週刊 自分が好きな本

ここは、個人的に気にいっている本を紹介します。

一応、週刊。土曜日あたりに変える予定です。

第22回

「日出処の天子」

白泉社 山岸凉子

 

え〜、簡単に紹介すると

ホモで超能力者の聖徳太子が

気狂いの女の子と結婚する話。

 

・・・ウソじゃないぞ。

 

有名なマンガなのでちょっとマニアな人なら

名前は知っているでしょう。

絵は今の人たちにはちょっと抵抗があるみたいだけど

設定とかは全然、今でも通用する。

しかし、現状として「LaLa」「花ゆめ」を読む世代の人たちには

山岸凉子の「絵」がどうしてもなじめない感じみたい。

数年前に確かLaLaで山岸凉子が

「封印」って言うマンガを連載していたことがある。

ピラミッドの発掘の話で、なんとなく「日出処の天子」の

雰囲気を感じさせて結構期待していたんだけど

突然の打ち切り。

たぶん絵で判断して最初から読まない人が

沢山いたんじゃないのかなぁ…。

ちなみに「封印」はタイトルを変えて

別の雑誌で完結したけど、たぶん当初の予定と全然ちがうラストに

なったんだと思う。

もったいない限りだ。

 

で、絵についてだけど

パースが日本画なんだよね。

要するにパースがない。

もちろん全部が全部ってワケじゃないけど

キメのシーンでは大抵やっている。

それがカッコイイんだよね。

このマンガならでは表現でしょう。

 

歴史が嫌いな人でも全然読めるので

マンガ読みなら読んでおいて損はない作品。

上の写真の花とゆめコミック版は絶版なので

文庫版とかで読んでみよう。

どうしても花ゆめ版で読みたい人は

セットで買った方が良いよ。

後半にいくにしたがって手に入れるのが難しいから。

 

 

もどる

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル