市販されているニキシー管表示装置と電源を使った時計です。
ニキシー管は170V程度の電圧が必要となり
初心者の工作は危険かと思いキットを使用しました。
使用したキットはここで市販されている物です。
このキットは表示装置のみですので
制御部分は独自に作る必要があります。
自分はPIC16F84Aを使用しました。
上記サイトでは回路図も公表されていますので
自作する事も可能です。
4桁で良いのであればここで時計のキットが市販されています。
制御部分のみです。
RB0〜3が数字、RB4〜6が桁となっています。
ボードの対応する端子に繋げてください。
ボタンは
RA0:アジャスト、RA1:−、RA2:+、RA3:モード
となっています。
RA4にはブザーが繋がっており、アラーム等に使用します。
PIC16F84 |
1 |
オシレータ 10MHz |
1 |
抵抗 5.6k |
1 |
抵抗 10k |
4 |
2SA1015 |
1 |
セラミックコンデンサ 0.1μF |
2 |
セラミックコンデンサ 33pF |
2 |
レギュレータ 7805 |
1 |
電解コンデンサ 100μF |
1 |
プッシュスイッチ |
4 |
ユニバーサル基盤 |
1 |
ニキシー管6桁表示ボードキット |
1 |
ニキシー表示ボード用電源キット |
1 |
その他、ケース、電源等。
ソースは汚いので公表はご勘弁を。
時計の機能は
1:時計、2:ストップウォッチ、3:タイマー、4:アラーム
となっています。
これらをモードボタンで切り替えます。
1:時計
+ボタンで、12時間、24時間、分秒10ミリ秒の切り替えが出来ます。
−ボタンで、正時の11秒前になるとカウントダウンを始める機能の
ON、OFFの切り替えが出来ます。
アジャストボタンで、時計合わせモードに入ります。
時計合わせではモードボタンで桁の変更。
+−で修正です。
桁が秒の時は+で0秒へのリセットになります。
2:ストップウオッチ
−でスタート、ストップ。+でリセットです。
1時間以上になると、10ミリ秒は表示されなくなります。
モードを変えても動きつづけます。
3:タイマー
−でスタート、ストップ。
+でリセット。
アジャストボタンを押すことで時間の変更が出来ます。
99時間59分まで設定できます。
0になると約2.5秒間、ブザーがなります。
モードを変えても動きつづけます。
4:アラーム
+でアラームオン。
−でアラームオフになります。
表示は0がオフで1がオンになります。
アジャストボタンを押すことで時間の変更が出来ます。
アラームは表示が時計の時にしか動作しません。
また、1度なるとオフになりますので、ご注意ください。
表示がニキシー管という以外はこれといってたいしたことはしていません。
表示部分のハードは7セグに変更しても特に問題はないと思います。
とにかくニキシー管が使いたかったので
7セグにするととたんに普通の時計になってしまい
面白くないとは思いますが。
ニキシー管のカウントダウンはなかなかカッコいいです。
不明な点、間違い等がありましたらご連絡ください。