣くというシチュエーションはもう反則です。ちなみにPSOの持ちキャラにもなりました。

第1位 長門かよこ(も〜っと!おジャ魔女どれみ)

 今年の萌えキャラ第1位に輝いたのは、どれみのサブキャラ、長門かよこちゃんです。私の属性上、サブキャラ有利のランキングですが、子供番組でここまでインパクトの強烈なキャラはいませんでした。
 まず次回予告で見た姿からストライクコースだったのですが、その次の日曜日、初登場シーンがいきなり吐いてるところ。さっき泣くのは反則と書きましたが、かよこちゃんはもっと反則です。で、どれみのおせっかいによってだんだんと心を開いていくかよこちゃんで、ラスト、どれみちゃん達と一緒に登校することになったのですが…また吐きそうになって途中で帰っちゃいました。
 これには私も脳髄をガツンとやられました。「まあちょっとヌルいけど、子供番組としてはいいだろう」と納得と安心をしてテレビを見てただけに、いきなりどん底に突き落とされました。これによって、私の中に『嘔吐少女萌え』という新たな萌えの鉱脈が開拓されてしまったのです。
 その後の回で保健室登校までこぎつけ、そして前回でついに教室に帰ってくることができ、ようやくサブキャラの中でも屈指のシリーズとなったかよちゃん話は決着したのですが、前回の教室に戻るシーンは、「来るか? 来るか?」と手に汗を握りながら見て、吐きそうになったときには「やっぱり来たー!」と思わず拍手喝采を送ってしまいました(その後のみんなが「私の服に吐いていいよ!」と上着を差し出したのもすごいシーンでしたが)。もう吐かなくなるのは残念ですが、かよこちゃんには幸せになって欲しいですね。


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