ルーツを探せ!

自分は一体どんなキャラに萌えて来たのか?
本当の自分の属性は何なのか?
今こそ萌えの根源(ルーツ)に目覚め
発表する時が来た!
 「私を変えたゲームたち」で順を追って書いてあるように、2年前の「ToHeart」から私の黒歴史は始まり、今では何の抵抗もなくゲーマーズで買い物のできる人間になったわけだが、もちろんそうも簡単にこっち側に転んでしまったのには、私自身にそうなるだけの歴史的背景、いわゆる潜在能力(ポテンシャル)があったに違いないわけで、今回はさらに過去を振り返り、現在の私の萌えの傾向(属性)を形成するに至ったキャラクターたちを列挙してみようと思う。

神谷曜子(ときめきトゥナイト)

 太眉・つり目・お嬢様という、ライバルキャラの三大要素をすべて兼ね備えたキャラクター。
 「ときめきトゥナイト」が始まった当時、私は小学校低学年であったが、姉が「りぼん」の定期購読を開始するほどこのアニメが好きだったため、一緒に見ることになった。魔族の女の子・蘭世が、あれこれ魔力を使ってドタバタやりながら典型的男キャラである間壁くんと仲良くなっていくという話であるが、こんな話が成功したのも、恋敵である神谷曜子が、強烈なライバル属性を持っていたからに違いなく、彼女のキャラの立ちっぷりが、現在の玉木麗香(おジャ魔女どれみ)萌えや雨宮さん(ななか6/17)萌えに代表される、私のイジメキャラ愛を形成していることは間違いない。
 ちなみに最近、マンガ喫茶であらためてりぼんコミックスを読む機会があったのだが、やはり神谷曜子は素晴らしいキャラだった。魔力を使うことができ、その上魔界の王子や若手俳優などにやたらともてまくる蘭世に対して、魔法で犬にされたり魂を抜き取られたりする曜子さんはむしろ不憫で、無意識であれ当時の私の眼力は間違っていなかったのだと、再認識することができた。

エル(Theかぼちゃワイン)

 私には間違いなく明らかな好みの傾向がある。「女の子の身長は高ければ高いほどいい」というものだ。これは三次元も一緒で、グラビアなんかを見るときにも3サイズよりも先に身長の方に目がいってしまう。なんでこんな性癖ができてしまったのか考えてみると、どうやらそのルーツは小学校時代に見た「かぼちゃワイン」にあるらしい。
 高くて重い女の子・エルが、「春介くん、だーい好き!」とばかりに、背の低い男を追い掛け回すというアニメ。本放送は見ていた記憶がないのだが、夏休みや春休みの午前中にやっていた「こどもアニメ劇場」では、なぜか必ず「パーマン」や「オバQ」たちのローテーションの一角に食い込んで、毎日毎日「エル、エル、エルは何のエル?」という主題歌を聞かされることになった。もっとも当時の私は、どうもこのアニメが苦手で、まともにストーリーを追ったことがなく、「春介くんの実家は下着屋」「エルたちが通っているのはサンシャイン学園」程度の細切れの設定しか覚えていないのだが、それだけ苦手意識を持っていたということは、裏を返せばそれほど印象が強かったということであり、そんな印象を持ちながら無視しつづけたというのは、それこそエルに対する春介くんの態度と一緒だったわけだ。ちなみにエルの本名は朝丘夏美というらしいが、今調べてやっとわかった事項である。

ナディア(ふしぎの海のナディア)

 中学生の当時、友達の家かどこかでたまたまアニメ雑誌というものを読む機会があったのだが、新番組紹介の中にたまたま見つけたのが、このナディアの絵。そのとき私は、雷撃のようなショックを受け「この番組は見ねば!」という強迫観念にとらわれてしまった。当時にそんな言葉はなかった筈だが、いま思えばこれが『萌え』であり、おそらく私が初めてはっきりと認識した『萌えキャラ』であった。
 それまで姉の見ているアニメに便乗する形で(無意識的に)萌えを発散していた私にとって、自分の萌えだけのためにアニメを見るということに対してとんでもない後ろめたさを感じ、自室にMSXのモニタの為に備え付けてあった古いテレビにアンテナをつないで、親の「ご飯食わへんのかーっ!」という声を無視しつつ、映りの悪いNHKを見つづけていた。その後台風によって自室の屋根の上(はなれだった)のアンテナが曲がってしまい、NHKは完全に映らなくなってしまったので、自らに「ナディア禁止令」を発令することで、萌えの感情を無理やり抑え込むことにした。
 というわけでナディアに関してはあまりいい思い出がないのだが、この抑圧した感情が、今になって噴出しているのかもしれない。もっともそのとき自分に正直に生きていたとしても、単に今の場所に早く到達していただけなのかもしれないが。ちなみに同じころ、私が「きんぎょ注意報!」の単行本を買っていたというのは、現在においても最重要機密に位置する事項である


時の流れの中で
わずかでも私のページに立ち止まってくれた君に…
…ありがとう。

NEVER END

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