「錬金術研究会はアンゴルモアの大王と取引していた!」
記者 1年丙申組 朝日奈徹[H152045] 新聞部所属
学園随一の怪しい人材と怪しい書物を集め、隠れた魔窟となっている錬金術研究会であるが、アンゴルモアの大王と裏取引していたという情報が寄せられている。 なんでも、人類が滅亡しても蓬莱学園だけは大丈夫なようにというのが目的だそうだ。 その代償に何を要求されたのかは、明らかにされていない。 なお、この件について錬金術研究会の会員に取材してみたところ、I会員は次のように述べた。 「あら、私はそんな信用のおけない取引なんかいたしませんけど。でも、召喚会も盛んですから。そういえば、先日、大物の召喚にもう少しで成功するところだったと聞いていますわ。もしかしたらその事かしら?でも、アンゴルモアの大王が本当に召喚されていたら、宇津帆島など、軽く吹き飛んでますわよ」 とはいえ、錬金術研究会の会員には、かのたそペンと二足の草鞋を履いている者も多い上、錬金術研究会そのものが、実は蓬莱学園を揺るがしかねない陰謀をたくらんでいるという噂もある。今後の動向に注目される。 (8月22日) |